
旅もようやく折り返し地点を過ぎましたが,まだまだ続きます.
さて,今度はどこへ行こうかとネットで色々検索する訳なのですが,やっぱり連休なので,どのルートも検索すると道中が真っ赤っか(渋滞).「こりゃ,都内から脱出するだけでも,一苦労だなぁ~」と思いつつ,走らない事には慣らしが進まないので,高速は使わず,下道なら多少の辛抱で何とかなるだろうと安易な気持ちで走り始めました.
案の定,渋滞にハマり,動くには動きますが超スロー走行・・・.
どれくらいスローかというと,1時間経ってようやくメーターの針が10km進むくらい.県境が見えてきた頃には既にお昼を回っています.「うわぁ~,コレ,目的地に着くまでに日が暮れるんじゃないか?」と思いつつ,耐えに耐えて,初めて5速に入れたのが出発から3時間後という状況(苦笑).さすがに心が折れかかりましたが,ここまで来て引き返すのも嫌なので,疲れてきた足をなだめつつ先へ進みます.
まずは299号線をひたすら北上.秩父へ向かいます.
© OpenStreetMap contributors
先程よりもペースは良いですが,正丸トンネルの入口辺りでもまだ渋滞.「もう目的地変更して,正丸峠に入っちゃうか?」とも思いましたが,ここまで耐えたんだから,もう少し我慢と思い直し,全長1.9kmのトンネル内を平均10km/hで進みます(苦笑).
やっとの思いで秩父に着いたら,そこから左へ曲がって140号線をひたすら西へ.
© OpenStreetMap contributors
さすがにここまで来るとペースは上がり,ようやくマトモなドライブ気分になってきたところで,
「お~,見えてきた」
と今回の目的地,「雷電廿六木橋(らいでんとどろきはし)」に到着.
出発から6時間が経過したところで,ようやくクルマを止めて一休みです(苦笑).
高低差120mの「大滝大橋」と「廿六木大橋」の2つの橋を,ループに見えるようにデザインしたという道だそうです.
LSDの慣らし→グルグル回る→ループ状の道から思いついてきただけなのですが,Rが大き過ぎて慣らしにはならなそうですね(笑).
その後は「折角山奥まで来たんだから~」と,山道をグルグル.
© OpenStreetMap contributors
雁坂トンネル手前まで上って後,折り返してダウンヒル.先程の「雷電廿六木橋」を逆方向から旋回してみます.
これで終わりにしても良かったのですが,「ちょっと距離が足りないな~」と思ったので,途中で右折して再びヒルクライム.
© OpenStreetMap contributors
こちらの道は途中1車線になったり,両脇をコンクリートの壁に挟まれたりして,「海外のラリーみたいだな」なんて思いつつ,生活道路っぽいので大人しく走って,1周して戻り,滝沢ダムの駐車場で休憩.
これで帰路につきました.
帰りは高速が空いていそうだったので,140号線→299号線→圏央道→関越道のルートで帰ってきましたが,関越道の三芳PAで止まった時には夜の9時を回っていました.途中5~10分の休憩はとりましたが,約10時間クルマに乗ったままだったので,さすがに足が疲れ,三芳で50分くらい休憩した後,走り出した時にはクルマが軽快に感じました(足の疲れが取れて踏む代が増えただけ・・・笑).
時間が掛かった割には距離が延びてませんが,これでトータル1390km.1~2速は今回でたっぷり慣らしたので,もういいかな(笑).一方で,肝心のLSDは相変わらずフィーリングが変わりませんねぇ.山道ではそこそこ高回転域まで使ったので,ちょっとは違いが出ても良い気がするのですが,ON/OFFの切替えが感じ取れない.
DC2用のFGはこういう特性なのか? ちょっと不思議ですね.
Posted at 2021/05/04 12:15:01 | |
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慣らしの旅 20XX | 日記