
一部の界隈で「マテ茶」が注目されていて,海外の話なので「ふ~ん・・・」と眺めていたのですが,先月末にセブンイレブン限定で「一(はじめ)マテ茶」という製品を発売され,詳しい人曰く「これは間違いなくマテ茶」と評されていたので,興味半分で買ってみました.
南米で好まれると聞いて「癖のある味なのかなぁ~?」と勝手に思っていたのですが,そんな事もなく,ほのかに甘味もあって美味しかったです.売っているのはコールドなので,もうちょっと暑い時期に発売して欲しかったなぁ~という感じです.
さて,そんな感じの専門外を経験してみよう!という訳でもないのですが,先日YouTubeを眺めていたら,ヒルクライムを走るCR-Xの車載を見つけました(↓).
特に頭を働かせず,興味半分でボーッと眺めていたのですが,なんか見た事あるコースだなぁ~?と思ったら,orangeEP@ahirukantaiさん達が出場しているBRIGのヒルクライムイベントでした.
これで少し興味が湧いて,コース攻略の目線で見るようになると,「ゲッ! EF8でこの動きって事は,ココ,メッチャ難しいじゃん・・・」と分かるようになり,ターボ車勢(特にGC8)がどんだけ速いのか今更ながら実感出来ました(笑).知らないコースで他の人の車載だと,TVでも見てる感じで「凄いなぁ~」レベルで終わってしまうのですが,知ってるクルマの動きで映像を見ると,解像度が上がるというか,細かいトコが読み取れるようになるので面白いですね.
例えば,上の車載で言うと,
スタート2個目の左コーナーは(↓),リアが滑っているから川が流れているんだなぁ~とか.その次の右コーナーは(↓),
こちらも川があるけど,イン側のラインはタイヤ1本分乾いているので滑んないんだなぁ~と思いきや,その次の左コーナーで(↓),
イン側のタイヤだけ川で濡れたのでリアが滑ってるけど,片方のタイヤは濡れてないので収まりが早いとか,ここら辺のセクションは(↓),
Rがキツいので,3速だと高過ぎて進まないが,2速だと低過ぎて踏めないとか.ここのストレートエンドでは(↓),
4速に入っているので130km/hオーバーになるから,その先にパイロンセクションがあるんだとか(ブラインドから4→3→2速と落として,パイロンにアプローチするのが,どんだけ難しいのかよく分かった・・・),その先のヘアピンでシフトミスしているけど,それは手前のコーナーで横Gが残っているせい(言い換えると,手前が横Gが残っている状況でシフトダウンを強いられるコーナー)だとか.ゲート前では(↓),
リアが滑ってるけど,それはアウト側からアプローチしようとして,右側のタイヤを川で濡らしてしまったせいだとか.最後の中州でジムカーナターンをする際(↓),
手前の路面がバンピーで,ブレーキングでクルマが左右に振られるとか.そして,中洲の出口は1速を使うくらい回転数が落ちるんだとか(ターボ勢だとここは全然落ちた印象がない).「アレッ? なんでこんな挙動をするんだろう??」と思って見ていると,色々気づけて面白かったです.
当たり前っちゃあ,当たり前なのですが,やっぱり公道は不確定要素が多いのでマージンをもって走らないと刺さるなぁ~と思いつつ,それを臆せず駆け抜けられるドライバーさん達はホント凄いなぁ~と改めて思いました.
以上,知ってるクルマで見ると見方が変わるお話でした.
ちなみに,コチラのEF8はB18C搭載だそうですが,タコメーターを見ると7000rpmちょっとまでしか回していないんですよね.EF世代のB16Aだとレブは7600rpmなので,確かにそれくらいでシフトアップするのですが,赤ヘッドだからType-Rスペックだろうし,ECUも替えてるだろうし,不思議だなぁ~と思いました(ヒルクライムだとそれ以上回しても意味がないのか??).
Posted at 2023/10/06 17:18:14 | |
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