
先日,LSDの現状確認として
イニシャルトルクを確認した訳なのですが,20ヵ月前と同じ「4.5キロ」でした.今のLSDを組んだ初期が「5.5~6.0キロ」,それから1年半経って「4.5キロ」に落ち,そこから更にほぼ同じ期間(1年半+2ヵ月)を経てまだ「4.5キロ」なのですから,これが今のLSDの設定値と考えて良いでしょう.
となると,このイニシャル値をどこまで落とすか?という話になる訳なのですが,先代のLSDは「3.0キロ」だった事を踏まえると,まずは1.5キロダウンでしょうか?
Type-RSのイニシャルトルクは,スプリングの本数だけでなくプレートの厚さも関係してくるので一概には言えないのですが,ここでは仮に以下だとして(↓),
初代 (EG6用 F) ・・・
1.0キロ
2代目(EG6用 FG) ・・・
3.0キロ
3代目(DC2用 FG) ・・・ 4.5キロ
スプリングの本数も以下だったと仮定すれば,
初代 (EG6用 F) ・・・ 8本
2代目(EG6用 FG) ・・・ 16本
3代目(DC2用 FG) ・・・ 24本
大体スプリング4本≒1キロくらいの換算になるでしょうか? そうすると1.5キロダウンは6本減.実際に今のLSDに24本入っているかどうかは開けて確認しないと分かりませんが,「FG」のカムのフェース的には4面あるので(↓),
恐らく,2×4=8本抜きになるのかなぁ~?と思っています.
そもそも1wayにおけるイニシャルトルクは,アクセルを踏んでいない時(=駆動トルクがゼロの時)の最低ロック率ですから(↓),
それが下がる事によって,アクセルの踏み始め(駆動トルクが出始め)の領域でロック率のコントロール幅が増える事になります.イニシャルトルク1.5キロの差で一体どれくらい増えるのか? そもそも私がそれを認識出来るのか?といった懸念はありますが,こればっかり は正直やってみないと分かりません.ただ,
過去のブログを読み返してみると色々辻褄が合う部分もあるので,やればやったで有意な差が出るんじゃないのかなぁ~?と思っています.
・・・という事で残る最大の問題点は,ヘタった訳でもないのに,ミッション降ろしてLSDをわざわざ開けるのか?という私の貧乏性な部分ですかね(苦笑).
Posted at 2024/07/23 22:05:13 | |
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セッティング(駆動系) | 日記