前回,想定外の好タイムが出た原因を探るために,A052の性能劣化の推移から分析をしてみたのですが,分かったのは「やっぱりオカシイ!」って事だけ(苦笑).
とはいえ,ただただオカシイで終わっては私らしくないので,アレかな? コレかな?とその後も色々調べてみたところ,ロガーデータで,今回のホームストレートでの最高速が130km/h台に達している事に気づきました(↓).
私のEF8は,夏場は120km/h台後半がせいぜいなので,「へぇ~,こんだけ出る時期になったのか.アタックシーズンもいよいよ始まりだなぁ~」なんて呑気に眺めていたのですが・・・,
( ´・д・) ン?
いやいや,ちょっと待て! 似たような気温だった6月でも130km/h台なんか出てないぞ!?
なんで今回はこんなにエンジンが吹けてんだ・・・??
今回,TC1000のコース上で22万kmを達成してしまったので(↓),

(タイムアタック中だったので,キリ番撮り損ねた・・・苦笑)
そろそろエンジンもオーバーホールしてから12万kmが経過した事になります.まさか
ロウソクは消える直前が一番明るい ってヤツじゃないよね??と不安になり,LINk ECUのデータを見返してみたところ,バッテリー電圧が異様に低い事に気づきました.
えっ!? これはもしや・・・と思い,家~筑波までの間のバッテリー電圧の推移を確認してみると,
【オルタネータ交換直後】
【走行会当日】
オルタネータをDC2用に交換した直後(上のグラフ)は走行状態によらず,バッテリー電圧(3つの波形の一番上)は14V付近で安定しているのに,走行会当日(下のグラフ)は0.5V低い13.5V付近で上下動しています.特にエンジン回転数(3つの波形の一番下)が2500rpm付近で安定して発電出来る状態の高速道路で,電圧が逆に13.1V付近まで下がるという謎の現状・・・.
「オイオイ,これは間違いないよ~」と思い,ショップに行ってオルタネータの発電量をチェックしてもらったら,
「発電量落ちてますね・・・」と診断されました.
どうやらリビルドオルタは,僅か1ヵ月半でお亡くなりになったようです・・・(泣).
_| ̄|○ ガクッ…
恐らく,オルタネータの内部が破損した事でエンジンに掛かる負荷が減り,吹け上がりが良くなってストレートスピードが伸びる・・・というメカニズムだったのでしょう.「消える直前」だったのがエンジンではなく,オルタネータであった点は良かったですし,好タイムの原因がオカルトでない事も安心材料ですが,「リビルドは,DC2用でもダメなんかい~!」と叫ばずにはいられませんでした(苦笑).
余談になりますが,オルタネータをDC2用に変更したのに合わせて,オルタネータの真上に位置しているボンネットの穴を塞いでもらったのですが(↓),
これ以降,なんだか微妙に水温が高くなって「おかしいなぁ~」と思っていたんですよね.例えば,TC1000でコース上を周回した後,パドックに戻ってアイドリング状態で放置していると,水温が100℃を超えてアラームが鳴る事がしばしばあり,今までそんな事は一度もなかったので,「もしかして,あの穴が冷却に効いていたのか・・・?」なんて思ったりもしたのですが,実はオルタネータが異常加熱していた事が原因だったりするんですかね・・・?
いずれにせよ,これで再びショップに入庫となりました(泣).
ま,壊れたもんはしょうがないので直すしかない訳なのですが,そんなやりとりをしている間に,ミー玉さんがショップに来店され(milk☆さんと一緒に先日の走行会に参加されてました↓),
スーパーチャージャーの耐久性の話を店長とされているのを隣で聞いていたのですが,やっぱりサーキット走行をしているとエンジンの補機類の信頼性って,どうしても厳しくなってくるんだなぁ~と改めて思いました.
(とはいえ,1ヵ月半は短過ぎですけど・・・苦笑)
その後,クルマを失ったので駅まで歩いて帰る事になったのですが,時を同じくして,走行会後の点検でショップに来ていたEF8の先輩も,ドラシャブローでクルマを失ってしまったため,ショップから一緒に歩いて帰る事になり,昼食をご一緒させて頂きました(↓).
食べている最中に涙の味がしたような気もしますが,きっとこの担々麺が辛かったせいだと思います・・・.
Posted at 2022/09/18 01:22:24 | |
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