やっぱりシトロエンBX ボビン！！

昔、昔、大昔に乗った「シトロエンBX 初期型」愛称「ボビン」です😆🎵🎵

BX-TRS だったかな？
1600ccで、停止からの加速はダメダメでしたが、一度走り出してしまえば市街地、ハイウェイ(高速道路)では、そこそこ走りました。

まず、このデザインに殺られました。
流石ベルトーネ！！
そして、代々引き継がれている空力性向上の為に、覆われたリアフェンダー。
カバーで一体化されたバンパー、GSから見事に変身したスクェアなデザインは、斬新としか言い様がありません。
特に初期型(ボビン)では、リアクォーターガラスが配置され、リアフェンダーのデザインを気にしないように工夫されていたと思うのは、私だけでしょうか？
乗り心地は、国産車やライバル？ゴルフよりも大きく、ふっくらとしながらも芯が有り、身体をしっかりホールドしてくれるシートは、走れば走るほど気持ち良く感じました。

シトロエンと言えば、当然オイルによるハイドロシステムですよね。
これは、未だに絶妙としか言い様が無い、素晴らしい乗り心地でした。
特に高速道路では、やや非力にもかかわらず、時速100キロを越えるとどっしりと落ち着いた、ハンドリングとサスペンション。それは、新幹線に乗っているような感覚です。路面の段差音は、カタンと拾いますが、身体には感じないのです。
この時代の国産車は、まだまだスピードを出すほど、手に汗しながらのクルマが多かったので、とても驚きました。
残念だったのは、お漏らし！
緑色LHMオイルがしょっちゅう漏れました。6年間乗りスフィアは5回ほど交換しました(^^;
軽量化を意識したのか、ボンネットや大きなリアハッチドアは、ABS製でした。持ち上げる時はとても重かったのですが(笑)

もうひとつ初期型(ボビン)の特徴は、当時でもかなり早い採用だった、メータークラスタースイッチですネ(^^)v
デジタル技術が、まだまだだった当時はデジタル感を出す為だったのか、GS等から受け継がれた、ボビン式スピードメーターが有名過ぎますね。
タコメーターは、LEDの連鎖点灯式、いわゆる流れるやつでした(^^)
しかし、このクラスタースイッチがとても使いやすく、(あれほど嫌っていた)女房も、未だにあのホーンボタンは使いやすかったと言います。
ステアリングから手を離さずにほとんど操作が出来るのです。
特にホーンボタンはクラスタースイッチの右下にセットされ、横押しなので瞬時に操作出来ました。
浮いているように見えると言われる、ステアリングも、やはりベルトーネデザインを感じないます。
中期、後期型では、リアクォーターガラスが無くなり、この最大の特徴だったクラスタースイッチ(ボビンメーター)が廃止され、ドアミラーは(親御さんの)プジョーと同じになりました。またフロントのウィンカーも、大きくベッドライトに合わせられました。プジョー色がとても強くなり、真のBX好きは初期型(ボビン)のみしかBXと認めません(^^;
P.S.都市伝説と言われる、アレやりました。40キロ位まで出しました(爆)