フロアジャッキが準備出来たので冬支度第4弾.
フロアジャッキ投入の目的は作業の効率化もあるのですが,本当の目的は2輪同時に上げられるようにする事.もうちょっと厳密に言うと2輪同時に地面から離す事.2輪同時に上げた後に何をするのか?というと・・・.
さて,ホームセンターへ材料を調達しに行く前に,まずは必要な面積がどれくらいなのか?を計算してみます.
サイズは「195/50R16」なので,タイヤ外径は602mm,タイヤ幅は201mm.
円周の長さは,2πrですから,
2 × 3.14 × (602/2) = 1890mm
幅が201mmなので,必要なサイズは,
1890mm × 201mm ≒ 190cm × 20cm
これが2枚必要だから,
190cm × 20cm ×2 = 190cm × 40cm ・・・ ①
一方,直径602mmの円を覆う正方形は,
602mm × 602mm ≒ 60cm × 60cm
こちらも2枚必要なので,
60cm × 60cm × 2 = 120cm ×60cm ・・・ ②
①と②を合わせて包括出来る面積は,
190cm × 100cm
という事のようです.
この数値を頭に入れて近所のホームセンターに向かってみると,1畳サイズ(180cm×90cm)だと縦も横も両方足りない.2畳サイズ(180cm×180cm)だと縦がダメ.それより大きいものは・・・と探してみると,

(ニトリ:アルミシート 4mm厚)
あった! 3畳サイズ(230cm×180cm).これなら足りそう.
どうやらこの製品には厚さ8mmのものもあるようですが,行ったホームセンターには4mmのものしか売っておらず,加工のし易さも考えるとこれくらいで良いと思うので,一先ずこれを購入.
家に戻り,現物に当てながら平板部分を切り抜き.
円板部分は面倒なので,「
ADVANタイヤカバー」の天板部分を型紙にして切り抜き.
これを×2作業して,組み立て.
ふむ.こんなもんかな?
残念ながら,現状ではまだ熱源がないので温める事は出来ませんが,少なくとも冷たい地面からは引き離せるので,タイヤが芯から冷える事は避けられるでしょう・・・.
本当は,こういうヤツ(↓)を買いたいところなのですが,
タイムアタック勢は,軒並みぶっといタイヤ履くので,195幅で使えるものなんてないんですよねぇ・・・.
合わないサイズに使って,万が一熱線が被るとそこが異常加熱して破けるそうですし,自作の熱線はショートが怖いですし・・・でこうなりました.
以上,冬支度~タイヤカバー編~でした.
一先ず,現場での作業性等,この試作品で色々確認してみたいと思います.
Posted at 2021/12/14 20:59:46 | |
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