
EF8の先輩に挑む第4戦,前半戦折り返しとなる今回の舞台は日光サーキットです.
前戦となる
第3戦TC1000では先輩の油断もあり,今シーズン初勝利を挙げる事が出来ましたが,その更に1つ前,
第2戦の舞台だったこの日光では,まさかまさかの1秒という大差をつけられての完敗でした.今回はその時の雪辱を果たすべく,準備万端のA052で2連勝を飾りたいところです.
さて,この日は前日夜から降り続いた雨で朝一はウェットコンディションが予想され,その後,曇り空が続いて路面は乾きそうですが,午後から再び雨となる模様.従って,路面が乾いた2本目,もしくは午前中最後となる3本目が勝負どころとなりそうです.
雨予報なので湿度は80%以上と蒸していますが,気温は20℃台前半とカンカン照りに比べれば遥かにマシ.ただ,気圧が985~987hPaと極端に低く,燃調が狂ったのかアイドリングが不安定でエンジンの調子がすこぶる悪い.フルコンを使っていない先輩のEF8ですら加速時に黒煙を吐くようなコンディションでしたので,何だかイヤ~な予感がします・・・.
まぁ,現地に到着してからグダグダ言ってても仕方がないので,まずは先輩と第4戦のハンデ設定を協議.第2戦の結果が1秒差であった点,私の方は当時履いていたCR-S→A052に戻した点等から,ミニサーキットでの基準となる値で合意.今回のハンデ設定は以下となりました.
0.7秒以上 ・・・ 先輩の勝利
0.7秒未満 ・・・ 私の勝利
「おしっ! 気合入れて行くぞ!!」とまずは1本目.
前夜の雨で路面は湿っていますが,レコードラインは乾いている様子.ただ,レコードライン以外は路面の色が黒くまだ濡れている模様.縁石が乾いているのか?までは分からないため,慎重に入りながら徐々にペースアップ.結果は・・・,
先輩 ・・・ 42.056
私 ・・・ 41.791 (-0.265)
ドライビング的にはほぼ全開でしたが,路面が微妙に喰わない感じで前回走った時に感じた「喰うぞ,この路面!」という感じは全くせず,気圧も低いのでエンジンの吹け上がりも重いです・・・.
続く2本目.ここが勝負どころなので計測1からフルアタック.
結果は,自己ベストの0.1秒落ちとなる
41.451.この状況でやれる事は全てやり切ったと思いますが,
たとゆさんが先月195幅のRE-71RSで40秒台に入れられていたのを踏まえるとちょっと悔しい感じ.気温差で6℃,気圧差で20hPa程度不利な条件ではありますが,この出力換算で約3%(≒5.4PS)の差が0.5秒に相当するか?というと微妙な気もします・・・.ここ(日光)で40秒台に入れるには,何かもう一手必要なんだと痛感しました.
おっと,話が逸れました.ハンデ戦の方は2本目は先輩の方もペースが上がり,差はこんな感じに(↓).
先輩 ・・・ 41.232
私 ・・・ 41.451 (+0.219)
今回のハンデは0.7秒なのでマージンは残り0.5秒.私の方は既に全部出し切ったので恐らくここから先は頭打ち.勝負の行方は先輩がここからどこまでタイムを削り取ってくるか?に掛かってきそうです.
午前中最後となる3本目.
予報の通り午後から雨となるならここが最後のチャンス.私の方も頭打ちだからといって無為無策でボーッとしているつもりはないので,ピットインを繰返して減衰や内圧を調整し,何とか抵抗を試みます(↓).
しかし,タイムは伸びず・・・.トップスピードは132km/h→135km/hまで伸びているのに,なぜこれでタイムが縮まらない!? そんな感じで悪戦苦闘している私に対し,先輩の方はこっそりと背後に忍び寄り(↓),
41秒フラットまでタイムを短縮.
「しまった!? 引っ張ってしまった! 周囲の警戒を怠るミスだ・・・」 _| ̄|○ ガクッ
と後悔するも時既に遅し.3本目終了時点での差は,
先輩 ・・・ 41.070
私 ・・・ 41.451 (+0.381)
となり,マージンは残り0.3秒.果たしてこのまま逃げ切れるのか!?
勝負の行方は昼食を挟んだ午後の部(
後編)へと続いていきます・・・.

Posted at 2022/07/18 12:36:40 | |
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EF8 vs EF8 | 日記