
オートサロンネタの最終回です.
タイトル画像は
昨年もあったシミュレーターの「T3R」.昨年は3台でしたが,今年は倍増していました.売れているんでしょうか? 昨年見た時は「へぇ~.こんな会社あるんだ~」と思っていたら,その半年後にまさか仕事で関わる事になるとは・・・(苦笑).
仕事では,VRのAsetto Corsaを試させてもらいましたが,思わず走行開始前にバックミラーの向きを直したくなるくらい(笑),没入感がありました.ただ,シート固定だとVR酔いが酷かったので,可動式のシートは必須ですね.トレーニング用に自宅に欲しい1台です.
さて,ここからが本題.
ホイール編,
タイヤ編に続く,残り気になったアイテム編.まずはシートです.
RECAROに対抗して(?),BRIDEか発表された新作シート「XERO」.
特徴的なサイドのサポート部分は,特に太もも部分がしっかり固定されて,なかなか良い感じでしたが・・・,
肩の部分の形状が私にはイマイチ.シートにしっかり背中を預けると,肩の部分を後ろから押される圧迫感があり,「ステアリングを握れば支えになるのかな~?」と思い,腕を前に伸ばして肩の向きを合わせてみましたが,やっぱり違和感・・・.「う~ん・・・微妙」というのが率直な感想でした.
続けて,そのRECARO.
1年待っても納品されない大人気シートの「PRO RACER RMS」.昨年座った時はかなり衝撃的でしたが,その後のインプレッションで腰のサポートが薄いという意見を聞いたので,その部分を重点的にチェック.確かに比較的空間に余裕があるようですね.
ただ,恐らくこのシートのポイントは腰ではなく,背中にある気がしました.背中の丸みが包み込むような感じなので,背中全体で身体を固定するような感じ.背中が安定するから腰も動きにくく,「腰のホールド性なんて気にならないのでは?」と思いました.
ちなみに,太もも側を上げて座らせる展示の仕方のせいかもしれませんが,このシート,座ると手を使わずに立ち上がる事が出来ないんですよね.周りで試している他の方々を見ても,皆,「あれっ!? 立てない・・・」という感じが多かったですし,このスッポリと包まれる姿勢がポイントなんじゃないかと思います(あ~,やっぱり欲しいなコレ!).
続けてメーター.事前情報から大注目していたDefi Sports Display F(通称:DSDF)です.
昨年もLAP+との連携で注目していましたが,今年はなんと・・・,
Link ECUとの連携を謳ってきました!
「Linkのパラメータを表示出来るなら,例え高額でも買いかも!」と思って期待してブースに行ってみましたが,展示と係員の方の説明を聞いてガッカリ.Linkとの接続はUSBではなく,CANでした.
ようは,ISO15031(SAE J1979)を使った,所謂ところのOBD通信です.OBD通信で連携させるんだったら,別にDSDFじゃなくても出来ますし,そもそもEF8にはOBDコネクタがないので恩恵が全くありません.LinkのデータとLAP+のデータを同期させられたら,データ解析で途方もない威力を発揮するので,大きな期待を描いていただけに心底ガッカリしました.
こうなったら・・・,
AIM MXS 1.2 Strada LINK Editionの方に期待してみましょうかね.
こちらに関しては,まだ全く調査を行っていないので,一度DSDFとスペックを突き合わせてみたいと思います.
以上,本命vs対抗のどっち?でした.
これらのアイテムは,サーキットのタイムに直結する事はありませんが,「なくても困らないが,あると非常に便利!」という代物だと思っています.購入リストの優先順位的に上位に来る事はありませんが,必ずランキングには入るアイテムなので,今後も動向には注目していきたいと思います.
Posted at 2019/01/15 01:50:24 | |
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