
モビリティショーへ名前が変わってから2回目となる「JMS(Japan Mobility Show)2025」に行って来ました.
オーバーツーリズムの影響なのか? 今回は平日でもかなりの混雑具合だそうで,行くの止めようかなぁ・・・とも思ったのですが,「中央ゲート」ではなく「東ゲート」からだとスムースに入れると聞き,前回同様16時からの入場となる「アフター4」チケットであれば,それほどの金額でもないので15時に会社を抜け出して向かいました.
「東ゲート」というのは,東館の端っこにあるゲートの事で(↓),
クルマで来た人が駐車場から入るためのゲートのようですね.こちらのゲートに行くには,りんかい線の「国際展示場駅」ではなく,1個先の「東雲駅」で降りると近いとの事です.今回,実際に歩いてみたところ駅から10分くらい掛かったので,そこそこ遠い印象を受けましたが,16時過ぎに東ゲート前に到着してみると,
「えっ? ここから本当に入って良いの??」と思うくらい人がおらず,待ち時間ゼロで入場出来ました.前回はそこそこの長蛇の列を待ったので圧倒的に楽ですね.帰りも「東雲駅」から乗れば「国際展示場駅」で混雑する前なので余裕で座れましたし,このルート,かなりイイですね! 2年後まで覚えておこうと思います.
早速中に入り,最初に目に映ったのが「タイムスリップ・ガレージ」と称されたヒストリック展示.見学時間は3時間しかないので,ここは駆け足で回ります.

(マッドフラップって,こんな位置に付いているんだ・・・)

(この時代のSUBARU車のルーフベンチレーターって,左右独立だったのね・・・)

(なんでこんなトコにA052が・・・? 転がし用? デモ走行用??)
そのまま東7エリアをクリアして,東6エリアへ向かおうと思ったのですが,どうしても目に留まってしまったので,途中にあった「TSUNAGURUMA」で一時停止.
確かにこれもクルマ(山車)か・・・.
続けて東6エリアに進入.最初はHYUNDAIの「INSTEROID」.
BEVはスルーしようと思っていたのですが,メッチャ好みのデザインだったのでつい足を止めてしまいました.
しかもよく見ると細部が結構マニアックな感じで,詳しく触れたいのですが長くなりそうなので,また
後日.
続くBYDには「YANGWANG U9」.
あ~,ハイハイ,ハイパカーデスネーという感じだったので,サッと観て終了(笑).
その隣のメルセデス・ベンツでは「CONCEPT AMG GT XX」.
ダメだ.どーしてもBEVには興味が湧かん(笑).
お次は,不本意ながら今回一番観たいと思ったSUBARUへ行こうと思ったのですが,物凄い人だかりで近寄れず後回し.1個飛ばしてマツダで「VISION X-COMPACT」.
これが次期「MAZDA 2」になるんでしょうが,なんかどこかで見たようなデザインでピンと来ないんだよなぁ~という事でそそくさと退散.
東館ラストはホンダの「Super-ONE Prototype」.
GT7に追加されたN-ONEのワイドボディキットに近いデザインっぽかったので(↓),
興味があったのですが,どちらかというと「MUGEN Racing N-ONE Concept(↓)」の方が近い感じかな?
思っていた程,ブルドッグ感がなかったので「これなら別にいいや・・・」という感じで後にしました.
これで50分が経過し,ここから移動時間が取られるので競歩気味な速度で歩いて西館へ.
BMWは「M4 CS VR46」.
・・・よりも奥の「マルニ(2002ターボ)」の方に目が行ってしまい,見事おっさんホイホイに捕まりました(笑).あと,ワゴン系のデザインはストライクゾーンではないのですが,なぜかコチラ(↓)の「Speedtop」に惹かれてしまい,一時停止.
「なんか,異様にルーフが低くね?」と気になったのですが(↓),
「シューティングブレークの優雅さとユニークなプロポーションを融合し,スポーティなツーリングカーを再定義したモデル」だそうで,ああ,やっぱりデザイン優先のクルマだったようです.
そこから「Tokyo Future Tour 2035」という企画展示に入ると,中に「MiEV EvolutionⅢ」がいたのですが(↓),
コチラも触れると長くなるので
別途.そのまま4Fへ上がって部品エリアへ行き,
こちらもモータースポーツ関連の展示を色々観たのですが,触れると長くなるので割愛(詳細は
コチラ).
ただ,1個だけ(↓).
RAYSが「TE37 SONIC SL」の16×7Jの重量を「5.5kg」と公式に書いてました.
これで17時半を過ぎて残り90分.最後の南館へ移動.南館最初はダイハツの「K-OPEN」.
2年前の「VISION COPEN(↓)」から,
スケールダウンして,ちゃんと軽自動車にしてきたとの事.この2年間でダイハツは色々あったのでCOPENの企画は潰れちゃったのかなぁ~?と心配してましたが,ちゃんと継続出来たようで,良かった,良かった♪
ただ,実車を観ると,軽サイズに収めたせいなのか? 前後バランスが何か変(フロントノーズが長い?).「う~ん,イマイチだなぁ~」と思いつつ,その「K-OPEN」の走行性能試験車と思わしき「K-OPEN ランニングプロト」の方を観ると(↓),
「おっ!? コレ,イイじゃん」 何がイイのか?というと,クーペチックなこのハードトップ(↓)がイイ.
それ以外にも気になったポイントがあったのですが,これも触れると長くなるので
後日.
そして,締めはレクサスの「LEXUS SPORT CONCEPT」.
もうすぐ18時だというのにこの人だかり・・・(汗).やっぱり今回は人が多いよ~.
そんな人だかりに耐えて観てきた中で,今回はこれが個人的なNo.1でしたね.フロントは多少好みでない部分もありますが,サイドからリアにかけてのデザインが素晴らしかった.ハイパーカーのような力押し感はなく,引き締まった感じのデザインで凄く美しかった.
最後に良いモノが観れて良かったなぁ~と満足感に浸ったところで残り1時間切り,「さてと,のんびり歩いて帰るかぁ~」と思ったところで,「あ! SUBARUを飛ばしてたんだった!!」と再び東館へ.
STIの名を冠した「E」と「B」を観つつ(↓),
一番観たかったのはコレ(↓).
「1983 Subaru GL Family Huckster」.「E」が未来,「B」が現在なら,この「GL(レオーネ)」は過去ですかね? このカクカクした箱型の感じが,やっぱりイイです.このクルマもじっくり観たので
後日触れたいと思います.
以上,前回を上回る約1万5千歩かけて観てきた「JMS2025」でした.