
別にこのネタを引っ張るつもりはなかったのですが,写真ばっか撮ってるとブログが長くなる・・・.
「Honda ウェルカムプラザ青山」に行った話のラスト,おまけ編です.
ここはホンダの本社でもあるので,屋外には最新の車が展示されています.その中にFL5(最新のTYPE-R)があったので,ついでにコチラもジロジロと見てきました.FK8に比べるとスッキリした顔立ちになって,個人的には好みのデザインですが,まぁ,デカくて重いクルマに興味はないので,買う事はないですね(笑).
先に内装関係をパパッと.
シートに座ってみると「まぁ,最近のクルマだね」って感じの普通さですが,標準でスウェード調のステアリングというのは,どうも違和感がありますね(苦笑).
シフトノブはお馴染みのTYPE-Rノブ.ガチャガチャ遊んでいて気づきましたが,これリバースにロック機構がないんですね(シフトノブの下にリングがあって引っ張り上げたりするヤツ).アレッ? FD2とかどうなってましたっけ??
試しに後部座席も座ってみたのですが,足元が広いですねぇ~.TYPE-Rとは思えない(笑).
降りて,リアを斜めから見た部分.3ボックス至上主義のオレさまはこのCピラー部分のデザインが気に入らないそうですが,私は段々見慣れてきて気にならなくなりました.とあるデザイナーが「FL5は4ドアのCR-X」とサイドのデザインを評しているのを聞いて「なるほどなぁ~」と思ったくらいです.
さてさて,普通の感想はこれくらいにして,ここからはFL5のTCR仕様(↓)が発表されてから気になっていた部分をチェック.
こちらはレーシングカーなので,サーキットでの空力性能を重視したデザインとなっている訳なのですが,その結果,市販車から削ぎ落された部分が2つあると聞き,そこが気になっていました.
1つ目がフロントタイヤ前方のスリット(↓).
TCR仕様では,これが塞がれているんですよね(↓).
このスリットを使ってエアカーテンを作っているんじゃないのか?と思っていたのですが,市販車で確認したところダミーでした.スリットは穴が空いておらず,フロントタイヤ前方のフェンダーカバーにも穴が全く開いてませんでした.単なる造形上のメリハリを付けるだけのデザインであれば,そりゃレーシングカーでは塞がれますよね・・・.
もう1つは,リアタイヤ後方のスリット(↓).
こちらも,TCR仕様では塞がれているんですよね(↓).
タイヤハウスの圧力抜きには効果的な部分なんじゃ・・・?と思ったのですが,こちらも市販車ではダミーになっていました.これらのスリットは
欧州車でよく使われていますが,一応,効果も含めて採用されている認識です.例えTYPE-Rであってもデザインテイストだけ採用して,細部の空力効果はそんなに重視していないって事なんですかね? ちょっと残念な感じでした(A90スープラみたく,「後から自由にカスタムして下さい!」と取り外しが出来るような構造にもなってなさそうですしね・・・).
以上,おまけ編でした.
繰返しになりますが,FL5のデザインは個人的には好きです.ただ,個人的な好みで言うなら,これをあと二回り・三回りくらい小さくしてくれたらなぁ~と時代に逆行した想いが出てしまうので,やっぱり遠くから眺めるクルマなんでしょうね.
Posted at 2022/12/29 23:29:46 | |
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