2020年の最後は,右リアのウォームアップに苦しまされたものの,何とか40秒台に再び入れる事が出来ました.
「新品入れれば40秒台に届く!」と思って,その通りに出せた訳なのですから,さすがにTC1000を3000周以上も周回していると予測精度もそれなりに高まります.ただ,実は事前の皮算用ではもう少しイケるつもりでした.
どんな皮算用をしていたのか?というと,直近2年間のTC1000の当日ベストを日付毎に整理し,何月にどれくらいのタイムを出せば,アップデートでどれくらいのゲインを得ているのか分かるようにしていたのです(↓).
ブルーの線が2019年,ピンクの線が2020年のタイムです.相対的にピンクの方が上(タイムが速い)のが分かると思います.当然の事ながら,日によってコンディションが微妙に変動しますし,新品タイヤを入れた時は急激に上がり,セッティングを外した時(GTウイングレス等)はガクッと落ちたりします.このため,外乱分を補正して,視覚的に分かり易い形に整理し直したものがコレです(↓).
気温の影響によって,何月くらいからタイム落ち始めて,何月くらいから上がり始めるのか?が何となく分かると思います. なお,この図には1つ注意点があり,2019年の上半期と2020年の夏季はタイヤが異なります(↓).
整理した図から以下のような事が読み取れます.
・2月後半~3月前半にピークがくる(ベストタイムを出せるのはココ!).
・4月以降はタイムダウンが始まる.
・7月後半~8月中盤がボトム(最もタイムが出ない).
・9月後半以降は右肩上がりでタイムが上がっていく.
(2019年の方が立ち上がるタイミングが早いのは,A052の投入タイミングの違い)
・2019年→2020年のアップデートの差は約1秒.
・2020年終盤で1年前に比べて
0.3秒のゲインがある.
そう,この最後の「0.3秒のゲイン」という皮算用で,新品タイヤを投入すれば,40.8-0.3=
40.5秒が出せるんじゃないか?と思っていました・・・.
A052はA050のMコンパウンドに匹敵すると言われていますが,調べてみたところ,Mコンパウンド⇔GSコンパウンドとの差は,TC2000で約0.7秒だそうなので,これをTC1000に換算(÷1.6)すると約0.4秒となります.
従って,ラジアルタイヤで40.5秒までいけば,Sタイヤを履いて40.5-0.4=40.1秒.
そこからSタイヤ用に足を煮詰めて,0.2秒削り取れれば,ギリ39秒に届くのでは!?
・・・という皮算用でした.
まぁ,結果は捕らぬ狸の何とやらで,40.5秒から0.4秒も遅かった訳なのですが,ここからピークが来る2月下旬に向けて,何とか,この0.4秒を見つけ出したいところです.年末・年始の休みの間にロガーデータと睨めっこして,0.1秒は稼ぎ代を見つけ出しましたが,これに気象条件(低温・高気圧)が加わっても 0.2秒程度ですし,おだてのまつさんの独自ラインは私には合ってなさそうですし(↓),
今のままでは,あと0.2~0.3秒足りない・・・.
何かアップデートを入れないと,やっぱりダメか?? (;´・ω・)ウーン・・・
Posted at 2021/01/06 01:33:54 | |
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筑波サーキット・コース1000 | 日記