
冬の間にセットアップを進め,
記録上は師匠越えを果たしたオレさまFD2のお弟子さん.これに触発された師匠(オレさまFD2)は,「嫌い」と言って避けていたTC1000に
21か月振りに出張る事になりました.
この話を聞きつけた白いホンダ車乗り達が,ここぞとばかりにTC1000に集結! 「オレさまFD2を倒す絶好のチャンス!」とばかりに,各自準備を整えて乗り込んできていました.皆,なんでこんなにオレさまFD2を目の敵にしてるんでしょうね? 私には皆目見当もつきません(笑).
さて,まずは師匠と弟子の状況をおさらい.
【師匠(オレさまFD2)】
ホームコース ・・・ 日光
TC1000のベストタイム ・・・ 42.046 (Zestino Gredge 07R)
TC1000の走行 ・・・ 21か月振り
今回のタイヤ ・・・ DUNLOP DIREZZA ZⅢ(265/35R18)
【弟子】
ホームコース ・・・ TC1000
TC1000のベストタイム ・・・ 41.390 (ATR-K SPORT)
TC1000の走行 ・・・ 1か月振り
今回のタイヤ ・・・ ATR-K SPORT(265/35R18)
条件的には,かなり弟子の方が有利ですね.師匠は20か月以上のブランクを果たして経験値だけで埋められるか?といったところでしょうか.
それでは,1本目.
私もそうでしたが,さすがに皆1本目から狙っているようで,お互い距離をとるのでカメラに映らない(笑).それぞれがどんな状況だったのかさっぱり分からないので,リザルトに行きます.
師匠 ・・・ 41.768
弟子 ・・・ 41.766 (-0.002)
何という接戦!
僅か2/1000秒差!! かろうじて弟子が上回ってきました.
(21か月のブランクをものともせず,2/1000秒まで肉薄する師匠の方もさすが!)
続けて,2本目.
2/1000秒とはいえ,弟子に負けた事で師匠の尻に火がついたらしく,いつもは「朝一以外に走る意味なんてねぇよ~」とか言ってるオレさまFD2も,さすがに余裕がない.周囲と絡まずに黙々とラップを重ねます.
そんな感じであんまりにも絡んでくれないので,こちらから絡んでみました(笑).
こちらは既にタイヤがタレている状態なので9割くらいに抑えたペースでしたが,後ろから見ていると低速コーナーが露骨に遅い.ライン取りも間違っているところがアチコチありますし,明らかにTC1000の経験値が不足していますね(当たり前と言えば,当たり前なんですけど).
師匠 ・・・ 41.698
弟子 ・・・ 41.722 (+0.024)
それでも,見てないトコで師匠は
意地の逆転! 2/100秒とこれまた僅差ですが,師匠が上回りました!!
勝負の3本目.
これだけの僅差だともはや意地の勝負.どっちが負けず嫌いかで勝敗が決まります.
そういった空気を敏感に感じ取るEF8の先輩は,弟子を追い立てて「ここが勝負どころだぞ!」と発破をかけます.
そして,その期待に応えた弟子は・・・,
時折,顔を見せるオーバーステアを腕でねじ伏せて,
41.462 をマーク!
ピックアップが酷く,タイムの更新がしづらい状況下で0.2秒突き放しました!!
これをタイムボードで見てしまった師匠は心が折れたらしく,こんな状態(↓)に・・・.
それでは最終結果です.
師匠 ・・・ 41.698
弟子 ・・・ 41.462 (-0.236)
見事,0.2秒差で弟子が下剋上を果たしました!
弟子曰く「この日の為に身体を絞ってきた」との事で,少しでもアドバンテージを得るために7kgも減量してきたそうです.先月までの走り込みとセットアップ,自らの身体を追い込む心構え,そして,最後に見せた意地.いやぁ~,アスリートですねぇ!
今回は「何としてでも師匠に勝つ!」という弟子の気迫が生んだ好バトルでした.不慣れなコースで途中意地の逆転劇を見せた師匠も天晴でしたし,実に素晴らしい戦いだったと思います.
弟子のTさん,本当におめでとうございました!!
Posted at 2020/03/20 23:31:18 | |
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オレさまFD2 | 日記