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2018年12月02日 イイね!

平塚攻略

平塚攻略不完全燃焼に終わった先月のF.ドリーム平塚でのカートレース

自己ベストは34.3秒でしたがトップは33秒台に入れており,あと一つ攻略のヒントが欲しいところ.その後,LAP+で解析結果を眺めてみましたが,大きく稼げるポイントが見つからず,「これ以上は走りこまないと無理か・・・」と思っていましたが,同じ大会に出ていた会社の同僚のデータを入手していた事を思い出し(連戦のドタバタですっかり忘れていました・・・汗),これと比較する事で何かヒントが得られないか調べてみようと思います.

まずは,ライン取り(上)と車速(下)を示します(青:私  赤:同僚).





それでは順々に見ていきます.

第1コーナー
ここはコース図よりもエグれていて,今は縁石になっています.ホームストレートのポジションのズレからアプローチのラインが微妙に異なりますが,車速も変わらず,1コーナー出口のポジションも大差ないため,同等と考えて良いでしょう(=違いを生むポイントではない).

第1ヘアピン
ここは私(青)の方がほんの少しだけアウト側からアプローチ.実はこれ半車身くらいホワイトラインの外(コース外)なのですが,なるべくボトムスピードを上げたいので,こういったライン取りをしています.車速のグラフを見ると,僅かながら全開区間が長い(ブレーキングを遅らせている)ので,これで正解に思えます.ボトムスピードも3.4km/h,私(青)の方が高いので,やはり正解に思えるのですが,ワイドなラインにした結果,立ち上がりで外に膨らんでいるため,続く第3コーナーへのアプローチが苦しいのが少々気になるところです.

第3コーナー
第1ヘアピンで膨らんだ分を取り戻して,少しでも第3コーナーへのアプローチをアウト側にしようとした結果,私(青)の方が少々S字のラインを描いています.距離的には少々無駄なので,これで0.05秒は失っているようです.ただ,第3コーナーを抜けた後は,抵抗を少なくするために,私(青)はアウト側に逃げるラインを取っており,これで1.3km/h車速を伸ばしているので,大きな問題ではないようにも思えます.

S字コーナー
ここは縁石が高く,車体が不安定な状況でブレーキングしなければならないため,挙動が乱れ易いです.このため,私(青)は,なるべくヨーが発生しないように斜めにS字の右コーナーに進入するラインをとっているのですが,同僚(赤)と比べるとブレーキングポイントが少し手前になっていますね.これで0.1秒はロスしているので,ここはなるべくS字1つ目の右コーナーの縁石にガッツリのせた方が良いのでしょうか・・・? 私(青)はブレーキングを早めた分,S字の2個目を楽に曲げられるので,小回りして続く第5コーナーへ向かえるメリットがあるのですが.

第5コーナー
S字で早めに向きを変えたおかげで,私(青)の方はS字の出口で既にカートが第5コーナーのイン側を向いており,アクセル全開のまま姿勢を作れます.これが瞬間的には3km/h近いボトムスピードの差を産んでおり,これを見ると,私(青)のS字のアプローチは間違っていないのかな・・・?とも思います.

第6コーナー
第5コーナーで早めにインについた分,出口が苦しくなり,私(青)は第6コーナーを道なりに抜けていますが,ここでは車速の高さが距離をカバーしてくれているので,ロスにはなっていません.

第7コーナー
手前の第6コーナーに続けてタイトにイン側から進入しているせいでしょうが,私(青)は第7コーナーの出口でかなり外に膨らんでいます.まぁ,その分だけ弱めのブレーキングで進入する事ができているため,ここも問題ないように思えます.ただ,ここはリアタイヤのグリップと相談しながら走っている感じなので,乗っているカート次第ではラインがコロコロ変わるかもしれません.

第2ヘアピン
ここも進入をワイドにアプローチしたおかげで,私(青)の方がボトムスピードが2km/h高いです.ただ,ワイドにアプローチしたツケで出口側のラインが苦しくなり,アクセルを全開にするタイミングが同僚(赤)より少し遅いです.

第9コーナー
第2ヘアピンの出口でアクセルONが遅れたツケを払わされ,同僚(赤)と比べると0.15秒ロスしています・・・.

最終コーナー
ここも私(青)はワイドなラインをとったおかげで全体的に高い車速を維持する事が出来ています.これによって中間域での車速の伸びは私の方が良く,第9コーナーで失った0.15秒を取り戻す形となっています.


以上を纏めると,同僚に比べて私の方が各コーナーのライン取りがワイドで,全体的にボトムスピードを引き上げる走らせ方になっています.最終コーナーのように,それが功を奏してタイムを稼げている部分もありますが,一方で出口が苦しくなってロスしている部分もあります.

コーナー別に言えば,S字と第2ヘアピン後の第9コーナーでロスしている部分であり,ここを改善出来れば33秒台が見えてきそうです.ただ,個人的には,2つのヘアピンに改善代が残っているように感じており,第9コーナーはそこと連動したコーナーでもあるので,どちらを優先するのか?判断が難しくなりそうです.
Posted at 2018/12/03 01:25:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | レンタルカート | 日記
2018年11月10日 イイね!

難敵!平塚のRX8

難敵!平塚のRX8年1会の会社対抗耐久カートレース,今年はF.ドリーム平塚での開催となりました.

昨年はカート→MLMの連戦でしたが,今年はMLM→カートの連戦で,前日の三河遠征からそのまま平塚に向かっての参戦となりました.

例年,会社の上司2名とチームを組んでいましたが,「そろそろこのチーム編成も飽きた」という理由でエースの上司が別チームへ.代わって上司と同格の腕前をもつ小柄な若手と組む事になりました.


平塚自体は2年前の土砂降りウェット以来ですが,当時からカートが変わり,birel N35からSodi RX8となりました.Sodiはモーターパーク所沢で乗っているので,難なく乗りこなせるだろうと思っていたのですが,この甘い認識が後々まで尾を引きます・・・.

さて,まずは平塚のコースのおさらい.



注意すべきポイントは第1ヘアピン,S字,第2ヘアピンといったブレーキングをしつつ,曲げるコーナーでしょうか.


予選
まずは40分間の予選.私は3人チームのセカンドドライバー.ファーストドライバーが順調に周回を重ね.33秒台を叩き出して頃に雨が.「こりゃ,ビショビショに濡れそうだな・・・」と思い,急追雨合羽を着てコースイン.

1ヘアで感触を確かめつつ,問題なさそうだなぁ~と思ってS字でブレーキングしたら「アレッ? 止まらない!?」と,いきなり壁に刺さるところでした(汗).このRX8,ブレーキに少し癖があって,反力を感じるところまでで踏むのを止めると全くブレーキが利かず,そこからもう一踏みしないと止まらない仕様でした.走行前にスタッフから注意されていたのですが,1ヘアで普通に止まった(気がしていた)ので,油断していました・・・.

その後,ブレーキにも慣れ,ペースを上げてきたところで今度はシールドの激しく曇りに悩まされます.走行前に雨対策とした合羽のせいで蒸した風呂状態となってしまい,走行風でもなかなか曇りが取れない・・・.毎周毎周ストレートでシールドを上げて,コーナーで下ろしての繰返しで集中してドライビングが出来ません.

結果は・・・,



ベストは35秒フラットといったところでした.これじゃ勝負にならないので,雨も上がった事も踏まえて合羽を脱いで,走行中シールドが完全に閉まらないように処置を施して決勝に挑みました.


決勝1スティント目
決勝は55分の耐久レース.若手が予選で3番手タイムをマークしてくれたので,好位置からスタート.



ウチの会社のエースが駆る10号車,これを相手の会社のトップガンが集まった15号車が追い,ウチのチームは3番手.ところどころでバトルをしつつも順位の変動はなく,3番手キープのまま私にドライバーチェンジ.

ピットアウトすると,まだピットに入っていない13号車に追いつく事が出来たので,これを追走します.

          13号車   私
 18周目 ・・・ 36.266  35.645 (-0.621)
 19周目 ・・・ 35.036  35.065 (+0.029)
 20周目 ・・・ 35.371  35.422 (+0.051)
 21周目 ・・・ 35.337  35.231 (-0.106)
 22周目 ・・・ スピン! 35.837

4周に渡ってプレッシャーを掛け続け,最後は13号車が耐え切れずスピン! 3番手を取り戻す事に成功しました.その後は前がクリアになったので一気にペースを上げ,25周目に今回の当日ベストとなる34.310をマークし,サードドライバーに交代しました.


決勝2スティント目
ウチの会社のエースチームだった10号車はマシントラブルで後退.これで相手のトップガンチームの独走態勢が整い,我々も周回遅れにされます.しかし,先程13号車を抜いたのが効いて2番手へ浮上.3番手は11号車に変わりましたが,こちらとも1周差をつけられたため,プレッシャーの少ない単独走行が続きます.

再びカートに乗り込み走り出してみると,1スティント目よりリアタイヤのグリップが明らかにない! 1スティント目は7コーナー~2ヘアまでをアクセル全開で駆け抜けられたのに,2スティント目は7コーナーの出口からテールスライドが始まって,2ヘアの進入角度が上手く決まりません.時にインに巻き込み縁石に乗り上げたり,時にアウトに膨らみラインが苦しくなったりと苦戦を強いられます.それでも時折34秒台をマーク出来ましたが,如何せんリアが不安定でコントロールが難しい.



最後は集中力が切れて2周連続で1ヘアでスピンしてしまい,何とも消化不良気味でしたが私のスティントは終了.その後はサードドライバーがコンスタントに走りきってくれて,無事2位表彰台はゲットしました!


チームとして一定の結果は出せたものの,私個人としては何とも不完全燃焼.同じSodiでも所沢はSR4で,平塚はRX8とタイプが異なる事を予め調べておくべきでした.SR4はN35に比較的近いフィーリングなので違和感なく乗りこなせますが,RX8はブレーキの癖が強く,最後まで乗りこなせなかった点が悔やまれます.

また,シールドの曇りに悩まされたせいで,予選の間にコース攻略のトライ&エラーが出来ず,決勝の1スティント目は競り合いでミスのない走りに徹したため全開走行の時間が短く,続く2スティント目はリアタイヤのグリップ不足で攻めきれず・・・とコース攻略という面でもスッキリしません.

このまま消化不良な印象が残り続けるのも嫌なので,何とか今年中に機会を作って,もう一度平塚のRX8に挑んでみたいと思います!









Posted at 2018/11/14 23:47:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | レンタルカート | 日記
2018年10月28日 イイね!

競ってるからこそ得られるモノ

競ってるからこそ得られるモノ来月カート大会があるので,肩慣らしのつもりで会社の同僚とモーターパーク所沢へ行って来ました.

メンバーはいつも競り合うGDA乗りのカーターと後輩2人.634ほどではないとはいえ,所沢は路面が非常に滑り易いので,本格的な練習には向いていませんが,滑り易いが故にステアリングワークが忙しく,高速コーナーもあるので支える力も必要と両腕の負担は結構大きいです.パワステに慣れ切って弛んでいる両腕の筋肉を大会前にシバいておくにはちょうど良いかと思い,ここを選びました(苦笑).


所沢を走るのは今年の4月以来の通算3回目.前回GPSロガーでデータ計測をしていたので,事前にそれを見返しながら攻略のイメージを膨らませつつ走ってみました.




1本目
攻略のイメージが固まっていたので,初っ端から全開走行.高速の2コーナーをフルスロットルで抜ける事に意識を傾けつつも,バックストレート後の左ヘアピンでスピン連発.「やっぱ滑り易いなぁ~」と思いつつ,16周目に上手く纏めて27.845.早くも自己ベストを更新出来ました.




2本目
早々と自己ベストを更新出来たので,2本目はカーターの後ろについて観察.いつもは僅差で競り合うカーターですが,攻略を済ませている分だけ今日はこちらの方が速いようです.「ま,今日はバトルの練習のつもりでいれば良いか~」と意図的にラインを変えて,ブレーキングを遅らせてアウト側から大回りしたり,立ち上がり重視で早めにブレーキングして小回りしたりと色々と後ろについて試してみました.カーターが僅差で目の前を走ってくれるので,コーナー毎に得失が目に見えてよく分かり,なかなか勉強になります.

相変わらず左のヘアピンに苦戦しつつ,何とか上手く回る方法がないかと試行錯誤している中,たまたまカーターのインを刺すようなラインでヘアピンに進入した時に,ふと気づきました.

「アレッ? 今,全くリアが滑らずにクリア出来なかったか!?」

「もしや・・・」と思い,次の周でも同じラインをとってみると,ブレーキングをギリギリまで遅らせているのにリアが全く滑らない.「これはひょっとして・・・」と先行しているカーターと距離をとって,1周まとめに行くと0.6秒の大幅短縮で27.197!




3本目
ここまで来たら,マグレでも良いから26秒に入れたいと思い,連続でアタック.ただ,高速の2コーナーを抜けた後のS字で,どうしてもテールスライドを引き起こしてロスしてしまうため,ブレーキの踏み方を変更.

4輪のようにドン!と踏んで徐々に踏力を抜いていくのではなく,初期踏力を抑えて,じんわりとブレーキングするようにしたらフロント荷重を長くキープする事ができ,リアを滑らせて曲げるのではなく,フロントタイヤのグリップで曲げていく事が出来るように! 遂に26秒台(26.912)へ突入する事が出来ました!




4月のタイム(27.956)からほぼ1秒上げられたので,両者の違いを見てみます.

まずはライン取り(青:前回  赤:今回).


左側の緑丸がブレーキングの踏み方を変えた結果です.ターンインのタイミングは変わっていないにも関わらず,フロントの荷重を増やして曲げる事で今回(赤)の方が小回り出来ているのが良く分かります.また,小回り出来た事でS字の切り返しにあたる左コーナーもインベタで回れている事が分かります.

一方,右側の緑丸.こちらも明らかにターンインのタイミングが早いにも関わらず,立ち上がりで外に膨らまないコーナリングが出来ています.感覚的には「多角形コーナリング」って感じですね.


続けて,車速のグラフ(青:前回  赤:今回).


1つ目の緑丸を見るとブレーキングの時間が長いのが良く分かります.ボトムスピードで計測すると今回(赤)の方が1km/h遅いのですが,アクセルを踏み始めてからはテールスライドを引き起こす事なく,しっかりとトラクションを掛けられているので,前回(青)よりも1.3km/hも高い速度を出せています.これにより0.5秒稼いでいます.

2つ目の緑丸が多角形コーナリングを行っている部分.ブレーキングの時間が短く,かつアクセルを踏み始めてからは,ほとんどロスなく加速している事が分かります.これで更に0.5秒のゲインを得ています.


以上,肩慣らしのつもりが自己ベストを大幅更新してしまった筋力鍛錬でした.

今回気づいた「じんわりブレーキング」と「多角形コーナリング」は,いずれもカーターを追い掛けながらトライ&エラーをしている過程で見つけたものです.近いレベルで走っているからこそ(競ってるからこそ),僅かな違いが目視の距離となって表れ,ヒントを得る事が出来たのだと思います(カーターが前を走ってくれた事に感謝!).

予期せず手に入った,この2つの武器を手に来月の大会に挑みたいと思います!
Posted at 2018/10/31 00:44:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | レンタルカート | 日記
2018年09月14日 イイね!

634攻略

634攻略久し振りに会社の同僚にカートに誘われ,サーキットスタジアム634に行ってきました.

「ここ来るの久し振りだなー」と会員証の履歴を見てみると,前回来たのはほぼ3年前.「アレッ? そんなに前だっけ?」なんて感じるのは年取った証ですかね(苦笑).

ここの路面はツルツルで非常にスリッピーなので,コントロールを楽しむには良いのですが,反対にタイムの詰め代を探るのが難しい・・・.

屋内であるため,GPSロガーも使えず,セクタータイムも分からず,純粋に自身の感覚だけで詰めていくしかありません.なので,今回は備忘録的に攻略の過程を記してみます.


まず,634のコースレイアウトは以下の通り.



画像だと分かり辛いですが,①~②コーナー間のストレート区間は,行きが1階,帰りが2階の立体構造です.


1本目
3年振りという事で,いきなり始動の手順が分からず出遅れ・・・(苦笑).ま,カートの操作は忘れていましたが,コースレイアウトは頭が覚えていたので,タイヤのグリップを探りながら,25.7秒でスタート.

屋内でツルツルの路面という事もあり,湿度の影響が大きいコースですが,この日の小雨模様はそれ程影響を与えなそうでした.一通りのタイヤのグリップ感を掴んだところで,最初の攻略ポイントを検討.

③コーナー(ヘアピン)の出口を抜けた後が上りなので,ここで「いかに早くアクセルを開けるか?」がポイントになりそうという事で,まずはココに絞って攻略を開始します.



アクセルを早く開けるために,ブレーキングのポイントを手前に持ってきて,立ち上がり重視の姿勢作りを試みてみたところ,タイムは24.9秒まで短縮.しかし,②コーナーの出口で右側に寄ってしまうため,必然的に③コーナーにはインベタで進入せざるを得ず,タイトに回らないといけないので,どうしても回転が落ちてしまいます.

ならばと,ブレーキングの時間を最小限にし,急峻なアクセルワークでテールスライドを誘発して回転を維持するように変えてみたところ,0.1秒縮まりました(24.8秒).ただ,テールスライドしているので出口でアウト側に流れてしまい,姿勢が安定せず,どうしてもラップ毎にタイムがバラついてしまいます.

そこで次に「③コーナーの出口で苦しいのは,進入がタイトだから」と考え,1つ手前の②コーナーの攻略方法を組み立て直します.



③コーナーの進入に余力を残すため(進入でアウト側にポジションをとるため)には,②コーナーを小さく回る必要があり,早め早めにブレーキングしてテールスライドを引き起こさないように丁寧な操作を心がけてみましたが,結果は25.0秒にタイムダウン・・・.やっぱり高速コーナーなので,アクセルの全開率の方が支配的なようです.

ならばと,今度は②コーナーの進入でわざとラフなアクセル操作をし,手前からリアを流して進入するよう試みてみました.これによって③コーナー入口のアウト側にカートを向けた姿勢を作る事ができ,アウトに寄せる事が容易になりました.

「それじゃ後は,②コーナーのボトムを上げていくだけ・・・」とアクセルの全開率を徐々に上げ,スライドし過ぎて失速しないようバランス点を探っていたところ,②コーナー出口~③コーナー入口の間で,左→右とパッとステアリングを切ったら,③コーナーでイン巻きの挙動が起きました.

「あ~,フェイントモーションみたいになっちゃったか.これはやり過ぎかぁ~」と反省しかけた次の瞬間,

「ん・・・!? 待てよ.この挙動を使えば,回転を落さずに③コーナーをインベタで曲がれるんじゃないか?」

と考え直し,どうやったら③コーナーでイン巻きの挙動が作り出せるのか,②コーナーの操作に絞って探りを入れます.数週トライ&エラーを繰り返したところで,1周をまとめに行ったら24.7秒が出ました.




2本目
あと詰め代が残っていそうなのは,低速の⑥~⑦コーナーの処理.ここはコース幅も狭く,かなりの大舵が必要なので,テールスライドを抑え込みながらクリアしていく形となります.



抑え過ぎれば回転が落ちて失速し,かと言って,回転を維持しようとアクセルを開けに行けばリアが流れる・・・.非常にフラストレーションが溜まるセクションです.

タイヤが温まっても滑るから,リアのグリップはこれで限界.

「だとすると,フロントのグリップを上げるしかないか!」

という事で,ちょんブレを多用して積極的にフロント荷重を増やしてみます.タイムは24.9秒でしたが感触としては悪くありません.

「ん・・・? これはフロント荷重を多用した方が速いのか??」

と⑥~⑦コーナー以外でもトライしてみましたが,結果は25秒台中盤で,逆にタイムダウン・・・.




3本目
「やっぱりブレーキを踏んだ方が遅いか・・・.だったら,反対に今までブレーキを踏んでクリアしてたコーナーを,全部踏むの止めたらどうだ?」という事で,ワンペダルコントロールにチャレンジしてみます.



これまでブレーキを踏んでいたのは,①,③,⑤,⑥のコーナーです.

⑤コーナーはアクセル全開からのフルブレーキングをするコーナーなので,クリア出来るかどうか心配でしたが,数周確認したらアクセルワークだけで姿勢を作れたので問題なし.これで懸念はなくなったので,集中して1LAP纏めに行ったところ,

24.330で見事自己ベスト更新!




以上,634攻略結果でした.

個人的には,自己ベストを出してやり切った感があるのですが,一緒に行った面子の中では3番手で,4番手とも0.1秒以下の僅差.結果を見ても方向性は間違っていないので,後は僅かなスライドや微妙な舵角の量を削ってロスを減らさないとダメでしょう.

言い換えれば,まだドライビングが雑という事なので,もっと感覚を研ぎ澄ませていきたいと思います.
Posted at 2018/09/15 16:11:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | レンタルカート | 日記
2018年04月30日 イイね!

これが真のカートの動き!?

これが真のカートの動き!?富士スピードウェイの体験走行の帰り,折角来たついでなのでレンタルカートも走ってみました.

あんまり下調べをして来なかったので,乗ってから気付いたのですが,ここのレンタルカートは2ストなんですね(YAMAHA FK-5).今まで乗った事のあるレンタルカート(BirelやSodi)は4ストのエンジンなので,気持ちの良い吹け上がりで走り始めからレーシーな気分にさせてくれます.

また,車体が軽いのか? 非常に動きがクイックで,リアを振り回して乗りこなすというより,フロントに荷重を掛けてステアリングで曲げるというのが少し新鮮でした.

さて,コースレイアウトはFSWのレーシングコースをそのまま縮尺したような,ご覧の形.



カートの軽さもあって,ほとんど全域アクセルワークだけでコーナーをクリアでき,唯一1コーナーだけはブレーキを当てる感じでした.路面もキレイで,タイヤバリアもないため,結構アグレッシブに攻めてもカートを壊す心配は皆無です.

さて,ここのラップタイムに基準は以下の通りだそうで,初めて走るの難易度が全く分かりませんが,40秒は切っておきたいところです.




1本目
レーシングコースと同じレイアウトという事で,すぐにレイアウトは頭に入りましたが,予想以上に曲がるカートに慣れるのに少し手こずり,結果は・・・



公式タイムだと37.088で,惜しくも36秒台には入らず・・・.



テールスライドをほとんどしないので,向きを変えるのがステアリング頼り.またリアのグリップが高く,フロントがグイグイ入っていくので,ほとんど失速感がありませんでした.


2本目
ギリギリ36秒台に入らなかったので,もう1回トライ.



公式タイムも36.772で,何とか36秒台に入れられました.



タラレバベストだと36.3秒.



後半のヘアピンを繰り返すポイントに詰め代があったようですが,これ以上は反復練習しないと無理ですね・・・.


総評としては,ブレーキングポイントが少ないせいもあり,走行中はミスをしている印象がほとんどなく,ラップタイムのバラつきの原因を探るのが難しいコースです.とにかくカートの動きがクイックで,他のレンタルカートと同じつもりで走っているとハマる気がします.

また,リアの限界が高く,ラフにアクセルを開けてもほとんど滑らないため,"滑らせてコントロールする楽しさ"というのは正直全く得られませんが,クイックさを活かして,アクセルとステアリングだけで駆け抜ける"全開で走っている感"は凄く得られます.

2ストという点も相まって,好みが分かれるカートな気がしました.
Posted at 2018/05/01 01:36:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | レンタルカート | 日記

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