
TC1000の走行会では,
悲願の目標をギリギリ午前中に達成出来ましたので,午後からはセッティング変更による挙動変化を確認しつつ,空いた時間で追っかけをやってみました.
とはいっても同じ走行枠で走っているのは,私を含めてたったの4台(DC5×2,AP1,EF8).DC5の2台は40~41秒前半で走っているので格が違う・・・.
という事で,一部で有名な
このAP1にお相手頂きました.
待ち伏せで合流してから,クーリングで双方余力を貯めつつ,追走開始!
・・・が,まさかの1コーナースピン!Σ(゚Д゚;)ドキッ
いきなりだったのでちょっとだけ肝を冷やしましたが,無事に横を抜けつつ,「これで終わりかぁ・・・」と思って1周回ってきたら,なんとその場にまだいるし(苦笑).
「じゃあ,やるしかないでしょー」という事で追走再開!
ん~.やっぱS2は速いですね.ギリギリついていけるかどうか?といった感じです.
折角なので,このセッションのベストラップ同士を比較してみます(緑:AP1 青:EF8).
1~2コーナー
約4km/h程AP1(緑)の方が車速が高いです.まぁ,カタログスペック上は90PS近い差があるので,当たり前と言えば当たり前ではあるのですが・・・(AP1が0.2秒リード).
先程のスピンを警戒した訳ではないのでしょうが,1コーナー進入のブレーキングでは,EF8(青)の方が奥まで詰めれています(1つ目の赤丸).また,アクセルONもEF8(青)の方が先です(2つ目の赤丸).これで一気に差を詰めてAP1のリードは0.05秒に.
第1ヘアピン
アクセルを踏むタイミングはEF8(青)の方が早いのに,2コーナーの途中でAP1(緑)に逆転され,1ヘア進入時点で再び5km/h差(3つ目の赤丸).EF8(青)はタイヤのグリップと相談しながら加速させているのに,何の悩みもないようにきれいに加速していくAP1(緑).これでAP1のリードは再び0.15秒に.
続けて立ち上がり(4つ目の赤丸).ここは今回,私(青)の方がコース幅を目一杯使ってボトムスピードを稼ぐ方法を見つけたので,ボトムが5km/h近く上.これで少しだけ差を詰めます(差は0.1秒).
第2ヘアピン
1ヘアでボトムを稼いだおかげで,2ヘア進入(5つ目の赤丸)時までの加速力は互角.EF8(青)はレブリミットまで目一杯加速させるので,僅かながら終端速度はこちらの方が上・・・であるはずなのに,なぜかタイム差は広がり,AP1が0.4秒までリードを拡大.
2ヘア出口(6つ目の赤丸)は,ラインが全く異なるので波形も大分違います.FRの回頭性と加速力を活かして小回りするAP1(緑).対してローパワーを補うため,可能な限り旋回速度を高めるEF8(青).これによって,ボトムスピードとアクセルONのタイミングに大きな違いが生まれています.
ボトムスピードを稼いだおかげで,AP1(緑)のパワーにも何とか追従.3速の領域でも引き離されずに食らいつきます.これで0.25秒まで差を詰めます.
最終の複合コーナー
軽量級の強みを活かしてブレーキングを遅らせるEF8(青).そこから小さく回って,なるべくアクセルを入れつつ,向きを変えつつ,最終コーナーに姿勢を合わせます.一方,AP1(緑)は大外から一定の速度で旋回し,そのまま最終コーナーへ.距離をとった分だけEF8(青)の方が若干速く,ここで追いつきます(±0秒).
そして,結果は以下の通り.
AP1 ・・・ 42.105
EF8 ・・・ 42.074
ま,お互い本気で走っていませんし,ベストタイムはAP1の方が上なので,参考程度の比較ですね.
では,最後に本気を出した時のAP1車載です(この走りだと,さすがについていけない・・・).
ナデさん,遊んで頂いて有難う御座いました!
Posted at 2017/12/12 23:02:15 | |
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XXX vs EF8 | 日記