
タイムアタックのシーズンも終わり,ここからは次のシーズンに向けてドライバーの鍛錬が始まる訳ですが,自身の動機付けの意味も込めて,ホームコースであるTC1000で開催される全日本ジムカーナの開幕戦を観戦しに行ってきました.
ジムカーナですので当然いつものTC1000のレイアウトとは全く異なる訳ですが,全日本の一線級の走りから何か少しでも刺激を得られれば・・・と筑波へ向かいました.
前日までの予報では,かろうじて曇りだったはずなのですが,朝起きてみれば雨.結局その後も晴れる事もなく,息も白くなるくらいの寒さの中,ガタガタ震えながら観戦してました(苦笑).
当初は「これだったら前日の公開練習(ドライ)の方を観れば良かったなぁ~」と思いましたが,逆にウェットでシビアなコンディションの中,攻め過ぎず・守り過ぎず,各ドライバーのマシンコントロールと判断力を見る事が出来て,これはこれで貴重な経験でした.
各クラスとも中々興味深かったのですが,やっぱり個人的に注目なのはSA1・SCに参戦しているEF8勢の走り.
スリッピーな路面のせいで,各車とも2コーナーの前後はナーバスな挙動を示していましたが,アグレッシブに攻めてリアがこらえきれずスピンモードに入ったり,姿勢を安定させるために絶妙なアクセルワークでコントロールしたり,ヨーを発生させないためにあえて緩いラインでアプローチしたり,各ドライバーの考えが車両挙動やライン取りに表れていて,なかなか面白かったです.
それにしても,ジムカーナでは当たり前とはいえ,その日初めてコースに入り,路面コンディションが全く分からない中,それでもミスをしない(もしくは前半のミスを後半で取り返す)のですから,各クラスで優勝争いをするトップドライバーはホント凄いです.
あの走りを見て「もっと自身の感覚を研ぎ澄ませなければ!」と,非常に良い刺激になりました!
Posted at 2019/03/04 01:03:20 | |
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筑波サーキット・コース1000 | 日記