JMS2023見学の続きです.
見たかった展示は一通り目を通し,あとは一番興味がある横浜ゴムに行って,ここに来た理由である「ADVAN A50」を見ようと思っていたのですが,その前にこのタイヤがコペン用だと聞いていたので,先にダイハツのブース行って「VISION COPEN」を見てみました.そうしたら「アレッ? A50を履いてない・・・??」となり,「ドウイウコト??」と混乱した状態で横浜ゴムのブースへ.
初めにビッグサイズのタイヤにお出迎えされ(↓),
何のタイヤかなぁ~?と横からパターンを見てみたら「AD09」でした(↓).
何人かココで写真を撮りそうな人の顔が思い浮かびつつ,早速「A50」とご対面(↓).
「A050」ではなく「A50」です.サイズはコペン用の「165/50R16」の1サイズとの事.このサイズで気づくべきだったのですが,ここで言っている「コペン」は今回のショーで発表されたFRの「コペン」ではなく,市販車のFFの「コペン」の方ですね.FRコペンに合わせて発表したのかと思い,勝手に紐づけてしまいました・・・.
私がこの「A50」になんで注目していたのか?というと,このフィン(↓).
SuperGT用のタイヤで投入された技術が遂に市販化されるのですね.このフィンの効果は勿論空力(↓).
フィンは2対×6箇所の計12本で高さは3mmだそうです.加えてよーく見てみると,トレッドの横の部分には
ディンプル加工も施されていますね(↓).
なお,フィンは表側のみで裏側にはないようです(↓).
裏側は裏側で効果があるそうなのですが,コストの問題もあるでしょうし,まずは表面ですね.
さて,これで満足したのでブースを出ようとしたら,コチラのタイヤが目に入りました(↓).
今年のパイクスピークで使われた,サイドウォールのゴムの素材にバイオマス由来のブタジエンゴムを使った「ADVAN A005」です(↓).
おおっ! コレは例の
A052のマイチェンネタのヤツじゃないか?と思い,よーく見てみると,素材も展示されていました(↓).
当たり前ですが,さすがにコレは見ても分からん(笑).でも色んな素材が使われている事は理解出来ました.
以上,「A050」ではなく「A50」からの「A005」でした.
(YOKOHAMAは"5"という数字に何か拘りがあるのか・・・?)
これ以外にも横浜ゴムのブースには「硬度可変スタビライザー」なる技術を使ったタイヤも展示されていました(↓).
タイヤの内側にフレームを組み,電気信号を受けると硬度が変化するそうです.走行中に電流を流し続けるとなると,これもBEVを想定した技術な気がしますが,IN側とOUT側でタイヤの剛性を変化させてコーナリングするなんて,Formula-Eとかでやってみると面白い気がしますね.
Posted at 2023/11/03 07:20:46 | |
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