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OX3832のブログ一覧

2022年05月29日 イイね!

ヒルクライマーに遊んでもらう

ヒルクライマーに遊んでもらう前回はこもりん.さんにいきなりハンデ戦を挑まれて,0.1秒差で敗北したところまでお話しましたが,その続きです.

この日は1000hPaを切るレベルの低気圧で,おまけに気温も20℃台中盤とタイムを出すには全く不向きな日である事は認識していたのですが,それでもドライバーがちゃんと纏め上げれば41.9秒は出せたかなぁ~?と思いつつ,少々消化不良気味だったので,その後,A5枠(10:20~)でも走る事にしました.

気温は26℃を超え,路面温度も41℃とかなり厳しい条件ですが,計測1の1発勝負に掛けてみようと並んでみると,続々とクルマが集まって満員御礼状態.



「うわぁ~,こりゃ厳しいなぁ」と思いつつ,コースインしてみたのですが,案の定スペースがない・・・・.何とか空間を見つけ出そうと後退しつつ探してみたのですが,完全に連なっていて無理.コースインから既に5周以上が経過し,タイヤは完全に熱が入ってしまっていましたが,それでも無理やりアタックして42.4秒.やっぱり無理です・・・.

「無駄になったなぁ~.もう止めるかぁ~」とピットへ戻ろうか悩んでいたら,私と同じようにスペースが見つからず後退してきたorangeEP@ahirukantaiさんが駆るEP91の後ろにつける形に.折角なので,そのまま1周追いかけてみる事にしました.



EP91の走りをじっくり観察したのはこれが初めてだったのですが,いやぁ~,動きが面白いですね! ずんぐりむっくりした愛嬌あるスタイルのクルマが,コーナーで微妙にお尻を流しながら,右に左にキビキビと動くので,その姿を後ろから見てるだけで何だか楽しくなってきちゃいました.私のEF8もあんな動きが出来るようにしたいなぁ~と思いつつ,2回ほど追いかけさせてもらいました.


追いかけた結果の感想を,ザッと述べさせて頂くと,



ホームストレートでの全開加速は互角.追いつきもしなければ離れもしません.



1コーナーのブレーキングでは差が詰められますが,



そこから先の2コーナーでは差が縮まらず・・・.2コーナーの進入でEP91のリアが微妙に流れ始め,私の位置からドアがよく見えます.恐らくタイヤのスキール音が鳴るほどではないが,乗っていてリアが流れているのが分かるくらいのスライド量でしょうね.ゼロカウンターっぽくて操舵抵抗が少なそうです.



操舵抵抗が少ないおかげなのか? クルマがちゃんと前に転がっているようで,ホームストレートでは引き離されなかったのに,2コーナーを抜けた後の短い直線区間ではスッ・・・とEP91に引き離れます.



慌てて,離されまいとヘアピンでのブレーキングで差を詰めに行ったのですが,このラップはorangeEPさん,ちょっとオーバーランしたんですかね? それともこれが立ち上がり重視のライン取りなのかな?? 縁石から大分離れているような気がしました.



1ヘアを立ち上がった瞬間はピタッとくっ付けたのですが,そこから先,インフィールド進入までの60~80km/h辺りの車速域で,またもスッ・・・と前に逃げられます.これがエンジンの出力特性の違いなのか? ライン取りの差なのか? 気になるところです.



インフィールドの旋回は互角でしたが,ブレーキランプが消えた後(減速を終えて加速体勢に移る瞬間)にEP91のクイッとイン側に切れ込む動きが素晴らしいですね.そこからまたスッ・・・と加速で引き離されそうになったので,タイヤ使って無理やりついて行きました.



タイヤを酷使してでもついていった甲斐があって,バックストレッチでは引き離されませんでしたが,洗濯板進入時のEP91の動きがまた素晴らしい.





左→右と一瞬でキュッ!と向きが変わるのが羨ましいです.スローにして見てみるとフロントが切り込む量よりリアが流れる量の方が多そうなので,イン側のリアタイヤの荷重は大分抜けていそうですが,それでいてタイヤがリフトし過ぎて白煙が上がるような事もなく,安定した挙動で向きが変わるのがイイですね! 軽量なクルマのキビキビ感が伝わってくる走りで羨ましいです.



私の方は洗濯板を抜けたところで,ダンパーの温度が上がり過ぎてリアがグデグデになっている(減衰が効いてない)のが分かったので,最終の複合は小回りして辻褄を合わせましたが,そのおかげで立ち上がりで引き離されず,何とかゴールラインまでついていけた・・・という感じでした.


全体的に見ると,

 ・ストレートでは互角
 ・ブレーキングではEF8の方が有利
 ・コーナリングではEP91の方が有利(特にコーナーのエントリー部分で向きの変わりが早い)

という感じでしょうか.

直線で追いつけないのは,低気圧でNAのパワーダウン幅が大きいのに対して,過給機付きは影響を受けないせいだと思いたいところですが(笑),ヘアピン~インフィールドの区間では中間加速で引き離されたので,これがドライビングの問題なのか? エンジンの出力特性の違いなのか?を知りたいところです.

残念ながら4E-FTEの出力特性のデータは見つけられなかったのですが,GT6のEP91を見てみたところ,



こんな感じ(↑)の特性だったので,もしこれが正しいのであれば,B16Aと比較するとVTECが入る手前の回転域で引き離されるかなー?とも思いました.

コーナリングに関しては色々な要因があるので,車載映像だけでは分かりませんが,EP91とEF8のホイールベースが全く同じ(2300mm)である事からすると,あのキビキビとした動きはEF8でも作り出せなくはなさそうですね.


以上,御岳帰りのヒルクライマーに遊んでもらう,でした.

orangeEPさん,大変勉強になる&楽しい時間を有難う御座いました.
機会がありましたら,また是非とも絡んで下さい~!<(_ _)>
Posted at 2022/05/30 21:18:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | XXX vs EF8 | 日記
2022年05月28日 イイね!

他流試合に向けての準備

他流試合に向けての準備お世話になっているショップで毎月のように走行会が開かれるので,毎回それにエントリーしているのですが,今年は珍しく6月は走行会を開催しないとの事(代わりに7月に日光でやる事になった).

いつもの走行会がないのなら,どこか別の走行会にでもエントリーしてみようかな~?と思っていたら,こもりん.さんにTC1000の走行会に誘われたので,そちらにエントリーしてみる事にしました.いつものショップ以外の走行会(他流試合)は2017年以来久方振りなので,他所の流儀を学びつつ,楽しんでこようと思います.

さて,その走行会までに今使っているCR-Sを終わらせたいところなのですが,このタイヤ,意外と減りません.表面温度が80℃に達するくらい酷使しているのに,



溝がまだまだ結構残ってます.ただ,溝は残っていると言ってもグリップは着実に低下していて,感覚的には2時間半走行してピークグリップが0.1秒落ちるくらいでしょうか.今回で通算5回目なので,新品と比較するとTC1000で0.2秒は落ちるかな?という感じです.


そんな感じで戦闘力としては低下気味な状況なのですが,こういう弱っている時を狙って(?),この方(↓)にハンデ戦を挑まれました.



「ハンデは1.7秒で!」と言われたのですが,タイヤを見てみると・・・,



いつもの195のA052ではなく,225のA052を履いてるじゃないですか!

いや,1.5秒で!と拒否しようと思ったら,「溝ないし~」と重ねられたので,間をとって「1.6秒」のハンデ戦をやる事になりました.


8時のタイムアタック枠を使ってやるので,先行は私(TA2枠).
計測1で41秒台に入れないと勝負にならないので,気合を入れて挑みます.



結果は,不発の 42.038前回のデータからグリップの落ち始めたCR-Sに合わせて減衰をセットしてみたのですが,ドライバーがそれに合わせ切れていませんでした・・・.

「これはヤバイ!」と思い,タイヤに熱を入れ過ぎないようにスローダウンしつつ,計測2.
2コーナー出口でアウト側に膨らみ過ぎになりつつ,42.045(+0.007秒).


(外側の縁石にガッツリのってしまったのを↑,おだてのまつさんに撮られてました・・・)


「うわぁ~,タイヤのオイシイところが終わっちゃったか!?」と思いつつ,ドライビングの修正点を反映して計測3.



ドライビング的には,ほぼノーミスで纏め上げましたが,タイヤが完全に終わっていて,42.054(+0.016秒).
これ以降はガクッと落ちて42.2秒が精一杯でした・・・.


続いて,後攻のこもりん.さんはT3枠で出走.



結果は 43.546(+1.508秒).1.6秒ハンデなので0.092秒差で負けてしまいました・・・.やっぱり計測1で纏め切れなかったのが痛かったですね.この差であれば,ドライバーがきちんと計測1で合わせ切れていれば削り取れたと思います._| ̄|○ ガクッ


・・・という事で,勝者のこもりん.さんには,お昼ご飯として豚の生姜焼き定食を進呈.



次回のハンデ戦は「1.5秒」でお願いします!


以上,久方振りのこもりん.さんとのハンデ戦でした.

ちなみに,今回のブログネタはもう1個あるのですが,長くなってしまったので次回へ持ち越し.そちらを楽しみにされている方は今暫くお待ち下さい.<(_ _)>
2022年05月19日 イイね!

強・弱の組合せ

強・弱の組合せEF8の先輩との対決第3戦は勝利に終わりましたが,前回のブログの中でも触れた通り,2本目・3本目は途中で減衰設定のテストに切替えてました.

これを行った背景としては,前回のアップデートで「アンダーパネル」を装着したのですが,TC1000レベル(MAX:130km/h)でもダウンフォースが出ているのか,ステアリングフィールが従来と変わってしまい,ドライバーがこれに合わせ切れていないと思ったためです.

具体的には,1コーナーの進入で,これまで限界まで突っ込んでブレーキをドン!と踏むとリアがインリフトして巻き込む動きをしていたのですが,これが全く起こらなくなりました.



インリフトを全くしないとなると,通常はステアバランスはアンダー傾向になり,今までの感覚からすると「そこからステアリングを切り込んでもフロントタイヤは反応しない」と思うのですが,アンパネ装着後は反応するんですよね・・・.そして,ここで難しいのが,フロントタイヤが反応するからといって,それを信じてステアリングを切り込んでいくと,今度は曲がらないという癖がある事です.ステアリングから伝わってくる感覚と,実際のタイヤのグリップのバランスがとれてない感じで,この違和感が物凄いです.

この要因の1つとして,現在フロントにCR-Sを履いている事により前後バランスがややリア寄りになっている点もあるとは思うのですが,別のテストで当面の間は周回数を稼がないといけないので,A052の投入はもう少し待ちたいところです.


従って,CR-Sのままステアフィールを改善したいのですが,試しにリアのリバウンドスピードを遅くして(減衰力を上げて)積極的にインリフトを誘発させてみてはどうか?とトライしてみました.



結果は,冬場だったらコントロール不能に陥るレベルまで減衰を上げても,インリフトは生じず,この方向性では対処が難しい事が分かりました.


次に,「この違和感の原因は,本当にアンダーパネルが原因なのか?」をもう一度確認するため,1コーナーの進入速度を色々変えてフロントの反応を窺ってみました.



結果は,リアの動きは全く変わらないのに,進入速度を抑えるとフロントの反応が鈍くなり,進入速度を上げるとフロントの反応が良くなる事が分かりました.姿勢が変わらず,進入速度によって反応が変わるとなると,やはり空力の影響があるんじゃないか?と思っています.


さて,アンパネが原因で,リアの調整では対処出来ないとなると,今度はフロントで調整するしかありません.試しに3本目はフロントの減衰を下げて走ってみました.



結果はフロントのノーズダイブ量が増えた事で,姿勢変化を起こし易くなり,特に低速コーナーが楽になりました.高速コーナーでのネガも特に感じず,「全体のバランスとしては,こっちの方向性かなぁ~」と思いました.


前回の冬の感触から,205幅のA052にバネレート14キロの組合せは,タイヤのグリップに対してややダンパーが勝ち過ぎる印象を持っていたのですが(少し突っ張ってる),高速コーナーのゲインが大きいのでそのままにしていました.ただ,アンパネを装着した事で高速コーナーの旋回性能が底上げされている事から,レートを少し落としても良いかな~?と思いつつあります.

一方,先月走った日光では,路面のグリップにダンパーが負けているのか,コーナリング中に車体が左右に揺れる(バウンシングする)現象が起きました.



このバウンシングの原因が当初分からなかったので,ショップの意見を聞いてみたところ「ダンパーの減衰力不足では?」との見解でした.これはTC1000で減衰が強過ぎると感じて大分緩めに設定して日光に持ち込んだ結果,日光では弱過ぎとなってしまったようです.


これらの情報を踏まえて,現状取れる選択肢としては以下の3つかな?と思っています.

 ①ダンパー・スプリングを変えず,フロントタイヤを225幅にする.
 ②ダンパーを仕様変更して減衰力を下げる.
 ③ダンパーはそのままでバネレートを下げる.

①は15インチをキープするとなると,225/50R15では外径が上がってしまうため,225/45R15の探すしかありません.国産でこのサイズ設定はないので,海外製に目を向けるしかないのですが,そもそも輸入タイヤは15インチの設定自体が少ないので,CR-Sか,V730に限られそうです.

②と③に関しては,ようは「高バネレート×弱減衰 と 弱バネレート×高減衰のどちらが好みか?」という問題だと捉えています.


さて,こんな感じでテストを終えてどの方向性に進むか思案していたところ,とあるDC2乗りの方から「オレのクルマ,ちょっとそこら辺乗ってきてみ」と言われました.



なんでもこのDC2はフロント:20キロ,リア:16キロのハイレート仕様だが,それを感じない乗り心地だとか.「ああ,これが噂に聞くアレか・・・」と思いつつ,「高バネレート×弱減衰」を体験するのにちょうど良い機会だったので,お借りしてTC1000のパドックの奥の方でグルグル回らせてもらいました.

乗らせてもらった印象としては,なるほど,確かに20キロが入っているとは思えない乗り心地です.路面の小さなギャップを拾わず,軽くいなしてくれる感じ.私のEF8だと減衰を最弱設定にしてもギャップを乗り越える際,サスペンションのストロークが遅く,突き上げられて車体が傾くのですが(故に乗り心地が悪い),このDC2はそんな感じがありません.「ダンパーの微低速領域の減衰特性って,こういう事か.なるほどなぁ~」と思いました.

ただ,この動きだと最大ロールさせた時がどうなのか? 気になりますね.ハイレートなので,スプリングが支えてくれて腰砕けみたいな動きにはならないでしょうが,タイヤに安定して荷重を掛かるのか疑問です.クルマを返す時に軽くお話を伺いましたが,この方はタイヤのエアボリュームを気にされていましたし,繊細なペダルコントロールをされる方でもあるので,「この仕様だったら,そういうドライビングになるんだろうなぁ・・・」と思いました.


・・・とそんな感じでダンパーにも惹かれたのですが,それよりもこのDC2のシートが!!



RECAROの「PRO RACER RMS」だったのですよ.このシート,市販前にオートサロンで初めて座った時はそのフィット感に感動して「絶対買おう!」と思っていたですが,その後,製品版を座らせてもらったら,「なんだ,コレ・・・」とガッカリな感じでした.

試作品→製品版でこんなに落ちるのか・・・と,興味を失っていたのですが,後にこのシートを購入したこもりん.さんに私の感想を伝えたら,「それってオプションのパッドだったんじゃないですか?」と言われ,その時初めてオプションのパッドは厚みが違う事を知りました.

そして,このDC2に装着されている「RMS」は,オプションパッドが付いていたのですよ!





シートに座った瞬間・・・,

「そう! コレだよ,コレ!!」 (*゚∀゚*) イイネ!

と一番最初にオートサロンで味わった感動が蘇ってきました.この腰回りのフィット感が実に素晴らしい! 足回りより先にコッチ買わないとだな!と思いました(笑).DC2乗りの方,試乗させて頂き有難う御座いました.<(_ _)>


以上,組合せで悩む,走行終了後のお話でした.
2022年05月18日 イイね!

EF8 vs EF8 2022 第3戦 筑波

EF8 vs EF8 2022 第3戦 筑波EF8の先輩挑む第3戦,今回の舞台はTC1000です.

第2戦は先輩の苦手な日光でしたが,突如として覚醒し,まさかまさかの1秒という大差を食らって惨敗を喫してしまいました・・・.

この雪辱を果たすべく,今回は必勝態勢で臨みたいところですが,生半可な覚悟と準備では勝てない事が改めてよく分かったので,ここは時間をかけてしっかりと準備を整えるべく,新品のA052投入は次戦以降に先送りし,CR-Sのままで挑む事にしました.

まずは,当日の朝.いつも家を5時くらいに出発するので,5時少し前くらいに目覚まし時計をセットするのですが,なんの虫の知らせか,この日は3時くらいに目がパチッと開いてしまい,そのままベッドでゴロゴロしていても寝付けず,「しょーがない,起きるかぁ~!」と目覚まし時計のスイッチに手を伸ばすと反応がありませんでした.「ん? ナンダ??」と思って覗いてみると・・・,

「ゲッ!? 電池が切れてる・・・」
(¯□¯;) ゲッ!?


いやぁ~,危ない,危ない.虫の知らせに気づかなかったら寝坊してたトコでしたよ.


その後,のんびり準備をしつつ日が昇り始めて明るくなった頃合いに出発.首都高~常磐道を走っている時は普通でしたが,谷和原のインターを降りた辺りで周囲が霧がかった状況に・・・.ここ数日は雨続きで湿度が高かったですが,この日は打って変わって気温が上がる予報.そのせいか,筑波お得意の濃霧となっていたのようなのですが,さすがにこれは濃過ぎ! 道中「ここはどこのスカイラインだ!?」と思うくらいの濃霧でした(↓).



20m先が見えないような状況で前のクルマも全く見えず,ペースを落として走ったものの,赤信号で止まっているクルマが急に現れないか? 逆に後ろから突っ込まれないか? と冷や冷やしながらクルマを進めました.

(((( ;゚д゚))) アワワワワ

幸いにして前後のクルマも少なく無事にTC1000に到着出来たのですが,「なんなんだ今日は? 運試しを強いられる日だなぁ~」と思いました.ちなみにコース上もこんな感じ(↓)で,



出走時間が遅れるのかなぁ~?と危惧しましたが,8時頃には霧が少し晴れて,うっすらとダンロップブリッジが見える状況に.その後,TC2000側で走行が開始されると,その走行風で空気が動き出したのか,9時頃にはすっかり霧が晴れていました.


さて,今回のハンデ設定ですが,前回の不甲斐なさでCR-Sのままだと相手にならないと判断したのか,先輩の方から「0.8秒で良い」とヌル目の設定に.

 0.8秒以上 ・・・ 先輩の勝利
 0.8秒未満 ・・・ 私の勝利

恐らく私のターゲットタイムは41.6秒くらいなので,そこから-0.8秒で40.8秒.今回のコンディションを考えると,いい塩梅だなと思いました.


という事で,1本目.

この日は気温が急激に上昇する予報だったので,1本目の序盤が勝負.1周丸々ブレーキとタイヤの温度を揃えるのに使い,前方にはなぜか計測1でアタックせずに後ろに後退してきたEF8の先輩の姿が見えつつ,その後ろにつけてアタック開始!



・・・のはずだったのですが,先輩にヘアピンで鎮座されて,タイヤの美味しいところを潰されてしまいました.

「まさか,このために後退してきたのか!? 」
プンプン ( `Д´)ノ


と一瞬思いつつ,「いや,これも今日の運試しの1つに違いない」と気を取り直して,リアタイヤが温まり過ぎないように残りの区間をスロー走行しつつ再度アタックして出したタイムは・・・,



41.636.想定通りのタイムですが,それ故に41.5秒は出したかった・・・と少し悔やみました.CR-Sは今回で4回目(通算走行時間200分)ですが,グリップがやや落ち始めたようで,最終コーナーの立ち上がり等で微妙に狙い通りのラインを走れませんでした.

その後は,41.8秒・・・42.0秒・・・と落ちていき,「もはやタレてダメだな」と判断し,先程のお返しとばかりに先輩の後ろにつけてプレッシャーを掛ける事にしました.



2コーナーの立ち上がりとインフィールドの立ち上がりで,スッ・・・と差が開くなぁ~と思いつつ,チェッカーが振られて1本目が終了.リザルトを見てみると,

 先輩 ・・・ 41.224
 私   ・・・ 41.636 (+0.412)

おっと! 先輩の方は1本目不発だったようです.どうやら最初のスピンでリズムが狂ってしまったようですね.


続けて,2本目.

霧がかかった朝一が嘘だったかのように日が照り,気温は急上昇.この状況でタイムを縮めるのは苦しいので,リアの減衰を変えて変化が生み出せないかトライ.途中,先輩に絡まれたりもしましたが(↓),



後ろに付かれた時は手の内を隠しつつ,ピットイン・ピットアウトを繰返して感度をチェック.



結果はイマイチで,フロントタイヤの負荷ばかり増えてしまい,



表面温度が83℃とか,見た事ない値を示していました(汗).
タイヤがこんなんではタイムが伸びるはずもなく,2本目の結果は以下の通り.

 先輩 ・・・ 41.339
 私   ・・・ 41.906 (+0.567)


最後の3本目.

2本目同士の比較では差が0.5秒と広がりましたが,1日のオーバーオールではまだ勝っているので,今度はフロントの減衰を変更してトライ.



若干ブレーキングでフラフラしますが,タイトコーナーの動きが良くなりました.これで縮められないかなー?と試してみましたが,やはりエンジンパワーのダウン幅が大きく,タイムの更新はならず・・・.仕方がないので,もう一度先輩の後ろにつけてプレッシャーを掛けつつ,このまま時間が過ぎるのをひたすら待ちます.



結果,3本目のリザルトは以下の通り.

 先輩 ・・・ 41.221
 私   ・・・ 42.043 (+0.822)

なんと先輩の方は意地を見せて,3本目に当日ベストを叩き出してきましたが,さすがにコンディションの悪化度合いが大きく,40秒台には届かず終了となりました.


・・・という事で,今回の結果としては,

 先輩 ・・・ 41.221
 私   ・・・ 41.636 (+0.415)

となり,差が0.8秒未満なので,

今シーズン初勝利! ∑d(d´∀`*)グッ!

今回,私がCR-Sを継続使用した事で,どうやら先輩は油断したようですね.実は既報のアンダーパネルのアップデートに加えて,高気温下でのパワーダウンを抑えるべく,小ネタを1つ仕込んでおいたのですが,それが隠し武器として上手く機能したようです.アンダーパネルで増えた重量を相殺するための秘策として,ぶっつけ本番で試したのですが,この運試しにも勝てたようです~♪


以上,第3戦の結果でした.

今回は想定外の勝利を収めましたが,これは先輩の油断に上手くのっかれただけでしょう(本人曰く「暑さでバテて最後に追い上げ切れなかった」と言ってましたし・・・笑).実際問題,先輩が最後に本気を出して走った3本目のタイム差は,戦前に設定したハンデの「0.8秒」通りだった訳ですし,1本目から本気を出されていたら負けていたでしょうね.

もっとも,今回は1本目で私に対する牽制をして,自らのリズムを崩すといった事もあった訳ですし,

策士,策に溺れる ヾ(x.x )ノブクブクブク・・・

・・・だったとしておきましょう(笑).今回の敗戦を踏まえて次戦は先輩も気を引き締めてくるでしょうし,私もたまたま運試しに勝っただけとも言えるので,真に実力で勝ったと言うためにも,次戦までに少し空くインターバルを利用して準備をしっかりと進めたいと思います.

先輩,今回も有難う御座いました.次戦も宜しくお願いします!

Posted at 2022/05/19 23:13:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | EF8 vs EF8 | 日記
2022年05月08日 イイね!

AJRC

AJRC結局,このゴールデンウィークは1度走りに行っただけで,あとはダラダラと家で過ごして終わってしまいましたが,最終日はYouTubeで,はやぶさんが行かれているタマダの模様を見てました.EF8 2台が結構大きなインシデントを起こしている様を見て,EF8での高速スラロームってホント紙一重なんだなぁ~と改めて思い知りました.

そんな中継を見終わり,そのままYouTube上でポチポチやっていると,オススメの動画に面白そうなタイトルが出てきました.

ただのインプレ動画かな?と思ったら,結構ちゃんとしていそうだったので,前後編の2本を通しで見てみました.

A052 vs RE-12Dガチンコ勝負前編!! with ZC33S【最強タイヤはどっち?/前編】木下みつひろ&加茂が本庄サーキットでガチ比較

A052 vs RE-12Dガチンコ勝負後編!! with ZC33S【最強タイヤはどっち?/後編】木下みつひろ&加茂が本庄サーキットでガチ比較。ついでにRE-71RSも比較!!


RE-12DはEF8が履けるサイズがないので興味がなかったのですが,間接的にRE-71RSとA052の比較もされていたので個人的に面白い内容でした.





ラップタイムは正直コンディション次第でどうとでも変わるので,参考程度にしか聞いていなかったのですが,タイヤのフィーリングに関して両ドライバーがコメントしている内容が非常に興味深かったです.大体は予想していた通りの内容なのですが,タイヤのスィートスポット的な部分の表現を聞いていて「なるほどなぁ~」と思う部分がありました.最近CR-Sを履いた事でA052と比べてどこが違うのか?みたいな部分に意識が行くようになり,逆説的にA052への理解が深まっているのですが,この動画を見ていて,自分の好み的にはRE-71RSの方が良いのでは?と思うようにもなりました(RE-71RSだとホイールのサイズも落とせそうだし・・・).

残念ながら,私の周りではRE-71RSを使っているユーザーが少なく,色んな評判を聞いてると「ミニサーキットだとA052の0.2秒落ち」みたいな,A052よりちょっと落ちるイメージが私の中では漠然とあるのですが,その一方で「A052よりRE-71RSの方がグリップは上!」とはっきり仰る方もいらっしゃって(構造の違いからそう評価しているようです),RE-71RSってA052と比べてどうなんだろうなぁ~?とモヤモヤしていたのですが,この動画を見て少し晴れた気もします.


ところで,この動画の中でも,BSの見解としては「A052に対抗するのはRE-12D」「RE-71RSはAD08R(AD09)の対抗」というスタンスである旨が繰返し述べられていますが,今回の結果を見ても,やっぱり「A052に対抗するのはRE-71RS」という関係性に見えますよねぇ・・・.RE-12Dの対抗はYHで言うならA08Bだと思いますし,RE-71RSとA052と同じグループに入れて良い気がするのですが,どうもBSは頑なに「A052と一緒ではない!」という姿勢をとっている雰囲気ですね.

今年もJAF公認のサーキットトライアルで,RE-71RSとA052は明確に分けられていますし(↓),




(2022 筑波シリーズ規定より)

とあるジムカーナイベントでは,RE-71RSを許可する理由として,こんな表現(↓)をされているのも見かけました.



イベントに参加もしてもいない外野がとやかく言う事ではありませんが,出せるタイム(≒グリップ)でカテゴリー分けするのではない,何か別な指標がメーカーにはあるのかな?と今回の動画を見ていて改めて気になりました.
Posted at 2022/05/09 01:33:29 | コメント(4) | トラックバック(0) | セッティング(タイヤ) | 日記

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何シテル?   06/09 22:35
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