フロントトーのテストがしたいなぁ~と思っているのですが,ここのところ雨続きでサーキットに行けず,悶々としています.
そんな最中に
とある人がバウムクーヘンの自慢をしていたので,対抗してこちらも手配してみました!・・・なんて事はなく(笑),たまたま私もプレゼントで頂いただけです.
どこの品なのかなぁ~?と思って添付されていたカードをみたら湘南・平塚にある「
Conditorei Bachmann(コンディトライバッハマン)」というお店の品のようで,「ドイツ・ドレステンの伝統の味」だそうです.
さて,ドイツと言えばニュルブルクリンク,ニュルブルクリンクと言えば,
以前指南頂いた事もあって,私はこちらの方が真っ先に思い浮かびます.
・・・で,この方の最近のブログにこんな事が書かれていました.

(
クラゴン部屋筑波雨錬より)
「この速度だとダメそうだけどどうかなー,でコーナーに入っていけるか?」
私,これが出来ないんですよねぇ・・・.
「これくらいで滑るな~」と思うところから,どうしてもマージンを取ってしまう.通算3500周したTC1000であれば,限界100に対して99とか98くらいまで寄せれるのですが(時に100を超える事もある),通算2000周した日光でもリスクが頭を過ぎって95くらい,苦手意識の高いTC2000(通算500周)だと92,走り慣れてないエビス(通算30周)とかだと90くらいに留まりそうです.
個人的には「限界100にどれだけ寄せられるか?」というのは,結局,「限界を超えた時に自分の技術で対処(リカバー)出来るか?」の自信の有無に依存している気がしていて,慣れていないコースほど,速度域が高くなるほど,路面の状況が悪くなるほど,その自信が失われていくんだと思っています.
「じゃあ,どうやってその自信をつけるの?」というと,限界を一度超えて,超えた時の状況を体験してみるしかない.ところがコース上で限界超えても安全なのはTC1000くらいなもんで,他のコースでは全損のリスクが高まってしまいます.
とすると,限界を超えた時に対処出来るスキルを純粋に鍛えておくのも手の1つで,以前サーキットアドバイザーに冗談半分で言われた
プロセスレーシングの広場トレーニングなんかは良さそうに思えます.

(ただ,この手のトレーニングは後輪駆動車向けでしょうから,FFでやるのが適なのか分かりませんが・・・)
「じゃあ,トレーニングって本当に意味があるの?」というと,出し手と受け手のレベルが合ってないと上手く噛み合わない.クルマ遊びだけでなく,仕事なんかにも通じる考え方ですが,「見る事が足りない」「見る目が肥えてない」「何が良さそうか,何がダメそうかの判断がつかない」という部分が出来てないと,どんなトレーニングも上手く活かせないよなぁ~とも思います.
ならば,「現状の自分の見る目は足りているのか?」とトップ中のトップのCR-Xの走りを見て試してみると・・・,
「ああ,何となく感じるものはあるなぁ~」とは思うものの,「具体的にこういうところが上手くいかない.何がどう違うのか?」といった部分にまでつながらない,言語化出来ない・・・.
再び悶々状態に戻りそうになった時に,これまた以前指導して頂いた方のブログに書かれていた「言葉の空間認識」という単語で,また考えさせられました.

(以上,
上手になる人の共通点は?【言葉の空間認識】より)
「コーチングって,こういう事だなぁ~」と思わせられる言葉ばかりで,一番大事な根っ子の部分がどこにあるのか?を考えさせられる文面でした.
ここまでで,もうお腹がいっぱいなのですが(笑),今回の件の発端となった安全マージンに関しても触れられていたので,最後にそこも.

(以上,
上手になる人の共通点は?【言葉の空間認識】より)
う~ん・・・.やっぱり最後の最後,重要なのは
気合(精神) なんだなと,バウムクーヘンを食べつつ,バウムクーヘンを自慢していた人の言葉を思い浮かべる,そんな雨の日でした.
Posted at 2021/07/10 03:03:46 | |
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ドライビング理論 | 日記