
気温も下がり,上着を着ないと肌寒い季節になってきました.
そろそろ低外気温の恩恵を受けて,エンジンにブーストが掛かり始める頃合になった今月,先輩から「三河でテストを行うから,
7月の走行時とデータを比較せよ」とのお達しが出たため,GPSロガーをお渡ししました.
7月の最高気温が31℃であったのに対し,走行当日の最高気温は18℃.この程度だと,まだ「暑くない」といった程度でしょうか.
さて,早速データの比較を始めようと思ったのですが,先輩のコメントが「苦戦」を匂わす文言だったため,まずは動画のチェックを先にしてみます.
これはまた,クルマが暴れまくってますね・・・.
ほんのちょっとタイヤに加わるトルクが増えただけなのに,ジャジャ馬なCR-Xの本性が表れています.
しかし! そんな中でも最後はきっちり1LAP纏めて,自己ベストを出してくる辺りが,さすがの先輩です.
それでは,LAP+による比較結果です(青:7月 緑:今回).
①ホームストレートエンド(1つ目の赤丸)
やっぱり車速が伸びてますね(+1.4km/h).ただ,その伸びた分だけブレーキングポイントが手前になっている点が少し残念.ブレーキングを開始する前までは0.05秒稼いでいたのですが,ワンテンポ早いブレーキングで相殺されてしまい,差は±0秒です.
②外周部左コーナー(2つ目の赤丸)
95km/hを越えた辺りからの加速力が素晴らしい.これだけで0.1秒稼いでいます.ただ,その後の速度低下が少し大きく,Cコース入口の右コーナーに入る時点でリードは0.05秒まで減ってしまっています.
③ログハウス前の右コーナー(3つ目の赤丸)
今回(緑)の方がアクセルONがワンテンポ遅れており,これによって車速が伸びないため,リードがなくなってしまいました(±0秒).
④1ヘア~2ヘア(4つ目の赤丸)
アクセルを踏んだ時の加速は非常に良いのですが,1コーナーと同様ブレーキングポイントが少し手前で車速を伸ばしきれていません.この辺りは上記の動画のようにEF8が暴れまわる部分なので,少し抑え気味に走らないとダメだったのでしょうか? 結果,何と2ヘア通過時点では今回の方が0.25秒遅れています・・・.
⑤A/Bコース合流部上り(5つ目の赤丸)
きっちり全開で踏んで行ける部分は,やっぱり車速が延びます.これで差を0.1秒遅れまで詰めています.
⑥最終コーナー~ホームストレート(6つ目の赤丸)
やっぱり90km/hを越えた辺り(3速)からの加速が素晴らしいです.ゴールラインまでにグングン追いついて±0秒のイーブンにまで持ち込みました.
それでは,その1LAP動画です.
改めて動画で見ても.やっぱり加速力が凄いですね(特に3速の領域).これであと少しリアの安定感が増し,ブレーキングで詰められるようになったら,ポンとタイムが上がりそうな気配です.
1m当たり2/1000秒の差を,これ以上広げられないように,こちらも精進したいと思います.
Posted at 2017/11/06 22:46:23 | |
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EF8の先輩 | 日記