自己ベストの分析結果から,2ヘアの処理の仕方が良くなったという結論が出ました.
これは,以前
プロの走りと比較して反省した部分なので,ドライビングスキルが上がったという点では素直に嬉しいです(もしかしたら,A052のおかげなだけかもしれませんけど).
ただ,それでも届かないプロの壁・・・.未だに
3年前に出されたタイムに並ぶ事も出来ず,タイトル画像のように,平身低頭で物品を献上して,教えを請わないとダメな状況かもしれません(笑).
一体どうしたらプロに追いつく事が出来るのか? 私に出来る事は,ひたすら考え続ける事だけなので,またデータを引っ張りだして分析してみたいと思います(緑:プロ 青:私).
上段が車速,後段がタイム差です.両者のタイム差をざっくり纏めてみると,
①1コーナー・・・・・・・ +0.6秒
②1ヘア・・・・・・・・・・・ ほぼ互角
③ダンロップ・・・・・・・ -0.2秒
④80R・・・・・・・・・・・・ 全くの互角
⑤2ヘア・・・・・・・・・・・ -0.1秒
⑥バックストレート・・・ +0.9秒
⑦最終コーナー・・・・・ ほぼ互角
1コーナー以外は,ほぼ全てのコーナーで互角か,それ以上の走りが出来ています.そして,その1コーナーの遅れも原因はホームストレートの遅さにあり(最高速が5km/hも遅い・・・),バックストレートの0.9秒の遅れも踏まえると,
もしかして,私はストレートが下手!?
「いやいや,ストレートが下手って何だよ?」とセルフ突っ込みを入れたくなったので,ストレートの基点に目を向けてみたいと思います.
まずは,バックストレートの方から(=2ヘア).
ここは
以前,反省したポイントなので,エイペックスでクルマの向きがちゃんと変えられているか?に焦点を当ててライン取りを見てみます(緑:プロ 青:私).
若干プロの方が,進入でインに寄せるのが早く,立ち上がりでアウト側に離れるのも早いですが,全体的に見ればライン取りはほぼ一緒という感じ.でも,これで437m先の最終コーナーまでに6km/hの速度差が生まれている・・・.
一体,どんなテクニックを使えば,この差が生まれるんだ?? 全然分からん・・・.
やっぱり,私はストレートが下手なのか!?
続けて,ホームストレート(=最終コーナー).
ここは,プロのライン取りが大分違いますね.最終コーナーの前半はインに寄せるのを捨てて,中盤でしっかりと向きを変え,後半ではアクセル全開で立ち上がるような感じ.言うなれば,アウト→ミドル→イン→アウトという感じでしょうか.
減速が完了し,ブレーキをリリースするポイントを車載で確認すると,
【プロ】
【私】
正面のスタンドの位置で比較してもらえば分かると思いますが,大分違いますね(私の方が相当手前).
ただ,これはブレーキの問題の影響が大きいかな?と思っています.
というのも,ブレーキングの開始タイミングは,ほぼプロと変わらないからです(ちゃんと突っ込めている).
【プロ】
【私】
ブレーキングの開始タイミングが変わらず,終了のタイミングが早いんですから,やっぱりブレーキパッドの問題でしょう.もうちょっとパッドの効きが弱ければ,必然的に制動距離が伸びますし,制動距離が伸びればインに寄せる事もできず,自然とアウト→ミドル→インのライン取りに出来るのではないかと思っています.
・・・という事で,次の修正点は最終コーナーのライン取りにしたいと思います.進入の突っ込みと立ち上がりの最適なバランスを探り,1コーナーまでに生じる0.6秒のギャップを縮めたいと思います.最後に残るバックストレートの0.9秒の差に関しては,正直,対策方法が全く思いつかないので,「ストレートが上手い人」を見つけ出して,教えを請うしかないかなぁ~?と思っています.
Posted at 2019/11/21 21:30:26 | |
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筑波サーキット・コース2000 | 日記