前回,AT使いに言われてBB6のブレーキ強化策を調べてみましたが,問題の原因が熱にあるのならばローターを変えずとも冷やせば良いんじゃない?という事で,ブレーキダクトを引けないのかなぁ~?と思い,こちらも調べてみる事にしました.
「ブレーキダクト」とは,クルマのバンパー下部等から空気を取り入れて,取り込んだ空気をホースでブレーキローターまで導き,ローターに直接空気を当てて冷やす代物です.
その「ブレーキダクト」ですが,私が最初に思いつくのはグループAのEG6ですかね(↓).
正面から空気を取り込めるため,車速が高ければ高い程冷えて良さそうに思えるのですが,このようにバンパーの下部から取り込もうとすると薄型のダクトが必要となり,この"薄型"というのが意外とないんですよね・・・.
ザッと調べてみたところ,Cometecという会社からS2000用としてこういう製品が出ているようで(↓),

(Cometec:
COMETEC REAR BRAKE DUCT KITより)
固定方法さえ何とか出来れば,流用は出来るんだろうなぁ~とは思いますが.
そうなると,よくあるバンパーの開口部にこういったダクト(↓)を設けるのがオーソドックスかと思うのですが,

(バトラービルド:ブレーキエアーダクトより)
BB6のバンパーは開口部がなく,ここ(↓)を外すくらいしか方法がなさそうなんですよねぇ・・・.
AT使いはきっとそういうのは嫌がるんだろうなぁ~と思い,もう少し大人し目の方法がないのかなぁ~?とショップに聞いてみたら,「NACAダクト(↓)が良いんじゃない?」と言われました.

(バトラービルド:NACAエアーダクトより)
NACAダクトかぁ~と思い,以前お勉強した
NACAダクト⇔エアスクープの違いを引っぱり出してみると,こんな感じ(↓).
NACAダクト ・・・ 空気抵抗が小さいが,流入量も少ない
エアスクープ ・・・ 空気抵抗が大きいが,流入量は多い
NACAダクト ・・・ 低速域では機能しない
エアスクープ ・・・ 低速~高速まで安定して機能する
BB6はミニサーキットが中心なので,低速でも効くエアスクープの方が良いと思いますけど,NACAダクトだとどんなイメージになるのかなぁ~と調べてみたところ,こんな感じでした(↓).

(HTRD:
フロントディフューザーブレーキダクト追加より)
ホゥ・・・結構カッコイイですね.これなかなか良いなぁ~と思い,こんな穴を開けられるのかな?とBB6の下面に潜り込んで見てみたところ(↓),
ん~,フラットな面がなくて取付が難しそうだなぁ・・・.これだったらいっそ全部外してアンパネ(↓)を付けちゃった方が良いかもしれませんね!
以上,ダクトを引くついでにアンパネも付けちゃいましょう!という,どっちがメインディッシュだか分からないお話でした(笑).
Posted at 2025/02/28 00:05:04 | |
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AT使いのBB6 | 日記