• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2022年10月09日

K1600GTLメンテ:エアフィルター、前後ブレーキ・クラッチ各フルード交換

K1600GTLメンテ:エアフィルター、前後ブレーキ・クラッチ各フルード交換







8/19に1回目の車検をユーザーで取ってから、9月のシルバーウイークにロングツーリングへ出掛ける予定でしたが、全然乗る機会がないK1600GTL。

11月中下旬にロングツーリングを計画していることもあり、メンテは進めています。

走行ペースは3年で21000km強。

レガは5000km程度に1回は交換しているエアフィルターを20000km強走行で初めて交換しました。

レガはスーパーチャージャ追加によってエアフロへの吹き返しによるアイドリングのハンチングが発生したため、対策としてノーマル位置から大きく下側に延長したところにエアフィルター:キノコスポンジを設定していますので、交換するのにバンパー右側を外さないとならないという面倒臭さがあります。


が、K1600GTLもエアフィルターの設置位置がタンク後端・シート前側のカバー下で、この取り外しのために沢山のボルトやカバーを外す必要があり、結構面倒臭いです・・・。


さて、左右基本的に同じですが、最初にカウル前部にある走行風をある程度体に当てるための可動式の風導板(ウインドデフレクター)を開けて、内側にあるプラカバーを外し、中にあるボルト2本(タンク上部右側のカバーと右側ミドルカウル外側を止めている)を外し・・・



タンクカバー(左右・中央)をシート前部で固定している5本のボルトを外し



タンク上部左右のカバーを外すと見える中央カバー・タンク下部左右のカバーを上部で固定している左右各3本のボルト(画像は左側)とハンドルバー下のタンクカバー前部でタンク下部左右カバーを固定しているボルト(画像なし)を外します。



海外の動画(初期型K1600GTL)を見ると、これでタンク下部左右カバーを手前に引けばカバーが外れるはずですが、マイナー後中期型K1600GT以外はミドルカウルのデザインが変わっており、どうも左右下部タンクカバーが左右ミドルカウルとボルト止めされているようで、ミドルカウルを固定しているミドルカウル前部のフロントウインカー上部ボルト・ミドルカウル後部の2つのボルト・ウインドデフレクター下にある小さな樹脂クリップを外してミドルカウル上部を横に広げ・・・



内側にあるボルト2本を外して



ようやくタンク下部左右カバーを手前に引いて外せました(汗。



海外動画を見ると、初期型はタンク左右ともカウル前部からエアクリーナーボックスへ風導ダクトが付いているのですが、中期型だと右側にはエアクリーナーへの風導ダクトはなく、タンクカバー上部にポッカリ穴が空いている状態でした(汗。
まぁ、エアは水が直接当たらず、高温でないエアが吸えれば良いですが・・・。





左側はカウル前部からダクトでエアクリーナーボックスにエアが風導されています。



カウル前部左側のダクトエア吸入部分↓



2分割式のエアクリーナーボックスはボルト3本で固定されているで、これを外してエアフィルターを外します。



外したエアフィルター外側↓



新しいエアフィルターはAmazonで3000円強の適合タイプを購入。絶対的な性能を求めている訳ではないので、特に純正や高めのフィルターは選びません。



21000km走行前後を比較すると、やっぱり汚れてますから、エア吸入効率も下がって抵抗が増えてるでしょうね。



ダクトと一体のエアクリーナーボックス前部を外して一応中をキレイにしておきました(おそらくカウル前部からの風導ダクトから入ったアブ死骸が一つあるだけでしたが)↓



新しいエアフィルターを入れ替えて、カバー類を戻してエアフィルター交換は終わり。





一度やれば要領が分かるので半分以下の時間で出来るでしょうが、今回はタンク下部左右カバーとミドルカウルを止めているボルト左右合計4本に関する情報が皆無だったので、予想以上に時間が掛かりました(約2時間)。


続いてクラッチフルードの交換。

左側エンジン後ろ側のカバーを止めている3本ボルトを外すとクラッチフルードのブリーダープラグが見えます。





クラッチフルードリザーバータンクの蓋を開け・・・



タンク内のフルード(ブルー)を吸い取ると結構汚れてて透明度が落ちてますね。



ブレーキフルードはAmazonで購入した古河薬品工業(KYK) ブレーキフルード BF-4(DOT4)を使用。



リザーバータンクにブレーキフルードを継ぎ足しながら、ブリーダープラグを緩めて抜き取りチューブを介してブリーダーボトルにクラッチラインのフルードを抜いて交換しますが、ブリーダープラグの径が細くナット径も6㎜と小さいのでフルードを漏らしながらの抜き取りになりました(汗。

まぁペーパータオルをブリーダープラグ周辺に当てがいながら作業を進め、フルードが触れた部分を良く拭きとっておきましたので、周辺塗装などが痛むことはないでしょう。


次にブレーキフルード交換。

クラッチと同じくリザーバータンクの蓋を開けてパッキングを外し・・・





1000km点検時にブレーキフルードをDで交換してもらっていて、その時のフルードの元々の色が分かりませんが、黄色でクラッチフルードほど透明度は落ちてない感じ。



クラッチを使う回数に比べてブレーキを掛ける回数が少ないので、当然でしょう。

右側キャリパーのブリーダープラグからラインのフルードを抜き取り・・・



ちなみにキャリパー左右でブリーダープラグのナット径が異なっていました(右:8㎜・左10㎜)。何ででしょう?


最後にリアブレーキのフルードを交換。

リザーバータンクにはシート下右側カバーのところに単に金属板2本で挟まれて固定されているので、手前に取り出してネジ式キャップを外すと、やはりフルードは黄色で透明度はそれほど落ちていないですね。



リアキャリパーのブリーダープラグはフロントとやっぱり違って11㎜(笑。クラッチも含めて全部のブリーダープラグ径が異なるって統一感の無さは何なんですかね。





フルード交換は同じ要領ですね。

フルード容量を調整してリザーバータンクを元に戻し・・・



最後にエンジンを掛けてクラッチの繋がり具合とブレーキレバーの握り手応え・ブレーキペダルの踏み応えでエア噛みがないことを確認して作業終了。


クラッチに比べてブレーキフルードの交換の方が楽でした。

フルード交換は3か所合計で2時間程度、エアフィルター交換を含めて4時間強でした。

ブログ一覧 | バイク | 趣味
Posted at 2022/10/09 22:56:40

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

関連記事

クラッチレリーズ交換【DUCATI ...
だっく916さん

320dのメンテナンス
papasunsさん

<FD>リヤブレーキキャリパOH・ ...
ritsukiyo2さん

今年最後のメンテナンス
でんでん丸さん

先日の作業のご紹介(zc33s キ ...
チョンタさん

クラッチシリンダー
Yoshi★さん

この記事へのコメント

コメントはありません。

プロフィール

クルマ弄り、鉄道模型が好きな中年です。 実は、バイクにも乗りたいのですが、家族が許してくれません。学生時代、FJ1200にUSヨシムラの爆音マフラー入れてブイ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/6 >>

      1
2345678
910 1112131415
16171819202122
23242526272829
30      

リンク・クリップ

愛車一覧

BMW K1600GTL BMW K1600GTL
2018年から設定された特別仕様車OPT719の2019年度モデル。本来受注生産モデルの ...
スバル レガシィツーリングワゴン スバル レガシィツーリングワゴン
2005年11月にBP5C Tuned by STI 5速マニュアル(2015年GDB ...
ホンダ N-BOXカスタム ホンダ N-BOXカスタム
8月上旬、ネット情報・Dのパンフレットのみで先行予約して発注。 3か月半で納車。9インチ ...
ホンダ CB1300 スーパーボルドールSP ホンダ CB1300 スーパーボルドールSP
発注して8か月待って2023年6月20日に納車。 30周年記念モデルのスーパーボルドール ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation