
"1年の集大成"なんて言うとちょっと早いですが,今年もタイムアタックの聖地,筑波サーキット(TC2000)で先輩のEF8に挑んできました.
昨年は,鈴鹿の後で意気込んで挑んでみたものの
1.9秒差をつけられて見事完敗.今年も順当に行けば全く勝ち目はないのですが,コンディションの妙で番狂わせもあるかと思い,チャレンジしてみました.
この季節としては気温も低く,無風でコンディションとしては絶好ですが,出走23台とそこそこ多いので,クリアがきちんと取れるかどうかがポイントになりそうです(私の走るクラスは皆さん,きちんと散らばって走るのでタイミングを外すとスペースがない・・・).
さて,このTC2000は先輩のEF8だけでなく,
袖ヶ浦のEF8(↓)も参戦.
B18C化に伴って失った機械式デフを取り戻し,新品の71Rも投入して準備万端での参戦です.
まずは1本目.
冷え切った路面でタイヤがなかなか温まらず,ブレーキングで止まらないし,リアのグリップ感は薄いしで挙動が不安定.グリップ感が薄い→ペースを上げられない→タイヤが発熱しない→グリップが上がらない→・・・の繰り返しで「ウエットじゃねぇんだぞ!」とセルフ突っ込みしたくなるような低調振り.思い切って一気にペースアップしようにも,皆さん均等にバラついて走るモンだから空いているスペースがない.
結局,まともにアタック出来ないまま消化不良気味に1本目が終了.結果は・・・,
私 ・・・ 1'13.025
袖ヶ浦 ・・・ 1'13.763
先輩 ・・・ 1'15.643
なんと,予想外に私が首位.皆さん,ウォームアップに苦しんだのね・・・.
続けて2本目.
気温も徐々に上がり,ようやくタイヤのグリップ感が戻ってきました.12秒・・・11秒・・・10秒・・・とタイムも徐々に上がり,最終コーナーも飛び込めるようになってきたところで,後方から袖ヶ浦のEF8が接近!
コーナーは何とかついていけるものの,やっぱり直線が辛い.結果は・・・,
袖ヶ浦 ・・・ 1'09.322
先輩 ・・・ 1'09.592
私 ・・・ 1'09.682
あっという間に最下位.ただ0.3秒差であれば何とか届くかも!
最後の3本目.
2本目のフィーリングでは,最終コーナーのブレーキングでリアが少し暴れるのと,立ち上がりで若干のテールスライドが発生し,ややリアのスタビリティが足りない感じ.この段階で減衰力は,F:2段戻し/R:4段戻しでしたが,コーナリング中,フロントに対してリアのロールするタイミングが遅く(減衰が低いので当たり前),これが立ち上がりでのリアの不安定感を招いていると考え,リアを2段上げる方向へ(F/R共に2段戻し).ブレーキングで暴れるのは踏力コントロールで抑え込む事にしました.
アタック4回目で 1'09.578 が出て,最低でも,あと0.2秒は必要な状況ですが,ほぼ自己ベストで削れるところが見えない・・・.そんなところへ先輩が後方から急接近!
必死に追いかけてるんですが,全然ついていけないッス.
動画の最初も全力で加速したつもりなのに軽々とブチ抜かれました・・・(先輩,アタック邪魔してゴメンなさい).
それでもファイナルラップの33周目に自己ベストの 1'09.316 をマーク! さて,結果は・・・,
先輩 ・・・ 1'08.557
私 ・・・ 1'09.316
袖ヶ浦 ・・・ 1'09.322 ← 3本目は更新出来ず.
三つ巴の戦いは先輩の貫禄勝利.私は僅か0.006秒差ですが袖ヶ浦のEF8をかわして2位に滑り込みました.
(なお,袖ヶ浦のEF8は,まさかのクラッチペダルトラブルで最後はまともにアタックは出来なかったそうです)
う~ん・・・.やっぱりB18C相手だと分が悪いですね(当たり前!).
でも,
プロが運転すればB16Aでも先輩と渡り合える訳ですし,まだまだパワーに頼らずとも戦えるはずなので,腕を磨いて来年もチャレンジします!
Posted at 2016/11/14 01:39:47 | |
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EF8 vs EF8 | 日記