
年に1回の袖ヶ浦フォレストレースウェイ走行会は,残念ながらヘビーウエットの路面となりました.
前日の天気予報では,深夜に結構降るものの,走行開始の9時頃には雨が上がり,走行終了の12時頃には完全に晴れそうな雰囲気だったため,「3本目はドライかも!」と期待して向かいましたが,そんな希望的観測は完全にスルーされてしまいました.
絶対的な雨量こそ少なかったですが,走行中に降ったり止んだりと目まぐるしくコンディションが変わり,スピードレンジの高い袖ヶ浦ですので,戦々恐々と走り始めました.
様子見の1本目.
ブレーキパッドを交換してから初のサーキット走行という事で,慣らしと路面チェックの意味で2速を封印して走行.
雨の袖ヶ浦で最も危険な2コーナーは,"川が流れている"というよりも全面"湖"という感じで,アクセル全開なんて無理.6~7コーナーも少しでもブレーキを残してステアを切ると,リアが流れて回りそう・・・.ただ,それ以外はドライと同じイメージで走っても危険はなさそうでした.
ちなみに,このセッションではプロが同乗走行中のFK2と遭遇.タイミング良く最終コーナーで追いつかれたので,ホームストレートで道を譲りながら,こちらも全開加速.「ブリッジ手前までは逃げ切れるかなぁ~」と思っていたのですが,ストレートの半ば,4速に入れる前に抜かれてしまいました.
(ちなみにタイムは,EF8が1分30秒台のコンディションで,ぶっちぎりの1分21秒台・・・)
チャレンジ開始の2本目.
パッドの感触も掴み,攻めるポイントと抑えるポイントも見極めたので,2速の封印を解除してアタック開始.
ここからドリフト大会が始まります(苦笑).
まずは,9コーナー.
リアがロックして,スパッと流れちゃいました(カウンターの戻しが遅い・・・).
続けて,3コーナー.
3~4コーナーを何とかつなごうと,突込み気味で飛び込んだら,やっぱり無理!
そして,本日最長距離の7コーナー.
予想しないタイミングで流れ出しましたが,コース幅が広い所だったので割と余裕.
(カウンターの戻しが遅く,立ち上がりもぎこちないため,審査員からはダメ出しくらいましたが・・・笑)
こんな感じで,別の意味で楽しんじゃいましたが,セッションベストは1'28.679.
これはプロの同乗走行を除けば総合2位で,トップのAP1とは0.6秒差.
ドライ路面だと,このAP1の方には全く敵わないですが,ウエット路面ならば,あわよくば!?
欲が出ちゃった3本目.
何とかタイムを出そう走り出すも,雨量が増えてコンディションは2本目より悪化.「まぁ,2位でも上出来か・・・」と思って周回を続けると,ラスト2周で「あれ・・・雨止んだ?」.
「じゃあ,行くしかないでしょ!」とアタックした4コーナー.
あわやクラッシュの見事なイン巻きで,コース上に泥を撒く(S-1クラスの皆さん,ゴメンなさい・・・).
コース上で初めてウォッシャー液を使ってフロントウインドウを洗いつつ,泥だらけのEF8の状況を確認.
いつもなら,これでアタック止めているところですが,欲が出ているので"問題なし"と分かると止まらない(笑).
チェッカーギリギリでファイナルラップへ飛び込み,連続アタック.
結果は,1'27.979で本日の自己ベスト!
「勝ったか!?」と思ったのも束の間,EF8のすぐ後ろでアタックしていたAP1(ミラーにもチラチラ映ってます)が0.04秒上回り,再度逆転・・・.結局,FD2にも抜かれて総合3位でした.
ウエットはウエットで楽しかったですが,やっぱり高速テクニカルな袖ヶ浦はドライで楽しみたかったところ.参加台数が年々減って来年の開催は危ぶまれていますが,自宅から高速1時間と最も近いサーキットなので,また是非ともチャレンジしてみたいです.
Posted at 2016/04/16 14:43:59 | |
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