1ヵ月前のTC1000で新品のA052を投入し,40秒台出す気満々で挑んで全く届かず,
先月の日光で自己ベストを更新する気満々で挑んでこちらも玉砕と,暫く放心状態でした(苦笑).
もうこのまま今年一杯は冬眠してようかなぁ~とまで思っていたのですが,先月の日光でリアタイヤのウォームアップ不足が始まったので,「そろそろ何か対策を講じないと去年の二の舞だな・・・」と調べ物を始めました.
何をどう調べたのか?は
別のブログで語るとして,結論としては一先ず「TPMS(Tire Pressure Monitoring System)」を導入してみる事にしました.そして,これも詳しくは別途述べたいと思いますが,今回はFOBOの「
TIRE 2」を選ぶ事にしました.
この製品は端的に言うとスマホと通信出来るTPMSで,こんな感じ(↓)でスマホの画面にセンサーが計測した結果を表示する事が出来ます.
製品名の「TIRE 2」の"2"はversion 2の"2"を示しており,version 1より小型化されているのだそうです(↓).
また,「TIRE 2」の"TIRE"は二輪用の「BIKE 2」と区別するために付けられた名称のようです.
・・・という事で,このTPMSを装着してTC1000でテストして来ました.
いきなりですが,結果はTPMSの装着でホイールバランスが崩れてしまい,バイブレーションが酷くて0.35秒ダウン・・・・・・・・・というのは冗談で,1020hPa付近の高気圧・20℃未満の低気温と条件は良かったのですが,前日が2輪の走行会だった影響なのか,路面が非常にスリッピーで,多種多様なロードスターがアチラコチラでスピンするくらいの残念な路面でした.
私の方はスピンする程ではありませんでしたが,ヘアピン進入のグリップが極端に低く,いつものようにブレーキングするとタイヤがロックして曲がれませんでした.当日ベストである上の動画を見て頂くと分かりますが,ヘアピンでロックさせてクリップを外しているのが分かると思います.
まぁ,路面がスリッピーでロックし易いのは仕方ないにしても,ブレーキング時に若干ハンドルが右に取られるのは不可解です.「ん?ひょっとして 右フロントだけがロックしてる??」と思いTPMSの画面をチラリと見てみると,左に比べて右フロントの温まりが悪いのか,左右で内圧が10kPaズレてました.どうやらこのズレのせいで,右フロントだけがブレーキング時の荷重に耐え切れずロックしてしまったようです(その後の枠で左右の内圧を合わせたらロックしなくなった).
こんな感じで,早速タイヤの状況を把握するのにTPMSが役に立ちました.
さて,この日は気圧・気温の条件が良いので,混み走になるか?と思っていたのですが,意外と台数が少なく,「午後も走ろうかなぁ~」なんて思っていたら,午後のサーキットアドバイザーのミーティングをコース上で行うとの事.
先月末のパーティレースから導入された,ロードスターRFのセーフティカーも持ち出し,洗濯板の攻略をアドバイザーである蘇武さんが解説.コースを知り尽くしている蘇武さんらしい事細かな内容に,皆さん傾聴していました.特にどりとすさんはメジャーまで持ち出して,洗濯板各部の採寸を実施し(↓),
どのくらいクルマを乗せられるか厳密に計算していました.
質疑応答も活発で議論が盛り上がる中,私はこっそりとミーティングを抜け出し,インフィールドの立ち上がり部分をチェック.「洗濯板まで真っ直ぐのラインって取れないじゃ~ん」とか(↓),
蘇武さんがギリギリまで使う,インフィールド立ち上がりのアウトサイド部分で,「最後の最後,路面がなくて戻る角度がキツいじゃ~ん」とか(↓),
前から気になっていた部分を一人で確認してました.こんな事やってたせいでミーティングの集合写真の撮影に参加し損ねましたが,まぁ,気になる部分を確認出来たので満足です(泣).
その後,午後のP4枠(14:00~)を走って,午前のA3枠(9:40~)のタイムを超えられない事を実証しつつ(苦笑),またも打ちひしがれながら後片付けした後,おだてのまつさん・ikuji-さん・かずやん!さん・どりとすさんとファミレスで遅い昼食(夕食?).
TC2000の攻略法に関して意見交換をしたのですが,その中で私が
6年前にやらかした最終コーナーでのスピンのカラクリが判明したりして,非常に有意義な時間を過ごせました.
議論が盛り上がり過ぎて,気がつけば日も暮れてしまったのですが,最後の最後で嫌なモノに遭遇してしまいました.それは・・・,
外国人複数名が乗った古いプリウス
結構長い時間ファミレスに止めていたので,見つかってしまったのでしょうね.店の入口付近にプリウスを止めて,話しながら我々の方に近づいてきて,「なんか外国人の声がするなぁ~」と思って私がクルマの中から覗き込むと(その直前にたまたま乗り込んでいた),私がクルマに乗り込んでいる事に気づいた(or まつさんのDC5が動き出した)瞬間,引き返してプリウスに乗り込み,そそくさと駐車場から出て行きました・・・.
あとちょっと解散のタイミングが遅かったらどうなっていたのか?と思うとゾッとします.ここが茨城である事を思い知らされる1日の終わりでした.
以上,情報盛沢山の1日でした.
最後後味は悪かったですが,それ以外は有意義な1日でした.気になる部分は別途ブログに纏めようと思います.
お会いした皆様,お疲れ様でした.
Posted at 2022/11/06 03:21:18 | |
トラックバック(0) |
筑波サーキット・コース1000 | 日記