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2017年03月18日 イイね!

イニシャル1キロ!

イニシャル1キロ!茂原走行後,3ヶ月振りのサーキットランという事もあってショップで点検をしてもらったところ,LSDのイニシャルトルクが何と1キロ!でした.

ATSカーボンからCUSCO type-RSに変更したのが,ほぼ2年前.

私のドライビングスタイルが,デフを使って曲げていく(酷使する)スタイルである事は自覚しているので,2年間で30回以上もサーキットを走れば,新品時に8キロあったものがガタ落ちするのは当然と言えば当然です.
(それでも,まだ3キロくらいは残ってると思ってたんですが・・・)


さて,これで再びLSDと向き合う機会が訪れたので,この2年間の走行を振り返って,次のLSD仕様に関して検討してみます.

前回LSDを交換して(3kg→8kg)日光でテストした結果,トラブルや気温上昇といった要因があったにも関わらず,0.3秒アップしました(こちら).

当時のコメントでは,LSDのフィーリングに関して特に触れていませんが,高速の8~9コーナーで違いが出た点を述べています.日光の8~9コーナーはアクセルを踏みながら曲げていくコーナーですので,やはりLSDの効きを強めてトラクションを稼ぐのがタイムアップにつながるようです.


しかし,その一方で,低速の11コーナーでは,こんな現象も体感しました.




音が小さくて恐縮ですが,引っ掛かったかのような音が聞こえるでしょうか?

この周は前のFD2を追い掛けて,ややオーバースピード気味に突っ込んでしまったのですが,LSDがターンインを阻害しているのが,はっきりと分かりました.これと同じ現象はTC1000の1ヘアでも起きており,やはりイニシャルトルクの増加がタイトコーナーで弊害を生んでもいるようです.

このタイトコーナーでのターンインの阻害は,結構気になる存在で,フロントに荷重を残してコーナーに進入しようと思っても,これのおかげで入口でアンダーが出てクリップにつけないため,やむなく進入速度を抑えざるを得ませんでした.イニシャルトルクを落とす事で,これが低減出来るならば,問題が1つ解消するかもしれません.


しかし,日光のタイムを見る限り,タイトコーナーで稼ぐ(イニシャルトルクを落とす)よりも,高速コーナーで稼ぐ(イニシャルトルクを上げる)方がメリットは大きいようにも思えます.

そこで,LSDのもう1つのポイントである「カム角」に焦点を当ててみます.


type-RSの1wayは,カム角が35°と45°の2種類があり,これはオーバーホール時に変更が可能です.



現在は35°の仕様で組んであるため,これを45°にする(=カム角を大きくする)選択肢があります.

角度が大きくなれば,より強くロックさせる事が出来るので,低イニシャルトルクでも効きを強める(維持する?)事が出来るかもしれません.そうすれば,高速コーナーの旋回速度を維持したまま,低速コーナーのアンダーを打ち消せるかもしれませんが,カム角を大きくするとアクセルワークに対してLSDが過敏に反応するようにもなるため,ピーキーな特性になる懸念もあります.しかし,積極的にデフを使う私の場合,むしろこっちの方がハマる可能性もあります.

この辺りは試してみないと分からないので,もう少し情報収集してみたいと思います.


いや~,それにしても昨年なかなか日光でベストを更新出来なかった原因は,LSDでしたか・・・.
どうやっても0.3秒くらい越えられない壁があるように感じていたのですが,原因が分かってスッキリしました~♪
Posted at 2017/03/23 00:03:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | セッティング(駆動系) | 日記
2017年03月12日 イイね!

EF8 vs EF8 2017 第1戦 茂原

EF8 vs EF8 2017 第1戦 茂原茂原では,千葉戦ではお馴染み「コース上では見分けがつかない!」で有名(?)な地元EF8に出迎えて頂きました.
(タイトル画像,向かって左側です)

ご本人曰く10年振りの茂原らしいですが,サーキット走行を始めたのがこの地だそうで,充分な走行経験をお持ちの様子.ブランク明け+チキンモードの私では全く歯が立たないと覚悟しつつ,1日で6セッションという例を見ない走行回数を活かして,1日の終わりには何とか1秒落ちくらいまでには辿り着きたい所です.

さて,私の方は少しづつコース攻略を進めながらセッション毎にタイムを縮めていくものの,地元のEF8には常に1秒以上の差をキープされ,なかなか詰め寄る事が出来ません・・・.

アレコレ試してみますが,向こうもきっちりタイムを縮めてくるため,差が埋まらないまま,気付けば最終セッション.

「こうなったら,後ろから追いかけてみるしかない!」と真後ろに並んで出走を待ちます.幸いにして,同じクラスの方々は走り疲れたのか軒並み出走を取り止め,何と最後はたったの4台.これなら後ろを気にしなくても良いと前に専念して追いかけを開始!




・・・が,結果はご覧の通り,最初の1周目こそ差を詰められましたが,2周目以降は,どんどん引き離され,最後は赤旗で強制終了.

最終結果は,以下の通り.

 私     ・・・ 53.402
 地元EF8 ・・・ 52.778

何とか1秒以内には食らいつきましたが,1周1.2kmのコースで0.7秒差の敗北.ちなみに,地元EF8を追いかけ中に私がベストを出したのに対し(65/66周),向こうもきっちりと逃げ切り中にベストを叩き出す(58/60周)という徹底振りで,まさに完敗でした・・・.

次に会うのは筑波ですかね.それまでに腕を磨いて,また挑ませてもらいます!
Posted at 2017/03/13 21:44:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | EF8 vs EF8 | 日記
2017年03月11日 イイね!

茂原ツイン攻略

茂原ツイン攻略板金屋さんに大変な苦労をかけた一大工事も,ようやく終了.車検も重なったため,約3ヶ月眠っていた事になりますが,晴れて復活.EF8の2017年シーズンスタートです.

復活後,最初の舞台は茂原ツインサーキット(東コース).

EF8の調子を見る上では,比較材料のある慣れ親しんだコースの方が良いのですが,折角巡って来た機会を逃すのも勿体無いので意を決してGO! サーキットに着くと会う人,会う人,「直ったの?」と声を掛けられ,「あの人は,どんだけ言いふらしたんだ・・・」という感じでしたが,天候も良く,気温もそこそこ低く,絶好の走行日和でした.

さて,茂原は今回が初走行.縁石を多用してコースを攻める面白さがある一方,エスケープゾーンが少なく,一つのミスが命取りになりかねません.3ヶ月のブランク明けで挑むには,ドライバーもEF8も少々キツイコースでもあるため,今回はタイム度外視.かなり抑え気味で走る事にしました.


1本目(9:45~)
ブランク+初コース+タイヤが冷えている,という事もあるのでしょうが,第一印象は素直に「怖い!」.

6コーナーから始まる後半のセクションは,比較的車速がのる一方,エスケープゾーンが少なく,1つのミスで命取り.特に最終コーナーは回りを壁に囲まれて距離感が掴みづらく,ターンインのポイントが掴めない・・・.知らず知らずのうちにオーバースピードで突っ込んで→イン巻き or タイヤロックで刺さる,という絵が浮かびました.

なので,今回は最終コーナーは意図的に抑えて,捨てる(遅いのが分かっていても攻めない)事にしました.そんなチキンな走り方なので,タイムも何とか分切りの 59.692 からスタートです.


2本目(10:45~)
ようやくタイヤに熱が入ってきたので,3速固定を解除して,シフトアップのポイントを確認.



  1コーナー ・・・ 3速で飛び込む.
  2コーナー ・・・ 3→2速へシフトダウン.
  3コーナー ・・・ 手前で3速に入れると楽.でも2速のアクセルオフでクリアした方が速い?
  4コーナー ・・・ 下りなので思いの外止まらない.3→2速へのシフトダウンが少し苦しい.
  5コーナー ・・・ 2速キープで届く.
  6コーナー ・・・ 2速キープだと届かない.でも手前で3速にすると回転が低い.
  7コーナー ・・・ 6コーナー次第.
  8コーナー ・・・ 緩いブレーキングからの3→2速シフトダウン.
  9コーナー ・・・ 6コーナーと同じ.2速キープか3速入れるかで悩む.
 10コーナー ・・・ 無理しないので3速固定.

といった感じで,55.526 までタイムアップ.


3本目(11:45~)
2本目の結果から,詰められるポイントを考えてトライ.



①4コーナー(1つ目の赤丸)
3コーナーから2速キープで突っ込む.これで車速が3.7km/hアップし,0.2秒短縮.

②6~7コーナー(2つ目の赤丸)
回転が低くて加速が鈍いですが,手前でさっさと3速に入れて,アクセルコントロールに集中.ボトムを上げる走り方で0.35秒短縮.

③10コーナー(3つ目の赤丸)
クリップを奥に取るためにブレーキングを遅らせ,3速キープで外から大回りして,ボトムを上げようとするとEF8がナーバスな挙動を示します.これでは精神的にも辛いので,早めにインへ寄る走り方へ変更.インに寄る分,距離が短くなりますが,ボトムが下がるのでこれを補うために進入で3→2速にシフトダウン.立ち上がりに向けて,車速をのせていくのではなく,2速で無理やり引っ張るやり方にしたところ,1コーナーまでに車速が4.3km/hアップ.合計0.45秒短縮.タイムは,54.573 まで来ました.


4本目(13:45~)
1コーナーの進入速度が上がったため,イン巻きするような挙動が出始めた事から,リアの空気圧を0.1kPa程下げて,粘る方向へ.加えて,6~7コーナー,9コーナーの2つのS字を2速キープで駆け抜けてみる方式にしてみましたが,車速が伸びない方が影響が大きく大幅ダウンの 55.986.


5本目(14:30~)
これ以上はリスクを冒さないとタイムは縮められないので,プロに同乗をお願いして各コーナーの限界見極め.

  1コーナー ・・・ やっぱりインに巻く(プロは,それも利用して曲げちゃいますが・・・).
  4コーナー ・・・ 2→3→2速と慌しいが,車速は伸びる(私の技量では無理だな・・・).
  5コーナー ・・・ 積極的にリアを流して向きを変える(日光の6コーナーと同じか!).
  6コーナー ・・・ イン側の縁石をカットしてボトムを上げるので,3速.
  9コーナー ・・・ ここも1つ目の縁石をカットするので,3速.
 10コーナー ・・・ 3速キープで弱オーバーを利用しながら曲げる(こんなの真似出来ない・・・泣).


6本目(14:45~)
プロの走りから,今の私の実力で取り入れられる部分,無理な部分を選択して反映.



①4コーナー(1つ目の赤丸)
1つ目の右は,縁石はのっても良いので車速をキープ.代わりに2つ目は縁石を避けて,きっちり車速落とす.そして,立ち上がりはアクセル全開! という走り方で一気に0.5秒短縮.

②8~9コーナー(2つ目の赤丸)
8コーナーは小さく回って,立ち上がり早めにアクセル全開.9コーナーの1つ目の右は多少跳ねても縁石をカットして踏み続ける.2つ目の左は縁石を避けて,そのまま踏み抜く! これで0.4秒短縮.

③10コーナー(3つ目の赤丸)
オーバーが出る車速が体感出来たので,まだボトムは上げられる判断.約5km/h上乗せして0.2秒短縮.

これで,約1秒アップの 53.473.


7本目(15:48~)
コース攻略的には,もうやり切った感があるので,最後に4本目でリアを粘るようにしたらタイムが落ちた点から,リアの減衰を2段階上げて少し振り回せる方向へ.

コーナー毎に少しづつタイムを詰めて,8コーナー時点で0.4秒短縮!

ところが,9コーナーの1つ目(右)でターンインでアクセルオフが少し遅れてアンダーを出してしまい,0.15秒ロス.更に最終コーナーも突っ込み過ぎで向きを変えられず,0.1秒ロス.

結果は・・・,



一応,自己ベストの 53.402 でした.


茂原は,ホームストレート以外,常に右に左にステアリングを切っていて忙しいですが,その分,縁石の使い方やリズム・テンポの組み立て方等,学べる点も多いです.攻め過ぎるとリスクが高い点だけが気になりますが,稀有な左回りのコースですし,アップダウンあり,高速コーナーありで,ドライバーを育ててくれるコースだと思いました.
Posted at 2017/03/12 12:28:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他サーキット | 日記

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