
遡る事3週間前,まだ次のリアタイヤをどうしようか悩んでいた頃,筑千職人 秋ノ陣の途中経過(タイトル画像参照)を見たら,今期の周回数がトップのかずやん!さんと46周も差がついていました.
この時点で4輪のファミ走の残りは平日半日+土曜半日の僅か2回.「(土曜はかずやん!さんも走るだろうから)今期の周回王はさすがに届かないなぁ・・・」と思い,「これを逃すなら,冬ノ陣のエントリーは見送ってSタイヤ(A050)履いちゃおっかなぁ~」なんて考えていました.
その後,
色々思案した結果,結局195/55R15のA052に落ち着く訳なのですが,朝一にテストしていた時には周回王の事なんて,頭からスッポリ抜け落ちてました.
朝二のT2枠(8:15~)を走るつもりだったので,準備に掛かりっきりでピット側に誰が居るのか気を配る余裕もなく,パドック側に居た(大)@みやう軍団さんとtaka@黒インテ(元)さんが居る事だけ認識してました.
(takaさん,ホントあの時間に来て,よくT2枠に間に合いますね・・・)
その後,T2枠のタイムが撃沈に終わり,2本目の走行準備を終えてピットに居るこもりん.さんに会いに行き(↓),
そこでようやく落ち着いてピットに居るメンバーを見渡すと,
アレッ? かずやん!さんがイナイ??
キョロo(・ω・ = ・ω・)oキョロ
おおっと! これなら,もしかして周回王に手が届く!?と思い,朝のT2枠の周回数を確認.
17周していたので,46 - 17 = 29周差となりました.
「に,29周・・・.び,微妙・・・」 (-ω-;) ウーン
ファミ走は1枠20分なので,トータルで1200秒.
逆転するためには30周必要なので,1200秒 / 30周 = 40秒/周・・・.
「平均40秒ペースなんて,そりゃ無理だ!!」 Σr(‘Д‘n)
という事で,最低でも2枠(20分×2回)走行しないとダメ.
「これって,周回王特典の計測器無料でペイ出来るのか??」と思い試算してみると,
1枠の料金(2900円) / 計測器費用(500円) = 5.8回
無料期間3ヵ月のうちに,ファミ走を6回走らないと元が取れない・・・.
「び,微妙・・・」 (-ω-;) ウーン
とは思いましたが,まぁいいやって事でA4枠(10:00~)のチケットを買ってコースへ.
この直前に雨が降り始めて,路面は既にフルウェット状態.リアタイヤも比較テスト用に15インチ→16インチに交換していたので,スピンが怖い冷え冷えタイヤ.おまけにコースを見渡せば,ウェットなのに皆よく走るなぁ~と思う12台エントリー.「こりゃ,ひたすら淡々と走るしかないな」という事で,20分間の一人耐久(ロングラン)をする事にしました(↓).
(20分そのままだと飽きるので1.2倍速にしてあります.暇な人は見て下さい)
途中で雨脚が強まったせいか,FR車は勿論の事,AWD車ですらクルクル回ってコースアウトしていたので,みんな大変そうでした.タイムを気にせず,何度行く手を阻まれようとも耐久走行のつもりで淡々と走り続けたので,ウェット路面ながら22周する事が出来ました.これであと7周差です.
「どうせウェット路面を走るなら,もう一度15インチに変えて,16インチとのフィーリングの比較くらいはしたいなぁ~」「でも,雨の中でタイヤ交換するのは嫌だなぁ~」とクルマの中でブツクサ言いながら,雨雲レーダーを覗いていると,
雨雲が通り過ぎて11時前後で雨が止みそうな気配.
そのままクルマの中で待機していると雨脚が弱まり始めました.
「今だッ!」 ε=(((((ノ`・Д・)ノ
・・・と飛び出して,また降り始める前に急げぇ~!と大急ぎでタイヤ交換をしましたが,そこから再び雨が降る事はありませんでした.
周りを見渡すと,さすがに皆さん諦めて帰ったようで,ほとんど人が居ない.悠々とA8枠(11:20~)のチケットを買ってコースに入ると,私とカプチーノの2台だけでした♪
これならどんだけスピンしても迷惑掛からなそうなので,ターゲットタイムを45秒台に設定して,1アタック&1クールでウェット路面を攻めてみます.
結果は,ロガーデータ上は45秒を切れていますが,公式のタイムは 45.026 でした(↓).
最終ラップで上手く全部纏められたかなぁ~?と思いましたが,タラレバベストだと,あと0.15秒削れたみたいですね.残念!
ウェットだとその時その時の路面コンディションに左右されるので,これがどれくらいのレベルなのか分かりませんが,この後のA9枠(11:40~)を走ってるフォーミュラ勢がこれくらい(↓)のタイムだったので,まぁ,そこそこな感じですかね.
いやぁ~,それにしても最後の枠のアタックは楽しかった!
2台だけだから周囲を一切気にしなくて良いし,タイヤのグリップのギリギリを狙って微妙なコントロールを試すのがホント楽しい♪ トライした事の成功・失敗がはっきりと挙動で返ってくるので分かり易いし,ドライだったら絶対やらない色んなラインやアプローチを試せて勉強にもなりました.特にコーナーのどこの部分でタイヤのグリップに頼っているのか?を体験出来たのは今後の役に立つかも!? 2900円追加で払った価値は十分あったと思います(笑).
あと,色々試す中でTC1000のウェットラインみたいなものも探ってみましたが,絶対的な速度が低いせいか,結局のところはドライと同じ最短距離のラインが一番速そうに感じました(LSDの感触からすると,コーナーで微妙に回り込む量は増やした方が良さそうでしたけど).
唯一「ここは危ないのでラインを変えた方が良いな・・・」と思ったのは,「左高速コーナー」のアプローチ(↓).
知っている人は知っていると思いますが,この「左高速コーナー」は逆カントがついていて,右肩下がりになっているんですよね(↓).
なので,IN側のタイヤは丘の上で水が少なくグリップが良いのですが,反対にOUT側のタイヤは下流に溜まった水の上を走る事になるので滑り易かったです(特に右のリアがヤバイ!).ウェット路面だとFR勢がここでイン巻きして,洗濯板のトコのスポンジに刺さるのをよく見聞きするのですが,内心「ウェットとはいえ,なんであんなトコで回るんだ・・・?」と思っていたのですが,今回の走行でそうなる理由が良く分かりました.
・・・という事で,楽しんだ上での最終結果は以下となりました.
これで春・夏・秋・冬の周回王通年制覇の野望(?)にまた一歩近づく事が出来ました.ランキングの方はまたも4番手で賞典外ですが,ハンデが付かない中では最速だと思って,前向きにいきたいと思います(笑).