スライドコントロールの練習会に参加した際に,講師である蘇武さんから「リアが固過ぎる気がするので,ピラーバーを外してみて下さい」とアドバイスを頂きました.
当日はクルマ云々以前にドライバーがヘタレ過ぎたので,脱着の時間を惜しんでやらなかったのですが,練習会終了後も「その日のうちに装着⇔外しの両方を確認した方が良い」と再度アドバイスを頂いたので,そのお題を消化しにTC1000へと向かいました.
脱着の時間を考えると午前・午後両方とも走れる日が良いのですが,土・日で1日枠がある日はこの日のみなので,是が非でも行く必要があったのですが,残念な事に前日に東大まで行かねばならず(↓),
上司がお昼に連れて行ってくれたお蕎麦(よし房 凛)は美味しかったのですが(↓),

(梅そば:焼いた梅干しに焼きのり・とろこぶ・刻んだ大葉をのせたもの)
なんだかんだで現地の解散時間は夜の10時過ぎ.そこから家に帰って,クルマにタイヤを積み込んで,各種バッテリーの充電をやって・・・と気がつけば時計は1時を回っており身体もヘトヘト.「明日寝坊しそうだなぁ~」と思いながら目を閉じました.
翌朝.目覚ましのアラームに気づき,時刻を見てみるとセットした時間から既に20分が経過してます・・・.「やっぱり寝坊した(苦笑)」と思いつつ,急いで出発して,筑波サーキットに着いたのは7時過ぎ.8時枠で走るとなると余裕がないので大急ぎで準備をします(いつさんの新車にも気づきましたが見に行く余裕がない・・・泣).
ドライバーミーティングもぶっちぎって,なんとかT2枠(8:15~)に間に合いコースイン.
最近計測1でベストタイムが出せないのが課題なのですが,計測2で何とか 41.516 をマーク.
ここのところ,ずーっと41.5秒なので案の定なタイムではあるのですが,今回のこもりん.さんとのハンデ戦は1.7秒だったので,これでは届かず敗戦.
アイスを進呈させて頂きました(なんかこもりん.さん0.2秒くらい速くなってる気がする・・・).
さて,ここからが本題.これを(↓),
こうして(↓),
A5枠(10:20~)でコースイン.10台くらいの結構な混雑具合な上にペースが10秒違う方もおり,クリアラップがなかなか取れず.気温が上がった上に日射しも強いので,タイムは 42.0秒を出すのがやっと.
ピラーバーを外した感触としては,リアのロール量が増えているのは分かりましたが,それがコーナリングに影響しているかというと微妙な感じ.ヘアピンで大舵を入れた初期にステアリングレスポンスが良くなったり,最終複合の定常円旋回でクルマがインを向き易くなった感はありますが,ロガーで比較してみないと分からないレベルの差な気がしました.
「う~ん・・・」な感じの印象だったので,「比較する時の鉄則はA→B→A」という事でピラーバーを戻して(↓),
P2枠(13:20~)で再度出走.
やっぱりリアの動きに曖昧さがないので,個人的にはこちらの方が好みですが,レスポンスが早い分,スライドした後のコントロールが難しいので,ここからの伸び代はなさそう.タイム的には42.3秒とこちらの方が遅いのですが,ドライビングをアジャスト出来ていない可能性もあるので,もっと積極的にリアを動かす走り方を学ばないとダメだなぁ~と思いました.
なお,この枠では最近TC1000で精力的に走られているコチラのNA6(↓)に追われたのですが,
ミラー越しに後ろを見るとぴったりと張り付いていてかなり焦りました・・・.コース後半部分はパワー差で逃げ切れましたが,前半部分は完敗です.1時間毎に走られる精力さといい,やっぱり凄い方ですね.
以上,お題消化でした.
ピラーバー有無の細かい比較はまた別途やろうと思いますが,一先ずアタックシーズン用として使ってきたCR-Sは今回で終了しました.
私にしては珍しく,外側よりも内側が先に限界を迎えた点も踏まえて,色々とセッティングの気づきが得られたタイヤでした.次回からは再びA052に戻しますが,こもりん.さんにも負けちゃいましたし,何かしらのアップデートを考えたいと思います.
Posted at 2023/06/11 13:38:17 | |
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筑波サーキット・コース1000 | 日記