
ホンダアクセスからオートサロンに出展していたRe:Z.
往年のZを模した愛嬌のあるフェイス&テールデザインと,ベースがCR-Zというのも相まって注目した1台だったのですが,クルマ自体よりも以下のコンセプトに共感がもてました.
「ecoは燃費だけじゃない.古いものや価値を見つめ直し,自分らしく楽しみながら永く使うこと.初代《HONDA Z》をヒントに『はじめての・ひさびさのデートカー』としてまとめた2シーターハッチバック.流行やスペックから離れた自分らしいカーライフを大好きな人と楽しんでほしい.Re =リラックス・リノベーション・リユース・リバイバル」
<
ホンダアクセス プレスリリースより抜粋>
『はじめての・ひさびさのデートカー』と『リラックス』という部分は当て嵌まりませんが(苦笑),それ以外の部分は,私が今もEF8に乗り続けている理由そのものだなぁ~と妙に感慨にふけってしまいました.
そんな「自分らしく楽しみながら永く使う」というコンセプトで,
タイヤ編,
ホイール編に続くオートサロンネタ第3弾です.
最初は,Defi.
昨年も触れたDSDF(Defi Sports Display F),いよいよ発売だそうです.
個人的な興味としてはLAP+との連携部分でしたが,内容を見るに単に「GPSを内蔵したメーターにデータを保管して,USBで取り出せる」というだけの事のようです.OBDⅡのデータと自動連携したり,LAP+Cとして画面に出せたりするのであれば興味津々だったのですが,特異な事は特にやっておらず,価格も\130,000しますので,EF8がサーキット専用車にでもならない限り,搭載する事はなさそうです.
次は,T3R.
「4軸のシミュレーター」「VR」なんて謳い文句は,そろそろ珍しくもなくなってきた気もしますが,ドライバーが首を傾けるのに合わせて,アングルや景色が変わるのは後ろから見ていて新鮮でした.
あと,年末/年始の間,ずっとGT6をやって画面の粗さが刷り込まれたせいかもしれませんが,ビジュアルのクオリティが非常に高く,ピットクルーなんて「実際の映像か?」と一瞬見間違う程でした.使っているソフトはASSETTO CORSAらしいのですが,今まで感じた事のないリアリティでした.
GT6の方でも,そろそろハンコン&スタンド一式が欲しくなってきた頃合で,「実車のトレーニングが目的なんだし,どうせ買うなら本物のシミュレーターか!?」なんて一瞬妄想が膨らみましたが,\4680,000という金額を見て,現実に戻って来れました(笑).
最後は,RECARO.
既にBRIDEのバケットが入っているのになぜ?と思うかもしれませんが,目的は画像のPRO RACER RMS.
会場入りする前に出回っていた写真を見て,素直にカッコイイと思って現物を見に行きました.事前調査をやっていなかったので「どうせデザイン優先なだけだろ~」と軽い気持ちだったのですが,シートに座った瞬間・・・,
「コレは非常に良いモノだ!」
単にシートに座っただけで,こんなに「しっくりくる」感じがしたのは久方振りだったのですが,シートの中での身体の収まり具合が非常に良く,腿や肩といったコーナーで身体を支える部分のホールド性も素晴らしく.新開発というISFパッドも触っただけで違いが分かる程の好感触.「これは是非ともサーキットで試してみたい!」と思う程でした.
プロユースのカーボンファイバーモデルは\486,000と雲の上の世界ですが,グラスファイバータイプは\156,600と頑張れば手が届く価格帯なので,例えタイムに直結しなくとも無条件で投入したくなる,そんな惹かれる商品です.
Posted at 2018/01/16 03:31:51 | |
トラックバック(0) |
イベント見学 | 日記