
先月末に発売された後,僅か6日間で初回出荷分が完売になったという人気のタイヤの噂を耳にしました.
なんでも過去にダンロップと組んで作った事があるという大阪の会社が,滋賀の工場で作った国産のタイヤだそうで,販売ルートも特定の店に限定されているとの事.
これに私が気づいたのは11月に入ってから.「1週間も出遅れては入手は難しいか・・・?」と焦りつつ,急ぎその店へと向かいます.
幸いにして知っている店であたったため,道中を最短・最速(家から歩いて5分)で駆け抜け,店内に飛び込んで視線を右に左に走らせると,
あ,ありました! (☆。☆) キラーン!!
値段は5セット(20本)で税込178円だそうで,1本当たり約9円とアジアンタイヤも真っ青な低価格です(笑).
これは確かに人気になるでしょう・・・と早速封を開けてみると,
劣化を防ぐためのラッピングが1本ずつ丁寧にされています.
トレッド表面にテーピングするのではなく,丸ごと1本包まれているのが素晴らしいですね!
ラッピングから外して現物を見てみると,トレッド表面は少し汚れが付いて分かりづらいですが,どうやらフルスリックのようです.ショルダー部分の斜めの傾斜角が若干強い気もしますが,スリックであればこんなもんですかね?
また,気になるのがサイドウォールに刻まれたフィン形状の溝・・・.
Σ( °o°) ハッ!
これはまさか,ヨコハマがスーパーGTに投入したフィン付きタイヤ(↓)の発展形か!?
さすがは最新のスリックタイヤ,レーシーですね!
・・・と,ここで今更ながら気づきました.このタイヤ,サイズが書かれていませんね.いつもだったら事前に調べてから買うのに,失敗,失敗.仕方がないので実測してみますか.
直径は22mm.
幅は10mm.
内径は0.2インチ(6.8mm).スリックタイヤの表記で言うなら「10/22R0.2」ですかね.
フォーミュラで使われるスリックタイヤは13インチくらいなので,1/47のタイヤだと思って換算すると「470/1030R13」.
昨年までF1で使われていたものを同じ表記にすると,リヤ用でも「405/670R13」なので,径が滅茶苦茶デカイタイヤですね.後発だけにこういうところで勝負を掛けてきたのでしょうか!?
なお,これだけ扁平率が大きいと剛性が心配になりますが,触ってみたところカチカチで,手で押すくらいではビクともしませんでした.それでいて,表面は常温でもベタベタしていて非常にグリップが良いです.まるで水飴のようです.これは間違いなく喰うでしょう!
ちなみに,素材の臭いも嗅いでみましたが,かすかにコーラのような香りがしました.勇気のある方には是非ともペロリと舐めてもらいたいものですね(笑).
以上,「タイヤアメ」の感想でした.
ファミリーマート限定なので近くにないと入手しにくいですが,サーキットのお供に如何でしょう? 初回出荷分は在庫切れだそうですが,店舗にまだ残っている場合があるそうです(私のトコは残り1個でした).
ああ,そうそう.サーキットで飴と言えば,鈴鹿サーキット限定の「サクマドロップス」なんてのもあるそうで(↓),
佐久間製菓の廃業報道で「サクマドロップスがなくなる!?」なんて話が流れてきて,「手に入らなくなるなら,鈴鹿行った時に買っとけば良かったなぁ~」と思ったのですが,サクマドロップス(サクマ製菓)とサクマ式ドロップス(佐久間製菓)は違うのだそうで,今後も買えるとの事で安心しました.
次,鈴鹿に行くのはいつか分かりませんが,機会があればこちらも入手してみたいと思います.
Posted at 2022/11/13 01:04:46 | |
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