7年ぶりに新調した冬タイヤの馴らしのため北海道へ長距離ツーリングに出発
7年前も同様のことを行いましたが、一番走行距離が長かったのが前回の馴らしのツーリングだったけどw
初日:11月2日(水)
仙台港フェリー埠頭から乗船
延々と高速道路を走行したくないし、気合の入る峠などない場所で慣らし運転したいこともあり新品のスタッドレスで北海道を走行するのは都合がいい。
夕食は、とりあえずの船内レストランでバイキング食ですが、特に可もなく不可もなくですが、高いし食べ過ぎてしまうのが困りものです。
二日目:11月3日(木)
小雨降るなか苫小牧港に11:00着、
昼食を帯広市内の「あじ福」の「中華ちらし」に決定!14:00閉店なんで休憩を取らずに13:30頃に現地到着。
肝心の中華ちらしの味は、個人差はあるけどB級グルメから昇格するのは微妙なところですね
(-_-;
さて宿泊地は、いつも泊まる宿はいっぱいということで釧路市内のビジホへ、いつもの郊外の宿だとどんだけ鹿が出てくるかドキドキしながら走行することとなるが今日は安心♪
高速に乗る前に、微妙な景色でしたが十勝牧場の白樺並木で撮影後、
土産の調達に柳月へ大量の土産をゲットし初ソフトクリームは
「十勝の小豆味ソフトクリーム」でした、
味は普通にすればよかったかな〜でもここのコーンに関しては一番おいしいと思うけどw
柳月を出た時点では4時前でしたが、天候のせいもあるが暗くなっており、北東へ来ると日が短くなるのを忘れておりました。
慌てて音更ICから道東道で釧路市内に17:30頃到着
飲み屋街で定番のザンギ等を飲食し温泉入浴し就寝
三日目:11月4日(金)
以前から食べている鮭番屋で通常は「ごはんと焼き鮭」の激安の朝食をいただくが、
みん友さんのブログに誘惑され「イクラ食べ比べ丼」を食べてしまい、宿代と変わらない朝食代を使ってしまう・・・
その後、S660も満タンにして北太平洋シーサイドラインに入る
この辺は難読地名エリアで読めない集落名が次から次へ現れるが、ほとんど読めませんねぇ
スタッドレスタイヤというリスクが有るので安全運転でコーナーをクリアしていくと、前方に太平洋がキラキラ輝いていたので、すかさず停車し写真を撮る。
R44に入り移動開始、通常は厚岸大橋を渡り北太平洋シーサイドラインのセカンドステージに入るのですが、R44で厚岸の市街地をスルー
今回の目的は「別寒辺牛湿原」をジックリ見ることも目的だったので「水鳥観察館」脇にあるという撮影スポットに急ぐが、風景写真を彩るJR花咲線の車両とR44走行中にスライド・・・約2時間に1本の列車を逃してしまい。
一度「厚岸町内」へ戻り、厚岸蒸留所のウィスキーをゲット出来ればと思いましたが抽選でないと買えないことが判明!
抽選に当たっても送付できないので、また取りに来い的なシステムだったため購入をスゴスゴ断念し、以前見た「根釧ソフトクリームマップ」に記載のある森高牧場に行って牧場直営のソフトクリームを食す(今思えばこれが今回唯一の牧場直営ソフトでした)。
気を取り直して、一時間前に撮影地に到着!
12時頃に通過する列車と別寒辺牛湿原を撮影
※「別寒辺牛湿原」は長くなるので別にブログ作成する予定です。
別寒辺牛湿原を後にして北上すると浜中町の茶内に入る、さっきソフトを食したばかりですが、このエリアに来たら外せないハーゲンダッツの原料の牛乳を使用したソフトクリームを食べに「コープ浜中」へ行くも昨日で今年のソフトクリームは終了しましたとのこと・・・
タカナシ牛乳の工場前のS660もがっくりです。
以前来たときは、色々トッピングした記憶があるので今回は普通のを食べたかったのに・・・
文句言ってもしかたないので、その場で昼食を予約
今回も700gではなくハーフの400gで注文!
出発するも、この根釧エリアは曲がる道を一つ間違えるだけでとんでもない目に合うので、別海までのカーナビの設定を最短にセット、国内有数の大酪農地帯を突っ切ります。
すると、以前も登った名もなき鉄骨展望台が見えてきた、
思いもしない再会でしたが登ってみると、相変わらず最上部の床がベコベコしていて、高いところも平気な自分でさえ端に寄れない感じですねw
でも道東の展望所ではココが一番好きなんでナビに感謝です。
そこから10分もかからず「ロマン」へ到着
ここの「ポークチャップ」を一時間前に注文しておりました。
ライス小とポークチャップ400gが本日の昼食でしたが何とか完食、毎回、最後の方は飽きてくるか口が荒れてくるという感じになるのが自分の食レポです。
本日の宿は、知床のウトロなので、北西の方角に進路をとる。
途中で開陽台に4年ぶりに到着、
見晴らしが良いが既に日は傾き日没間近となっており、
この後のルートを最短の根北峠経由に決定し駐車場で一枚、
北19号線の直線路で一枚撮影後、根北峠へ
※根北峠は、知床半島の付け根部分を根室地方と北見地方を結ぶ幹線の峠で峠の頂上が分かりづらい、タイトなターンはあまり無い。通常の観光だとこれより半島の先の知床横断道を使用する場合が多いが、今回は既に冬季閉鎖です。
本日の夕焼けは、かなり紅いので、峰浜の天まで続く直線路で写真を撮ったら凄いだろうと思い根北峠をハイペースで走破しましたが、着いた時はすでに遅し・・・
峰浜の直線路は春分の日・秋分の日前後は、道の先に日が沈むので夕日が沈む瞬間を見ることができたら凄いです、特に路面が濡れていた場合は黄金色に輝くそうです。
自分が6年前の秋分の日に撮ったのがこれでした(路面が濡れていないし微妙な条件ですが)
本日も写真家で溢れていたらしい(残っていた人から聞いた)。
この場所から左側にオホーツク海を見ながら(暗くて見えないが)一時間でウトロのホテルに到着、知床は例のKAZU1で観光客が減って大変だとのことなんで贅沢にも貸切露天風呂の宿をチョイスしましたが、入浴中に突然の雹というか霰がバンバン降ってきて痛いのなんのって
(;´Д`)
確かに来る途中沖合のほうで雷が光っていたが・・・
せっかくの露天風呂だったので傘をさして意地でも入浴続行しましたw
三日目:11月5日(土)
8時過ぎの出発、ウトロから知床横断道をチョコっと登り知床五湖方面へ寄ってから帰ろうと登りはじめると道路左側に夕陽や流氷に埋め尽くされた海を見る有名な景勝地「ペシ岬」があるので、
S660を停め海に向かって今春の海難事故の方々に黙祷をしていたら、茂みの音と同時に黒い物体が70mほど道路の先に見えたので、最初はゴツイ猫だなあと思いましたが(小熊のようでした)、熊じゃん!!と気が付き目を逸らさないようにS660に乗り込みました。
※上は黙祷する前に撮ったペシ岬の写真
S660に乗り込みましたが、熊は逃げません、バイクが来て事件が起きたら大変だと思い、低速高回転状態で熊に進撃しアクセルオフすると、期待通りのブローオフバルブの音が鳴り熊ちゃんは茂みの中に逃げていってくれました。
母親が近くにいて逆襲される可能性まで想定していませんでしたけど・・・・
そういえば7年前の同じ時期にここに来たときはS660が鹿に囲まれて、クラクションもブローオフバルブの音も効かなかった記憶があり、これがホントのシカトかよ!と一人でニヤニヤしていたことまで思い出したw
熊との遭遇があったので、知床自然観察センターの知床財団に熊との接触情報を報告し念願の「知床で熊と会っちゃったよ♪ステッカー(仮称w非売品)」をゲット!
自然保護と観光と安全に関しては難しい問題ですね、トラベラーとしては、どう行動すべきか常に自問自答しながらこのエリアを通過しております。
今回は、初めて生身でヒグマに対面したので、ドキドキ感は半端ない感じでした。
以前は林道や船上で見ましたが・・・・
ステッカーをもらい知床五湖を覗きウトロを後にする。
斜里-小清水-網走とオホーツク海沿いに北上し、久しぶりの能取岬へ
写真を撮りナビ任せで、富良野方面へ
毎度毎度の遠軽経由で紋別道かと思っていたら、右折ポイントに旭川直進の案内が・・・
新しい道路でも出来たのか?と思い案内表示に従って高速に乗ってどこまでも行くと陸別町の小利別まで行ってしまい、まさかの十勝地方へ向かう高規格道路だったとは・・・
できれば北見西IC付近に旭川行き出口とかの表示が欲しいかな〜
陸別町に入ったのはラリージャパンで陸別サーキットの特設コースに見学した時以来かな、懐かしいやらという感慨を持ったが、迷走リカバリーのためショートカットし石北峠の手前に出るが、既に前回給油後530km走行のS660のガソリンのメモリがあと2つ・・・次の上川のGSまで80km位なんで、冬季でもあるし安全を期して留辺蘂まで15km戻り給油
三日目に関しては、なんと昼食無しで走りどおしでした。
石北峠はアイスバーンでしたが既に1,000km走行し馴らしの終了したスタッドレスでしたので問題なく走行できました、しかし上川にある新しい日本酒の醸造所の営業時間に間に合わず、今晩の宿「白金温泉」へひた走り18:15に到着。
四日目:11月6日(日)
窓から外を見るとS660と路面には雪が積もっており、雪が溶けるまで温泉に入る。
9:30頃に出発。青い池付近は標高が高いのである程度の雪は残っていましたが、
個人的なドライブコースの路面はドライコンディションで午前中は走って撮ってと最終日を楽しみました。
ただ、日曜日なので気の利いた食堂も混雑しているようで、昨日に続き昼飯抜きになるのを避けるために、
上富良野町でお約束のビール購入する際に近所にある「多田精肉店」の限定「豚サガリ弁当」を購入し富良野市麓郷付近で景色を見ながらいただきました。
※上富良野町では豚サガリ肉が推しらしいですね、弁当の肉は歯ごたえがありました。
そういやここ10年購入している「サッポロclassic富良野vintage」は、今回は宅急便で送りました
(^^)/
さすがにS660にビール4箱は積めませんねw
今回は5時前に苫小牧港フェリー埠頭に到着!
夕食は、セイコマのカツ丼弁当+αという、帰宅時の定番メニューを食し1,500kmの冬タイヤ馴らしツーリングを終えました。
今週、同様に購入していたレクサスのタイヤ交換あるけど、もう馴らしする暇ないなw