• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

OX3832のブログ一覧

2022年10月15日 イイね!

日光41.3秒の壁を乗り越えるには?

日光41.3秒の壁を乗り越えるには?苦戦を強いられた先日の日光でしたが,「なんで今回はこんなに苦戦したのかなぁ~?」と過去のブログを色々見返してみたところ,毎回「気合」と「努力」と「根性」で41.3秒を出していたようです(苦笑).

「やっぱり,走行前に日光を舐め過ぎていたんだな・・・」と反省し,現状の私の実力が41.3秒レベルという事を再認識したのですが,その一方で,クルマの仕様やコンディションが色々変わっているのに,毎回41.3秒で頭打ちというのも不思議なので,何かヒントがないか?と色んなデータを比較してみたいと思います.

まずは,41.3秒近辺のタイムを集めてみると,

 '20/11月 ・・・ 41.354 (S1:9.654 S2:18.238 S3:13.462)
 '22/04月 ・・・ 41.331 (S1:9.653 S2:18.202 S3:13.476)
 '22/07月 ・・・ 41.451 (S1:9.607 S2:18.189 S3:13.655)
 '22/10月 ・・・ 41.349 (S1:9.504 S2:18.208 S3:13.637)

一番最初に41.3秒を出したのが2020年だったようで,2021年は何をやっていたんだ?とブログを見返してみたところ,ミッションブローでの不出走やウェットでタイムが出せず,といった事情があったみたいです.タイムの推移を見てみると,S1が少しずつ速くなっている一方,S3は0.15秒くらい遅くなっているようですね.


次に,クルマの仕様を振り返ってみると,

 '20/11月 ・・・ フロントタイヤ:A052
 '22/04月 ・・・ フロントタイヤ:CR-S,ギヤ比変更,LSD変更,車高調変更,点火DI化
 '22/07月 ・・・ フロントタイヤ:A052,アンダーパネル装着
 '22/10月 ・・・ フロントタイヤ:A052,フロントバネレートダウン

うわっ! 今気づきましたが現在の自己ベストはCR-Sが持っているんですね(う~ん・・・).タイムと仕様の変化点の相関をとってみると,'22/04月はエンジン+駆動系のアップデート分がタイヤのグリップダウンで相殺されている感じなのかな? '22/07月と10月でS3が遅いのはアンダーパネル装着による重量増(約5kg)の影響かもしれませんね.低速セクションは車重の影響が大きいので11~12コーナー辺りが遅くなっているのかも?




続けて,現地のコンディション比較.

 '20/11月 ・・・ 気圧: 991hPa  気温:不明  路面改修前
 '22/04月 ・・・ 気圧: 998hPa  気温:17℃  路面改修後2ヵ月経過
 '22/07月 ・・・ 気圧: 981hPa  気温:30℃  路面改修後5ヵ月経過
 '22/10月 ・・・ 気圧:1002hPa  気温:22℃  路面改修後8ヵ月経過

こうして見ると,今回は比較的'22/04月のコンディションに近かったみたいですね.ただ,'22/04月と大きく異なるのは路面改修直後か否かといった部分でしょうか.さすがに8ヵ月も経った後では'22/04月に走った時ほどの感動はありませんでしたね(単純に慣れちゃっただけかもしれませんが).また,見方を変えるとA052⇔CR-S間のグリップ差を'22/04月は日光の路面が補ってくれていた可能性がありそうです.




最後に,今回の'22/10月を基点としてロガーデータを比較してみます.

【'22/10月(青) vs '20/11月(緑)】



上段が車速,下段がタイム差です(下に行くほど今回の方が速い).公式の計時では今回(青)の方がS1は0.15秒速くなっているのですが,どうやらこれは3~6コーナーの区間で稼ぎ出しているみたいです.足回りのセッティングとしては今回(青)の方が良かったという事なのでしょう.6コーナーで多少の行き来はあるものの,その後は10コーナーまで全くタイム差が変わらず,高速区間では何も変化がなかったようです.
(折角アンパネ付けたのに,この結果は少し悲しいですね・・・)

'20/11月(緑)の方が圧倒的に速いのは,10~11コーナー間で瞬間的には0.5秒も上回っています.ブレーキングポイントはさほど変わらないように見えるのに,この差は一体どこからくるのでしょう? 最後の11~12コーナーは今回(緑)の方が速い事からS3の0.17秒の遅れの原因は,10コーナーのブレーキングにあるようです.あと,先述のS1の稼ぎ所と同様に,11~12コーナーのS字の切返しも今回の方が速かったようですね.切返しのステアリングレスポンスは決して良くないのですが,縁石の走破性やトラクションの掛かりは今回の足回りの方が良いという事なのでしょうか・・・?


【'22/10月(青)vs '22/04月(緑)】



近いコンディションでのA052(青)vs CR-S(緑)比較とも言えます.2・6・8コーナーを見てみると,ドライビングの違いが読み取れ,CR-S(緑)の方が全体的にダラダラ減速してアクセルONも遅いのですが,アクセルを踏んだ後の加速力は良く,各コーナーの終端速度で比較するとほぼ同じです.'22/04月(緑)は路面の改修から間もないので,それで蹴り出しが良かった可能性もありますが,'22/10月(青)の方が車重は増えているので,それで加速が鈍り,相対的に良いように見えている可能性はあります.

また,今回(青)の方がS1で0.15秒速いのは,1~2コーナー間のドライビングの違いが要因になっているようですが,S3の0.16秒の遅れは原因がよく分かりませんね.'20/11月は明確に10コーナーのブレーキングに問題であったようですが,ここではそれほど差がないようにも見えます.


【'22/10月(青)vs '22/07月(緑)】



コンディションは違いますが,フロントのバネレート比較とも言えます(青:12キロ 緑:14キロ).減速はやはり12キロ(青)の方が早い事が読み取れますが,ここでも3~6コーナーは今回(青)の方が速く,足回りのセッティングはやはりこちらの方がベターなようです.6コーナーの立ち上がりでは'22/07月(緑)に遅れをとっていますが,波形を見るとアクセルの踏み始め自体は早いのに,その後で失速しているようなので,今回(青)の方がフロントタイヤがタレていたんだろうなぁ~と思いました(なんせ,このタイム22周目に出してますし).見方を変えると,フロントタイヤがタレる前にこの走りが出来れば,0.15秒は稼ぎ出せた,と言えるのかもしれません.

その後は計測誤差レベルの違いしかないので,10℃の気温差は20hPaの気圧差で吸収されたようですね.ここから推測するに,'22/07月の時点で既に路面の改修効果は失われていたんだろうなぁ~と思いました.


以上を纏めると,タイヤがタレていなければ(もう少し早いタイミングで同じは走りが出来れば),あと0.15秒は縮められそうです.

足回りのセッティング的には今回の方が日光に合っていて,ステアリングレスポンスは悪いのに,縁石の走破性とトラクションの掛かりの良さがそれを上回る結果を生んでいるようです.'20/11月の時のスプリングはHYPERCOの10キロでしたから,それより高いバネレートであるにも関わらず,走破性が良くなっているのは,HALスプリングの特徴なんでしょうね.



今回の結果から,改めてHYPERCOよりもHALの中反発の方が私の好みに合っていそうだなぁ~と思いました.現状のフロント:HAL,リア:HYPERCOだと若干前後の動きにチグハグ感があったので(これが1本目で思ったほどタイムが出なかった理由の1つでもある),リアもHALスプリングに揃えてみようかなぁ~?と思いました.

あとは,10コーナーに謎の詰め代が0.25秒くらい残っているようなので,どうすればこれを刈り取れるか?はまだ分かりませんが,タイヤのタレ分の0.15秒と合わせれば,理論値的には40秒台に手が届きそうである事が分かりました.

恐らく今年の日光は今回で最後なので,来シーズンまでには詰め代を見出して,それをきちんと刈り取れるように腕を鍛えておきたいと思います.
Posted at 2022/10/16 00:14:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日光サーキット | 日記
2022年10月14日 イイね!

0.4秒をどこで稼いだのか?

0.4秒をどこで稼いだのか?「気合」と「努力」と「根性」で,EF8の先輩に何とか0.02秒差まで食らいついた第6戦でしたが,今回の日光はかなり苦戦させられました.

先輩との差がどうこう言う前に,「普通に走って遅い」という状況にホント参りました.アレが悪いとか,コレが悪いとか,あそこを失敗した,ここを変えてミスった,といった問題点は一切なく,ただひたすらに遅いというのは対処のしようがなくて困りますね・・・.


とはいえ,最終的には1本目→3本目で0.4秒(厳密には0.39秒)削り取っていますし,ドライバーの腕で何とか出来る代が大きいのが日光というコースなのでしょうね.TC1000とは違った意味でドライビングの精度が求められる事を実感した今回の走行でした.


さて,その削り取った0.4秒ですが,1本目→3本目で,ドライビングの何をどう変えて0.4秒を稼ぎ出したのか? 次回走行時のためにここで一度纏めておこうと思います.

まずは,サンプリングデータの集約.

【1本目:41.739】


 S1:09.779
 S2:18.273
 S3:13.687

【3本目:41.349】


 S1:09.504 (-0.275)
 S2:18.208 (-0.065)
 S3:13.637 (-0.050)

セクターのタイムを見ると,削り取った0.4秒の半分以上をS1で稼いだようですね.ただ,S2・S3も,まさに「努力」と「根性」で0.05秒ずつ削り取ったようです.


ついで,コンディションも確認.

 1本目 ・・・ 気圧:1005hPa  気温:22℃
 3本目 ・・・ 気圧:1002hPa  気温:22℃

2時間の時間差がありますが,曇り空だったという事で,ほとんど気温は変わっていなかったようです(恐らく路面温度も同等かと).ただ,3本目になると,前日のドリフト走行のタイヤカスが掘り起こされて,路面自体はかなり汚かったですね(特に4コーナーが酷かった).


では,ここからいつもの通りロガーデータの比較です(1本目:青 3本目:赤).



全体的に見ると似たような波形ですが,細かく見てみると,各コーナーでちょっとずつ走らせ方を変えているのが窺えます.どこかのコーナーでドーン!と一気に稼いだ訳ではなく,1つ1つのコーナーをチリツモで搔き集めて,最終的に0.4秒差に繋げたようです.細かく見てみましょう.


1~2コーナー



3本目の走行開始前,タイムの削り代が見えなかった時に,最初に頭に浮かんだのはやはりコレ(↓)でした.



TC1000での事前テストで,フロントのバネレートを14キロ→12キロに落とした結果,ブレーキングでクルマがよく止まるようになったのですが,ここから「日光だとブレーキングで止まり過ぎになっているのでは?」と仮説を立てました.つまり,「ボトムスピードが遅過ぎる」って事ですね.

ボトムを落とし過ぎないためには,ブレーキング時の踏力を落とせば良いのですが,走り込み不足の日光でそれをアジャストするのは難しい事から,踏力コントロールではなく,ブレーキを早めにリリースしてアクセルをなるべく踏んでボトムを上げる事を心掛けました.その結果が,上図の緑丸に表れています.

この走らせ方を試す前,ボトムを落とし過ぎないように,3速固定のまま緩いブレーキングで1コーナーに突っ込み,ユルユルと減速しながら2コーナー手前で3→2速に落とす方法を試してみたのですが,思ったほどタイムは伸びませんでした.このため,「だったら逆をやろう!」という事で1コーナーのクリップ手前でブレーキをドーン!と踏んで一気に減速し,すかさず3→2速にシフトダウンを叩き込んで,アクセルを踏んで2コーナーに向かうような走らせ方に変えました.



この結果,ボトムスピードを4km/h引き上げる事に成功し,0.11秒稼ぎ出しています.


3~4コーナー
ここから先,6コーナーまでの間に満遍なく3本目(赤)の方が車速が高くなるのですが,これを実現出来た要因は3コーナーのアクセルONのタイミング(↓の緑丸)にあります.



フロントのバネレートを14キロ→12キロに落としたせいなのか,HALの中反発スプリングの特性なのか,は分かりませんが,走行中,3→4コーナーのS字の切返しでクルマの動きがモッサリしてレスポンスが悪く,4コーナー通過後に弱アンダーを出して,外側にクルマが流れている事に気づきました.

「レスポンスが悪いなら減衰締めるか?」と一瞬考えたのですが,逆に「レスポンスが鈍いならそれを利用してやろう」と考え直し,2コーナーを抜けた後,クルマの向きが変わり切る前から,先にアクセルを踏んでしまう事にしました.



こんな手前からアクセルを踏むと,アンダーが出て4コーナーを曲がり切れないか,3・4どちらかの縁石に弾かれて吹っ飛ぶかな・・・?と思ったのですが,HALスプリングの縁石の走破性は非常に良く,姿勢も乱れず,アンダーも出なかったので6コーナーまでアクセル全開で踏み抜く事が出来ました(これで更に0.04秒削り取れた).


6コーナー
ここは3本目だとブレーキを残すとリアがズルズルと滑るようになりました(一番滑ったのがコレ↓).



この滑りの原因は,恐らくリアタイヤに付着したタイヤカスのせいだと思うのですが,フロントタイヤがタレ始めた事もあって,スライド量が一定ではなく,滑り始めのタイミングも毎回異なるので,毎ラップかなり苦戦させられました.



当日ベストの周(赤)も,アクセルを開けるタイミングはココで良かったと思うのですが,開ける量が少し多過ぎて7コーナー付近でアンダーを出してまい,かなり苦しかったです.それでも帳尻は何とか合わせ込んだので,立ち上がりの遅れはなく,この時点で1本目(青)より0.19秒速かったようです.


8~9コーナー



ここは久方振りのボトム100km/hコーナリングでした.8コーナーの進入でアクセルOFFし,ノーズがインを向いた瞬間(イン側の縁石の手前)からアクセルを踏み始め,とにかく失速しないように心掛けました.アクセルを踏みながらコーナーに飛び込むので,ちょっとでもリアのスライド量が足りないと外側の縁石にぶつかって「ハイ,サヨナラ~」となりかねないので,かなり冷や冷やもののコーナリングでした.



恐らく,今回チャレンジした走らせ方が「バランススロットル」というヤツなんでしょうね.100km/hオーバーの高速域で,リアのスライド量をアクセルでコントロールしながらコーナリングするって,成功したから良いものの,一歩間違えればエライ事になるので,正直もう一度やりたいとは思いませんね・・・(汗)

ただ,この冷や冷やもののコーナリングを「気合」で乗り切っただけの甲斐はあって,このセクションだけで0.12秒タイムを削り取れました.


バックストレートエンド~10コーナー



ストレートエンドのブレーキングはもう「根性」だけです(笑).3本目(赤)はギリギリまでブレーキングの開始を遅らせて,最高速を2.5km/h稼ぎました(左側の緑丸).



当然その後のブレーキングは苦しくなるので,フロントブレーキがハーフロック気味になるのをなだめつつ,11コーナーでアウト側に膨らむ事はあまり意識せず,車速の低下に合わせて最短距離を通るようにしました.結果,3本目の方が10コーナー自体のボトムスピードは5km/h近く低いのですが,最短距離をいく事で帳尻を合わせられたのでロスがなく,0.14秒タイムを削り取れています.


11~12コーナー



ここは1本目(青)と3本目(赤)で大差ないですが,大差がないだけで十分です.3本目はこのラップの前に,この11コーナーで失敗して台無しにしてしまったので,ここまで稼いだリードを着実にゴールラインに運ぶ,所謂「置きにいった走り」で十分だったと思います.


以上,0.4秒をどこで稼いだか?でした.

振返ってみて改めて思いましたが,やはり「少しでもアクセルを開ける」って大事ですね.大きな問題点がなく,チリツモでタイムを搔き集める時にはコレしかないんだなぁ~と実感しました.

ホームコースであるTC1000だと,手前で姿勢を作って狙ったラインにキレイに乗せるコントロール技術が求められますが,日光の場合はクルマを振り回して,慣性でクルマが動いている状態で狙ったラインに乗せる技術が求められるので,スキルの種類が違うなぁ~と思いました.乗ってて楽しいのは勿論後者の方ですが,「日光ってタイム出すのがこんなに大変だったっけ?」とも思ってしまいました(苦笑).
Posted at 2022/10/15 03:11:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日光サーキット | 日記
2022年07月21日 イイね!

インリフトの時間が短い

インリフトの時間が短いEF8の先輩の分析が終ったので,それを踏まえて今度は自分の分析です.先輩の分析結果から読み取れたのは以下の3つ.

 ・今回の方がコンディションは悪いが,最高速への影響は少ない
 ・路面コンディションが悪く,立ち上がりの加速が鈍い
 ・加速が鈍い原因は,主にフロントタイヤのグリップ不足

これを頭に入れつつ見ていきたいと思います.

・・・とその前に.比較に使えるデータが今年4月にCR-Sで走った時のものしかないため,その時の感想を確認してみると,

 S1:クルマが前に進まねぇ~.
 S2:フロントが入らねぇ~.
 S3:リアが出ねぇ~.

・・・でした(笑).コンディション的には,今回の方が気温で+14℃,気圧で-20hPaとかなり悪いので,恐らくS1は印象が変わらない気がしますが,さてどうでしょう?


まずはサンプル.

【前回(41.331)】


 S1: 9.653
 S2:18.202
 S3:13.476


【今回(41.451)】


 S1: 9.607
 S2:18.189
 S3:13.655

セクタータイムだけ見ると,コンディションが悪かった割にはS1・S2は今回の方が速かったんですね.さすがはA052!といったところでしょうか.その一方で,S3が致命的に遅いのが気になります・・・.


続けて,ロガーデータ(赤:前回 青:今回).



全体的に見て気になったのが,ほぼ全てのコーナーでA052(青)の方がブレーキのリリースポイントが早いですね.これは恐らくフロントの反応が良くなっているためだと思いますが(フロントが入って行こうとするので,ブレーキを弱めても良いとドライバーが判断している),前述の通り,今回の路面コンディションが良くなかった点を踏まえると,これはCR-S⇔A052の特性の違いであるか,もしくはTC1000でテストした減衰調整の効果でしょうね.


それでは細かく見ていきたいと思います.S1は今回それほど見るべき点がないので,S2から始めます.

S2最初の問題は,6コーナー.



今回(青)の方がブレーキリリースが早く,ボトムを稼ぎつつ向きを変えようとしている様子が窺えますが,見事に失敗してますね(苦笑).車載で確認してみると,



上が前回,下が今回ですが,舵角もクルマの向きもほぼ同等なものの,車速だけが5km/hも低いですね.ただ,面白い事にロガーデータを見ると,7コーナー以降の加速は同等で,ここから先で差が変わっていないんです.つまり,6コーナー出口までにクルマの向きはちゃんと変わっていて,トラクションもしっかり掛かっている(タイヤを横に使い過ぎている訳ではない)という事なんだと思います.

だとすると,単純な「突っ込み過ぎ」で片づける訳にもいかず,6コーナーで0.05秒失った要因はなんなんだろうなぁ~?と乗っていた時の感触を思い返してみると,



この辺り(↑)で,クルマが左右に揺れていた事を思い出しました.この揺れ(バウンシング)は前回もあったのですが,今回は減衰をかなり上げている事もあって揺れの大きさ自体は小さかったです.ただ,それによって気づいたのが,右リアのインリフト量が少ないなぁ~という点.6コーナーは微妙な下り坂なので,横Gが発生した状態でブレーキングすると,右リアがリフトしてイン側に巻き込む挙動を示すのですが,このリフトが発生した後,すぐに着地しちゃうんですよね・・・.

インリフトが6コーナーのエイペックス付近まで続いてくれると向きを変え易く,高い速度で進入しても曲げるのが楽なのですが,今回はエイペックスのはるか手前で着地してしまうので,そこから速度コントロールしないと曲がれませんでした.どうやらこれが今回ボトムが5km/hも低かった原因みたいです.


次に8コーナー.



ここも6コーナーと似た感じで,ボトムを上げようとして失敗している構図ですが,ここはブレーキを踏まず,アクセルコントロールだけで抜けるコーナーなので,アクセルを戻す量が少ないという事なんでしょうね.

乗っていた時の感触を思い返すと,確かにステアを切り込んだ際にフロントのレスポンスが良く,「これだけ曲がるなら全部戻さなくても行けるでしょ!」と感じたのですが,その一方で,8コーナーのイン側の縁石付近(↓)で思ったほど曲がらなかった事も思い出しました.



この原因として,進入速度が高い(オーバースピードである)可能性もあるのですが,ステアを切り足した先でスキール音が大きくなり,抵抗も増えて失速している感があったので,トーがまだ合っていないのかな?とも思いました.ただ,久方振りの日光ですし,ドライビングのバラつきも大きいので,ここら辺はやはりホームコースであるTC1000で確認しないと正確な判断は出来ないかな?と思いました.


最後にS3.ここの問題は明らかで,11コーナーですね.



10コーナーで,今回(青)の方がやはりブレーキリリースが早いのですが,ボトムの位置は前回(赤)とそう違いはありません.違いがあるとすれば,やはり11コーナーでのクルマの向きでしょうね.

車載を細かく比較してみると,11コーナーでステアを切り始めた時には,前回(上)の方が舵角が少なく(↓),



この後,最終的に11コーナーのイン側の縁石に乗り上げる地点では舵角は同じになっていました(↓).



この違いが何を示しているか?というのを推測するのは難しいのですが,乗っていたの時の感触としては,今回の方が進入で向きの変わりは良いが,出口で向きが変わらず苦しい・・・という感じでした.ここから察するに,今回の方がフロントのレスポンスが良く,舵を途中で止める事なく一気に切る事が出来るのだが,切った先で思ったほど曲がらず,結果,ボトムが高い事もあってアンダーを出してしまっているという事なんだと思われます.

この「切った先で思ったほど曲がらない」要因としては,やはりインリフトが絡んでいて,乗っている時も一度リアがリフトした事は体感出来るのですが,その後,すぐに着地してしまうので向きを変え切れない・・・と思っていました.


以上,今回の分析結果でした.

纏めると課題は「インリフトの時間」ですね.TC1000より日光の方が旋回ブレーキを多用するので,インリフトし易い傾向なはずなのですが,それでもこれしかリフトしないとなると,もう少し根本的な変更が必要かなぁ~?と思いました.今回,試しにリアよりフロントの減衰を弱めてみたり,リアタイヤの内圧を上げてみたりもしたのですが,途中で雨が降ってきた事もあって全てテストし切れませんでした.フィーリング的には良い方向に行っている感触はあったのですが,あくまで「相対的に良い」というレベルで,絶対値的には全然足りてない気がしますね.

さて,これをどうやって対策するか・・・? クルマが暫く戻って来ないので,時間はたっぷりありますから,その間に色々作戦を練ろうと思います.
Posted at 2022/07/22 12:46:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日光サーキット | 日記
2022年07月19日 イイね!

家に無事帰るまでが走行会

家に無事帰るまでが走行会第4戦のラスト.前回の続きです.

路面温度が下がった4本目を終えて,結果は以下の通り.

 先輩 ・・・ 40.982
 私   ・・・ 41.451 (+0.469)

今回のハンデは0.7秒なので,このままの差を維持出来れば私の勝利.念には念を入れて先輩の心を折りにいき,迎えた5本目は・・・,



恵みの雨.路面は完全に濡れてしまい,このコンディションでベストを出すのはさすがに厳しい.4本目で心を折っておいた事もあって,先輩もここでリスクを冒さないはず・・・.

念のため,EF8の先輩の後ろを追尾し,プレッシャーを掛け続けておくと,



雨が止み,「アレッ? 8~9コーナー以外はドライ路面に近づいてきたぞ・・・」と途中で思いましたが,さすがに先輩も「このコンディションではタイムは出ない」と判断したようで,お互いリアタイヤのカス取りレベルのタイムを出して終了.そのまま6本目の走行もパスして終了となりました.


・・・という事で,結果は4本目終了時のまま.

 先輩 ・・・ 40.982
 私   ・・・ 41.451 (+0.469)

ハンデは0.7秒なので0.231秒差で私の勝利! 今シーズン2勝目,通算7勝目を挙げる事が出来ました.

ヾ(≧∇≦*)/ ヤッター!

先輩の底力は侮れないので,最後の雨がなければどうなっていたか分かりませんが,恵の雨に助けられた・・・・・・・・・はずだったんですけどねぇ.




恐らくこの5本目のウェット走行がトドメになったんだと思いますが,帰りの東北道走行中にトラブルが発生!

いつものように日光サーキット→宇都宮ICに入って90km/h巡行で岩船JCTの辺りまで来たのですが,ここでクルマに異変が.すぐさま一番左の車線に移動し,LINK ECUに繋いだPCモニターの数値を横目でチラッと見たところ,XX.90→XX.80→XX.60と徐々に値が落ちていくのが見え,

「ヤバイ・・・このままだとエンジンが止まる・・・」
ヒィィィ━━━━━━(゚д゚;;)━━━━━━!!!

佐野SAまであと2kmのところだったので「なんとかそこまでもってくれ!」と祈りつつ,ギヤを落として回転を上げ,左手で出来る延命処置をやれるだけ行い,何とかSAに到着.

混んで渋滞していたり,駐車でモタモタしているとヤバかったのですが,幸いにして空いていたため,すんなりクルマを止められました.その場でショップに症状を伝え,並行して保険屋→レッカー屋にも連絡.近くにいたのか? SA到着から30分程度でレッカーが来てくれたので,



無事,積車~ドナドナとなりました・・・.


さて,これでクルマは処置出来たのですが,問題は私自身.コロナ対応でレッカーには一緒に乗せてもらえないので,サービスエリアで一人置いてけぼり状態.「参ったな.どうしよう・・・」と思案した結果,EF8の先輩が「大宮で一泊してから帰る」と言っていた事を思い出し,ダメ元で連絡.たまたま菖蒲PAで晩御飯を食べていたそうで(↓),



何とか携帯が繋がり,迎えに来てもらう事が出来ました.
先輩,本当に助かりました.有難う御座いました!<(_ _)>




その後,先輩の宿がある大宮まで送ってもらい,駅から埼京線で東京へ.



途中,浦和を通るので,一瞬「宿とってコレ(↓)見てから帰ろうかなぁ~」とか思いつつ,


ISETAN URAWA×トムスのコラボで叶える、夢のフォーミュラカーの世界より)

「いやいや,明日朝一でショップ行かないとダメだよね・・・」と思い直し,そのまま帰宅しました.
(こんな事を考える余裕があるんですから,案外メンタルダメージは負ってないようです)


以上,「家に無事帰るまでが走行会」を守れなかった日光戦でした.

サーキットから無事に帰れなかったのは2016年の日光スポ走以来? 走行会としては初ですかね.
先輩にも借りが出来てしまいましたし,今回もまた試合に勝って勝負に負けた感が強いですね・・・.



これで当面の間,EF8は入院.直るのはいつになるんでしょう?
9月の第5戦までには間に合って欲しいところですが,それも今後の詳しい診断結果次第ですね.

ここ最近,頻発していたエンストの原因が今回のトラブルに起因してたりするのかなぁ~? そうであれば,直るまでの間,首を長くして待つのも悪くないのですが,エンストはエンストで別の原因だったりすると,気が重くなりますね・・・.
Posted at 2022/07/20 12:31:38 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日光サーキット | 日記
2022年01月20日 イイね!

フリクションサークルの使い方(減速領域編)

フリクションサークルの使い方(減速領域編)では続きです.

「フリクションサークルを使ってドライビングの改善点を分析する」という話を,日光サーキットを題材にやってみましたというのが前回のお話.

まずは加速領域から分析を始めてみたところ,若干ストレートはGK5の方が速そう,旋回しながら加速する領域では,ドライバーはアクセルを踏んでステアリングを切ってるだけなので,タイヤの差が明確に出ていそうという感じでした.

・・・という事で,減速領域編です.



ここまではtakaさん(オレンジ)の方が私(黒)よりも上回っているケースが多かったのですが,最大減速Gにおいては逆に私(黒)の方が大きい結果となりました.減速Gは大きけりゃいいのか?というとそんな事はなく,ヘアピンのように短時間で止めるコーナーであれば良いですが,緩やかに旋回しながら止めるようなコーナーであれば,逆に「止め過ぎ!」の懸念が出てきます.という事でこのポイントがどこなのか車載で確認してみると,



10コーナーの進入でした.10コーナーは日光で最高速が出るバックストレートの終わりにあり,最高速から飛び込むコーナーなので,どうしても強めのブレーキングになってしまいます.



以前はもっと鋭角なコーナーだったので,全開加速→フルブレーキングで問題なかったのですが,改修されてから上の写真の通り緩やかなコーナーになったので,こんなに強く止める必要はないのかもしれません.ただ,この10コーナーはすり鉢状になっているのでリアが出やすく,10コーナーの先はコース幅もそんなに広くなく,10コーナーとその先の11コーナー(S字の1個目)を繋げて考えるか? 分けて考えるか?で走らせ方も変わりそうです.

車載を見返して見ると,どうやら私は10コーナーと11コーナーを分けて考えているようで,10コーナーで一旦止めて,3速→2速へのシフトダウンを済ませた後,再加速してリアを安定させつつ,11コーナーの進入でブレーキングして再びフロント荷重を作る事で11コーナーで向きを変えるのを容易にしているようです.

一方のtakaさんの方は,10コーナーと11コーナーを繋げて考えているようで,10コーナー進入で強めのブレーキングはしつつも,10~11コーナー間で再加速をするような事はせず,速度を落としつつ11コーナーまで届かせるようなブレーキングをされているようです.10~11コーナー間で再加速せずに11コーナーまでクルマを届かせるには,進入で速度を殺し過ぎない事が重要で,それ故に私(黒)よりも0.3Gも小さくなっているのでしょう.この0.3G少ない減速によって10コーナー全体のボトムが上がり,私は0.2秒の差をつけられています.


ならば,同じように私も緩いブレーキングで10コーナーに進入すれば良いのか?と頭の中でシミュレーションしてみると,11コーナーで苦しくなる結末が思い浮かびました.



上の画像で示している白線の部分(コーナーエントリーの部分)は,10コーナーがすり鉢状になっている点と,元々ブレーキング時にリアが不安定になるEF8の特性から,積極的にリアを出して向きを変えられると思うのですが,辛いのはそこから先,大舵で曲げる赤線の部分です.私の感覚(経験則)からすると,この速度・この姿勢だと,私のEF8はここから向きが変わらず,"待ち"の姿勢になってしまうと思われます.

しかし,takaさんのロガーデータを見ると,私が"待ち"の状態である時には既にアクセルを踏んで加速を始めているようです.どうしたら,そんな事が出来るんだ?と思い,takaさんの車載を見返してみると,



takaさんのGK5はこの赤線の領域の向きの変わり方が異様に速い! このロールが限界に達するとポン!とリアが吹っ飛ぶかのような動きが車軸式(トーションビーム)サスペンションの特徴なんですかね? クルマがこういう動きをするなら確かに10コーナーの攻略の仕方は変わるんだろうなぁ~と思いました.EF8でこの動きを作るにはどうしたらいいんでしょうね? バンプラバーでも使ってサスペンションの動きを規制すればいいのでしょうか・・・??


続けて,左旋回で減速している領域.



ここがどこか?というと,



まさしく上で述べた11コーナーのエイペックス付近.やはりこのポイントでGK5の方が向きがよく変わっているのは間違いないようです.Gの絶対値を見ると,加速領域の9コーナー立ち上がりよりも高いGを発生しており,タイトコーナーでリアを振り出すようにフロントタイヤのグリップを最大限に使って引っ張っているように思えます.


最後に,右旋回で減速している領域.



ここは私(黒)が発生させているGが明らかに小さいですね.タイヤの性能を限界まで引き出せていない(余らせている)ようです.このポイントがどこか?と確認してみると,



1~2コーナーの間でした.ここも10コーナーと同じ状況で,私(黒)は1コーナーの進入で一度止めて,その後2コーナーまでの間,加速も減速もしないような「バランススロットル」状態にしているのでGが小さいのだと思います.



対してtakaさん(オレンジ)は,1コーナーの進入速度を限界まで高めて(私より12km/hも高い・・・),1回のブレーキングで2コーナーまで到達させているような走らせ方です.進入速度が高い分,短い距離で止めないといけないので減速Gは大きくなりますし,それでいて旋回半径は変わらない訳ですから,旋回Gも増える訳ですよね.タイヤの性能を最大限使い切るという意味では,takaさん(オレンジ)の走らせ方が正しいので,ここは次回直さないとダメだな・・・と思いました.


以上,フリクションサークルの使い方でした.

なお,先述のSNSを読むとこういった使い方以外に,もう1つドライビングスタイルの分析方法があるようです.
それは最大の横Gをどこで発生させているか?という話で,



例えば,私(黒)の場合は,右コーナーだろうが左コーナーだろうが横Gが最大になるポイント(青丸)では前後Gがほぼゼロです.つまり,タイヤのグリップを全て横に使っているので,加速も減速もしていない感じです.一方,takaさん(オレンジ)の場合は,横Gが最大となるポイント(緑丸)が減速領域に存在しており,減速の過程で横のグリップのピークがくるような感じです.

このどちらが良いのか?というと,先述のSNSの方の見解ではtakaさんの走らせ方なのだそうです.減速させる際,ブレーキだけでなくステアリングによる操舵抵抗も使っている事になるから,より短くクルマを止められている事になると.そして,短い時間で止められるのであれば,その分コーナーに高い速度で突っ込む事ができ,同じボトムでより速いコーナリングが出来るようになると.

ここで言っている効果は,レ点コーナリング(↓)の効果と同じ事なんじゃないかと思っています.


(REVSPEED 2020年1月号:直線で稼ぐための的確な曲げ方より)


減速の過程でタイヤを斜めに使って短い時間で止め,加速の過程では舵角を減らす事でクルマをより前に進ませる走らせ方みたいなもんじゃないかと.車載を見る限り,takaさんがレ点コーナリングをしている訳ではないと思いますが,アクセルを入れるタイミングはこれに近しい考え方なんじゃないかと思われます.この辺りのタイヤを斜めに使う技術がtakaさんに比べて私は拙く,その差がこのタイム差に表れているんじゃないかと思いました.

次,日光を走るのがいつになるのか分かりませんが,今回の分析で発覚した1~2コーナー,10~11コーナーの改善点は取り込んで活かしたいと思います.
Posted at 2022/01/21 00:58:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日光サーキット | 日記

プロフィール

「ReSpec 性能レポートの熟読 その② http://cvw.jp/b/1684331/48621262/
何シテル?   08/26 19:21
GPSロガーを使ってクルマとドライビングを改善しながら,B18C搭載のCR-XにB16AのCR-Xで挑んでいます. TC2000 1'07.4/TC1000 ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10 11 12 13141516
17 181920212223
2425 2627282930
31      

リンク・クリップ

[ホンダ シビックタイプR]SPOON ツインブロックキャリパー 
カテゴリ:参考
2025/04/28 00:41:13
練習会のお供に 
カテゴリ:参考
2023/08/05 17:04:28
運動不足? 
カテゴリ:参考
2022/03/08 22:53:47

愛車一覧

ホンダ CR-X ホンダ CR-X
中古で入手し,コツコツ直し続けて20年. 一通りのメンテナンスが終了し,2014年よりサ ...
プジョー 208 プジョー 208
実家でお買い物カーとして活躍していた208が廃車となってしまったため,代替えとして新しく ...
プジョー 208 プジョー 208
20年走ってくれたティグラに代わって実家にやってきた新車(なんと21世紀を迎えてから初め ...
オペル ティグラ オペル ティグラ
アンドロストロフィーのティグラの活躍に一目惚れし,母が乗り換えを検討した際に猛プッシュし ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2005年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2004年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2003年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2002年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2001年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation