
名古屋に行く用事があったので,ついでに足を延ばしてトヨタ博物館で開催されている「クラウン70周年記念展」を見て来ました.
クラウンに特に思い入れがある訳ではないのですが,展示車両の中にピンククラウンがあったので,もう一度マジマジと見てみたいなぁ~と思ったのと,スケールモデルが3台展示されるとの事で,こちらは今回しか見るチャンスはないだろうと思い行って来ました.
今回は移動時間の都合上,あまり余裕がないので開館時間ぴったりに到着.平日の朝一から来る人なんていないんだろう~と思ったら先にお一人いらっしゃって,この日2人目の入館となりました.
入口入ってすぐのところに特別展示「トヨペット マスター(左)」と豪州ラリー仕様の「クラウン RSD型(右)」があったので,まずコチラをパシャリ.後ろの時計を見ると開館から2分の状況ですね(笑).
クルマ館の中を駆け足気味に見終わった後,文化館へ移動して企画展示室へ.
「クラウン」と言われると「オヤジセダン」というイメージが頭にこびりついているので,形状なんて大して変わってないだろう~と思いきや,こうやって一同に並べられると歴代で結構形が変わってきていた事が分かります.当たり前な話ですが,時代相応に進化していたんだなぁ~と思わされました.
それ故に,現行の16代目(↓)がいかにエポックメイキングな形をしているかがよく分かります.
「もはやセダンの時代ではない」という事でこういう形になったのだと思いますが,私はこのデザイン結構好きです.ちなみに,この16代目からは色々なボディ形状の派生車種が生まれているのですが,クラウンでこんな事をしたのは初なんだろう~と思ったら,意外と過去にも色々あったみたいです(↓).
言われてみると「ああ,そういえば!」というものがいくつかあるのですが,1つ勉強になりました.
一通り見終わった後に,今回見たかった1つのスケールモデル展示(↓).
展示を見るまでは1/20くらいのサイズだろう~と思っていたのですが,実物を見ると結構大きい.1/10いやもっと大きいな・・・と思ったら1/5との事でした.
ホビー用ではなく,製品開発用でしょうから,アップで見ると密度感が凄い.
ホイールメッキのキラキラ感も相まって,近接撮影すると実車と見間違えそう.
後に実車を撮影したものと比べるとこんな感じ(↓).
ちなみに,このスケールモデルの注目点は「アームレスト」だったそうなのですが,コンソール側に意識を取られて,そっちは見損ねた・・・(泣).
その後は,クルマ文化資料室を通り(↓),
図書館に立ち寄った後,1Fへ(↓).
コチラではもう1つの目的である「ピンククラウン」.多分最後に見たのは2013年の東京モーターショーかな?(↓)

(第43回 東京モーターショー2013:
ギャラリーより)
当時,緑の芝生の上にピンクのクラウンが鎮座している姿を見て「ハデだなぁ~」と言葉が漏れたのを今でも覚えています(苦笑).
当時の勝手な思い込みで,このピンクは「ショッキングピンク」な色合いなんだと思っていたのですが,改めて見てみるともうちょっと深みがありますね.
メタリックでも入っているのかな?と覗き込んでみたのですが,そこまでのキラキラ感もない.
ああ,ちゃんとクルマのカラーなんだなぁ~と改めて見て思いました(当たり前!).
なお,コチラのカラーの正式名称は「モモタロウ」なんだそうです.
元新潟県人なので,「モモタロウ」と言われるとコッチ(↓)を思い出してしまうのですが,

(セイヒョー:
もも太郎より)
それよりもっと高級感のある色合いでした(笑).なお,ピンククラウンの「モモタロウ」の元ネタはドラえもんの「どこでもドア」だそうで,「なるほど,そういえばモーターショーの時も"どこでもドア"が展示されていたなぁ~」と思い出しました.
以上,クラウン70周年記念展の見学でした.

Posted at 2025/03/12 12:26:00 | |
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