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2022年07月18日 イイね!

EF8 vs EF8 2022 第4戦 日光(後編)

EF8 vs EF8 2022 第4戦 日光(後編)では後編です(前編はコチラ).

第4戦は午前中の3本が終了し,EF8の先輩との差は0.38秒.今回のハンデ設定は0.7秒なので,先輩がここからタイムを0.32秒短縮し,40.6秒を出さなければ私の逃げ切りとなります.

先輩の自己ベストは今年3月に出した 40.374 で, 当時に比べて気温で+14℃,気圧で-20hPaと厳しいコンディションである事からすると,さすがにここから0.4秒削るのは厳しいか?と思いつつ,はたして・・・.

さて,午前中でクルマ側でやれる事は全てやり,最高速も3km/h上げましたがタイムには繋がらず,あとはドライバー側で何とかするしかありません.お昼ご飯を食べ終わった後,ジッと座ったままでは進歩がないので,走行会の主催にお願いして完熟歩行をさせてもらう事にしました.



路面の状況から何かヒントが得られないかな?と思ったのですが,さすがに昔走り込んだコースなので,コレといったものはなかなか見つかりませんね・・・.課題があると思ったのは8~9の高速コーナー.コーナリング中に抵抗が大きくて失速している感があるのですが,内輪と外輪で路面にグリップ差でもあるのか??



そして,9コーナー出口,外側の傾き具合もチェック(↓).



コース外にはみ出し,例え車体が傾いたとしても旋回速度を狙っていった方が良いのか? 立ち上がりのアクセルONを我慢し,コース内に留まって車体を水平に保って,しっかりとトラクションを掛けていった方が良いのか? どちらが速いんだ・・・??


以前,あおたまさんに教えて頂いた10コーナー前の継ぎ目も確認(↓).



どうやら,看板の高さが変わる辺り(↓)のようですね.



・・・と見ていて,ふと気づきました.



継ぎ目に沿って白線が薄っすらと引いてある!
コレ,かなり薄いけどクルマからでも見えるか!? どうだろ? 厳しいかぁ~??


もう1つの課題,10コーナーもチェック(↓).



やはりIN側の窪みがなくなっていますね・・・.改修前はここはバンク状になっていたので,ブレーキングでリアを巻き込んで向きを変えられていたのですが,ここまで水平だとリアは出ないなぁ~.ここの向きの変わり方が足りず,11~12コーナーが苦しくなっているので,もうちょっとリアが流れるセットにしないとと厳しい.ドライビングだけでどこまで修正出来るか分かりませんが,ここを改善していくしかありませんね.


という事で午後の部,4本目に突入します.

コースイン直後にポツポツと雨が降ってきましたが,路面が濡れるには至らず,逆に路面温度が下がるのでタイヤが冷えてチャンス!? このタイミングを逃さず1発を狙って集中力を高めて行ったところ,



またも先輩にこっそり後をつけられていました・・・.

_| ̄|○ il||li ガクッ


「くそーっ,同じ轍を踏むなんて!」とステアリングを叩きますが,既に後の祭り.
これで路面状況を把握した先輩は一気にスパートをかけ・・・,



遂に40秒台に突入(40.982).

「ヤバい・・・ヤバい・・・マージンがあと0.2秒しかないぃぃ・・・」
ヒィィィィィ━━━━(゚Д゚|||)━━━━!!!!!!


こうなったら,自分のタイムどうこうなんてやってる場合じゃないので,先輩の後ろにつけてプレッシャーを掛け続けるしかない!という事で,煽り運転開始(笑).



ホームストレートでシフトミスして引き離された時は「失敗したぁー!」と思いましたが,何とか食い下がって,最終的には先輩をハーフスピンさせるまで追い込む事が出来ました.これで先輩の心は折れて,ここから先タイムが出ないはず(笑).

|*`艸´) ククク・・・

 先輩 ・・・ 40.982
 私   ・・・ 41.451 (+0.469)

これで残るマージンは0.23秒で残り2本.仮に1本当たり0.1秒ずつ縮められたとしても,最終的には0.03秒差で何とか逃げ切れる!?

これが最後のターニングポイント,決戦の5本目!
・・・というところで長くなってしまったので,後編ですが今回はここまで(もうちょっとだけ続きます).
Posted at 2022/07/19 12:39:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | EF8 vs EF8 | 日記
2022年07月17日 イイね!

EF8 vs EF8 2022 第4戦 日光(前編)

EF8 vs EF8 2022 第4戦 日光(前編)EF8の先輩に挑む第4戦,前半戦折り返しとなる今回の舞台は日光サーキットです.

前戦となる第3戦TC1000では先輩の油断もあり,今シーズン初勝利を挙げる事が出来ましたが,その更に1つ前,第2戦の舞台だったこの日光では,まさかまさかの1秒という大差をつけられての完敗でした.今回はその時の雪辱を果たすべく,準備万端のA052で2連勝を飾りたいところです.

さて,この日は前日夜から降り続いた雨で朝一はウェットコンディションが予想され,その後,曇り空が続いて路面は乾きそうですが,午後から再び雨となる模様.従って,路面が乾いた2本目,もしくは午前中最後となる3本目が勝負どころとなりそうです.

雨予報なので湿度は80%以上と蒸していますが,気温は20℃台前半とカンカン照りに比べれば遥かにマシ.ただ,気圧が985~987hPaと極端に低く,燃調が狂ったのかアイドリングが不安定でエンジンの調子がすこぶる悪い.フルコンを使っていない先輩のEF8ですら加速時に黒煙を吐くようなコンディションでしたので,何だかイヤ~な予感がします・・・.


まぁ,現地に到着してからグダグダ言ってても仕方がないので,まずは先輩と第4戦のハンデ設定を協議.第2戦の結果が1秒差であった点,私の方は当時履いていたCR-S→A052に戻した点等から,ミニサーキットでの基準となる値で合意.今回のハンデ設定は以下となりました.

 0.7秒以上 ・・・ 先輩の勝利
 0.7秒未満 ・・・ 私の勝利


「おしっ! 気合入れて行くぞ!!」とまずは1本目.



前夜の雨で路面は湿っていますが,レコードラインは乾いている様子.ただ,レコードライン以外は路面の色が黒くまだ濡れている模様.縁石が乾いているのか?までは分からないため,慎重に入りながら徐々にペースアップ.結果は・・・,

 先輩 ・・・ 42.056
 私   ・・・ 41.791 (-0.265)

ドライビング的にはほぼ全開でしたが,路面が微妙に喰わない感じで前回走った時に感じた「喰うぞ,この路面!」という感じは全くせず,気圧も低いのでエンジンの吹け上がりも重いです・・・.


続く2本目.ここが勝負どころなので計測1からフルアタック.



結果は,自己ベストの0.1秒落ちとなる 41.451.この状況でやれる事は全てやり切ったと思いますが,たとゆさんが先月195幅のRE-71RSで40秒台に入れられていたのを踏まえるとちょっと悔しい感じ.気温差で6℃,気圧差で20hPa程度不利な条件ではありますが,この出力換算で約3%(≒5.4PS)の差が0.5秒に相当するか?というと微妙な気もします・・・.ここ(日光)で40秒台に入れるには,何かもう一手必要なんだと痛感しました.

おっと,話が逸れました.ハンデ戦の方は2本目は先輩の方もペースが上がり,差はこんな感じに(↓).

 先輩 ・・・ 41.232
 私   ・・・ 41.451 (+0.219)
 
今回のハンデは0.7秒なのでマージンは残り0.5秒.私の方は既に全部出し切ったので恐らくここから先は頭打ち.勝負の行方は先輩がここからどこまでタイムを削り取ってくるか?に掛かってきそうです.


午前中最後となる3本目.

予報の通り午後から雨となるならここが最後のチャンス.私の方も頭打ちだからといって無為無策でボーッとしているつもりはないので,ピットインを繰返して減衰や内圧を調整し,何とか抵抗を試みます(↓).



しかし,タイムは伸びず・・・.トップスピードは132km/h→135km/hまで伸びているのに,なぜこれでタイムが縮まらない!? そんな感じで悪戦苦闘している私に対し,先輩の方はこっそりと背後に忍び寄り(↓),



41秒フラットまでタイムを短縮.

「しまった!? 引っ張ってしまった! 周囲の警戒を怠るミスだ・・・」 _| ̄|○ ガクッ

と後悔するも時既に遅し.3本目終了時点での差は,

 先輩 ・・・ 41.070
 私   ・・・ 41.451 (+0.381)

となり,マージンは残り0.3秒.果たしてこのまま逃げ切れるのか!?
勝負の行方は昼食を挟んだ午後の部(後編)へと続いていきます・・・.

Posted at 2022/07/18 12:36:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | EF8 vs EF8 | 日記
2022年07月16日 イイね!

TUNERを再確認する

TUNERを再確認する「もうそろそろ,このネタはいいよ」と言われそうですが,まだまだ続くステアリング選び(笑).

現状最有力となっているmomoの「TUNER」ですが,身近なところでAT使いのBB6が「TUNER」を使っているとの情報を仕入れたので,お願いしてシートに座らせてもらい,実物の感触を確認させてもらいました.

AT使いさん,快く受け入れて頂き有難う御座いました!<(_ _)>

まずはパッと見の印象ですが,当然の事ながらメーターの視認性は問題なし.カラーはブラックでやはりスッキリした感じがしますが,やっぱりこの色だと個人的には少しメリハリ感が薄いかなぁ~という印象.



AT使いに「なぜブラックカラーにしたんですか?」と聞くと,「パラレルのレッドステッチが気に入ったから」との事.「あ~,やっぱりコレ,イイですよねぇ~」と返すと「EF8のシフト周りがレッドステッチなら,それに合わせてコレで決まりでしょ!」と後押しされました(笑).


続けて,特徴的なグリップ部分に注目.



単体で触った時は,ココがしっくりきて良かったのですが,シートに座った状態で握ってみると違った印象が.今一つしっくりせず,なんだか違和感の方が強い・・・.

「このグリップ,どうなんですか?」とAT使いに聞いてみると,「あ~,ソレ,手が痛くなるよ」との事.「???」と思い,詳しく聞いてみると,



特徴的な窪みの部分が凸形状になっているので,長時間握っているとこの凸が手に刺さって痛くなってくるとの事.初めのうちは「えっ? そうかぁ~??」と半信半疑でしたが,何度か握り返してみると確かに手に痛みを感じる.シートに座った角度だと力の掛かり方が違うので,「これは確かに痛くなりそうだ・・・」と思い直しました.


また,握った時の親指と人指し指がクロスする部分を確認してみると,何だかこちらも微妙な感じ.



やっぱり「RACE」より少し細いので,人指し指の関節部分に親指が当たるような感じで,ちょっと力が入れ辛い.思い込みだとマズイので,「TUNER」を握った後,自分のクルマに戻って「RACE」を握り直してみると,



親指は人差し指の先端部分に掛かるため力が入れ易い.「やっぱり,私はグリップが太い方が好みみたいだなぁ~」と実感しました.


・・・という事で確認で,「TUNER」は「止めておいた方が良いかも?」という評価に変わりました.最初,特徴的なグリップ部分に好印象を持ったので,「TUNER」を候補に挙げていた訳なのですが,AT使いが言う通り,メリットよりもデメリットの方が大きい気がしてきました.サーキットではグローブをするので凸形状の影響は少ないですが,街乗り兼用の私のEF8ではグローブを嵌めて握る時間より素手で握る時間の方が圧倒的に長いので,「これはナシかなぁ・・・」という評価に変わりました.

ちなみに,私とAT使いのやりとりを横目に見ていたEF8の先輩に,「もう『RACE』でいいじゃん.使い慣れたヤツがやっぱり一番良いんだよ」と至極まっとうな意見を言われ,グゥの根も出ませんでした(笑).


さて,どうしよう? 「TUNER」が落ち,太さが重要なファクターとなるのであれば,「COMPETITION」とかも非常に良さそうに思うのですが,



「COMPETITION」は,上部にあるこの「momo」のロゴがなぁ~.派手なんだよなぁ~.
グリップ部分は太いし,全周エアレザーだし,間違いなくイイんだけどなぁ~.

う~む・・・悩む(笑).
Posted at 2022/07/17 01:03:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | セッティング(操作系) | 日記
2022年07月13日 イイね!

続くステアリング選び

続くステアリング選び買い物は「何を買おうか悩んでいる時が一番楽しい」ので(笑),引続きステアリングのスペックを調べながら,あ~でもない,こ~でもないと考えていたのですが,そんな中でとある記事を見つけました.

なんでもステアリングの角度を微調整出来る「アジャストスペーサー」があるんだそうで,別名「カタムキナオール」と言うんだそうです.調整代は9/360°(=中心点に対し±4°)だそうで,スプラインの1コマ分である約11°と組み合わせると,かなり調整出来るんだそうです.

私のEF8は,本来想定されていない車高・キャンバー角になっている事もあって,ステアリングセンターがこんな感じでズレてます(↓).



先日もアライメントを取り直してもらいましたが,ステアリングセンターの調整代を使い果たしているため,これ以上は調整出来ませんでした.このズレた状態で既に数年乗っているので,私自身どっちにズレているか聞かれても分からないくらい慣れてしまったのですが,やはりプロやメカニックさん達にEF8に乗って頂く際には,少し申し訳ない気分にもなるので,この商品も投入して改善を試みようかなぁ~と思っています.

ただ,名称の通りスペーサーなので当然の事ながら厚み(10mm)があります.今も20mmのスペーサーは使っているので,ステアリングのポジションをなるべく現状から変えない方針だとすると,20=10+10で,10mmのスペーサーを新たに手配する必要がありそうです.

そんな事を考えつつ,「ん? そもそもステアリング自体のモノを変えると位置も変わるよなぁ~」と思い,再度数値を確認してみると,



現在使っている「RACE」のDEEPは35mmで,候補となっている「TUNER」は38mm.従って+3mm変わります.

3mmならば誤差範囲だと思いたいところですが,どうも私はドライビング中に触れる部分に神経質なようで,シートポジションのワンノッチの差が気になったりしますし(当日着ている服の厚みで変わるので微妙にズレる).去年もクラッチペダルのストロークのネジ山1つ分の差でシフトダウンがしっくりこなくて困りましたし,2年前にはシフトノブを新品にしたらしっくり来ず,毎月のように交換し続けて,3ヵ月掛けて結局元の製品に戻った事もありました・・・.

なので,ステアリングの銘柄を変えるのは正直怖かったりもするのですが,その一方で「今までと同じじゃツマらない」というヒネくれた感情も同時に持ち合わせているので(笑),より一層選ぶのに悩んだりしてます.


ちなみに,「アジャストスペーサー」を使う前提で,「RACE」に対して+10mm(トータル:45mm)前後のmomo社製ステアリングを調べてみると,

【コンペティション(320mm)】


【コマンド2R(320mm/350mm)】


【JET(320mm/350mm)】


なんてのが該当しそうなのですが,これを見てて,45mm前後となるものは320mmサイズに多い事に気づきました.「ん~? 320mmも考えるべきかぁ~??」と思案していたところ,突然,EF8の先輩から「私のは330mmだ」という連絡が入りました(なぜここに悩んでいる事が分かる!?).「ムムムッ・・・」と思いつつ,330mmのステアリングワークがどんなものか,先輩の車載を再度チェックしてみる事にしました.



上が先輩,下が私ですが,クルマが違うのでこの車載だけでは何とも言えないものの,なんとなく先輩(上)の方が2コーナーやヘアピンの辺りのステアリングワークで,舵角に対してピーキーな動きに見えるんですよねぇ・・・.
(インフィールドの辺りなんか,ステアリングが重そうな感じまでするし)


「やっぱり,320mmはナシなのかなぁ~?」と思いつつ,「320mm仕様の『TUNER』のDEEPは43mmで希望に近い数値だったりもするなぁ・・・」なんてスペック表を眺めていたら,



アレッ? 320mmと350mmでGRIP-B(↓)の形状が随分と違う・・・.



320mm仕様の方が進行方向(指を入れる方向)に対して深く,350mm仕様は左右方向(指を広げる方向)に対して広いようです.これって,握った時の指で作る輪っかの形状が違うって事になるのですが,どっちの方が私はしっくり来るんでしょう? GRIP-Bは私が一番握るポイントなので,ここがしっくり来るかどうかはかなり重要な気がします.

・・・そんな感じで,この悩みはまだまだ続きそうです(笑).
Posted at 2022/07/13 20:04:57 | コメント(4) | トラックバック(0) | セッティング(操作系) | 日記
2022年07月10日 イイね!

20年振りの品定め

20年振りの品定め私のEF8は2001年の春に中古で購入したもので,私がオーナーとなってから今年で21年目となります.製造は1989年なので通算では33年目.つまり,私が乗ってない期間も12年ある訳なのですが,私の前に何人オーナーが居たのかは分かりません.

中古で購入した際,「新潟」ナンバーが付いていて,ホイール含めてノーマル状態でしたが,ステアリングとシフトノブだけ社外品が付いていました.そのどちらも青を基調にしたものが付いていて,見た目が派手で好みでなかったので,すぐに外しました.

その時に交換したステアリングが,今も使っているmomoの「RACE(350mm)」です.



当時は「ステアリングと言ったらmomoでしょ!」と刷り込まれている人間だったので(笑),momo製で一番安いヤツを~と探して,確かスーパーオートバックスで買ったんじゃなかったかな?と思います.
(履歴で確認したら,値段は\16,800でした).

そこからかれこれ20年以上使い続け,昨年の夏くらいにいよいよ表皮が破れてきました(↓).



パッチ当てをして,その場はしのいだのですが,当然の事ながらその後も擦り減り続け,いよいよヤバくなってきました(↓).



「さすがに,もう交換しないとダメだな・・・」と思ったので,20年振りにステアリングを探す事にしました.


20年振りなので,まずは情報収集から.

20年前はステアリングメーカーと言ったらmomoしか思い浮かびませんでしたが,現在ではNARDIは当然の事,OMPやSPARCOなんかの名前も自然と出てきます.PERSONALがNARDIと合併していた事は知りませんでしたが,REALなんてメーカーもある事を今回調べて初めて知りました.いずれのメーカーの商品を見ても,ディープコーンとか,I字型のステアリング等,特殊な形状が欲しいならともかく,スタンダードな形状であれば,やっぱりmomoかNARDI辺りがベターかな~と思いました.

個人的に,momoとNARDIの違いはざっくり言えば,スポークの配置がT字型とY字型の違いだと思っていて,私はステアリングを9時15分の位置で握るのが好きなのでT字型の方が都合が良く,Y字型が主流のNARDIは選択肢から外そうと思ったのですが,NARDIでもT字型の製品はある事はあるんですね(↓).


SPECIAL NARDI4 METAL 35φより)

この製品も悪くなさそうなのですが,値段な額なのと,入手性の観点から今回は候補から外しました.


・・・という事で,結局momoに絞って調べる事にしたのですが,いやはや凄い種類があるんですね!
何を選べばいいのか,パッと見では分からなかったです(苦笑).

なので,自分の好みに合わせて条件を絞っていきます.

 ・街乗り兼用なので,ホーンボタンが付かない競技用は除外
 ・クルマのイメージに合わないので,ウッド調は除外
 ・メンテが大変なので,スエードは除外
 ・ステアリングポジションを変えたくないので,ディープコーンは除外
 ・サーキットで使うので,外径は350mm以下
 ・ヘアピンで270°まで回すので,なるべく真円形状
 ・内装はシンプルな方が良いので,ロゴ入りやカラフルなものは除外

・・・という感じになり,これらの条件に当てはまるのは以下でした.

 ・FIGHTER EVO LEATHER
 ・JET
 ・RACE
 ・MILLENIUM
 ・NERO
 ・TUNER
 ・VELOCE RACING
 ・TEAM

これでもまだ多い(苦笑).ここから先は完全に好みの問題なので,センター部分のデザイン重視で検討してみたところ,最終的に「RACE」と「TUNER」の2つとなりました.

【RACE】


【TUNER ダークグレイ】



「RACE」の方は長年使ってきたもので,どんなものかよく分かっていますから,これとの比較で「TUNER」を調べてみる事にします.まずは,製品の紹介文から.

MOMO’s Tuner can replace an OE steering wheel while adhering to the strict street-legal qualifications of even Germany’s KBA, making it a best seller among German enthusiasts. Tuner is available in two diameters to match your driving preferences - the 320mm is ideal if you desire faster, responsive control, and the 350mm provides a more relaxed driving experience. Customize your look with a choice of an anthracite finish with silver horn button or black with a matching horn button. Custom parallel stitching comes in black thread on the anthracite finish or red thread for a racing touch on the black finish.

【意訳】
MOMO『TUNER』は,KBA(ドイツ連邦自動車交通局)が定める道路交通法に準拠した社外ステアリングホイールで,ドイツの愛好家達の間ではベストセラーの商品となっている.『TUNER』は運転の好みに合わせて2つのサイズを選ぶ事ができ,320mmはより素早く・レスポンスの良い操作をしたい場合に理想的であり,350mmはより快適なドライビングをしたい場合に向いている.外観をカスタマイズする事もでき,シルバーのホーンボタンを備えたダークグレイか,ホーンボタンも合わせたブラックが選べる.2本並行で入ったステッチは,ダークグレイの場合はブラックステッチ,ブラックの場合はレーシングタッチなレッドステッチとなっている.


なるほど,「TUNER」は純正相当品という位置づけなんですね.NSX-Rの純正品と同一形状らしいですし(↓),


MOMO TUNER NSX-R STEERING WHEELより)

それだけ扱い易い形状という事なんでしょうか.

320/350mmのサイズ違いの影響に関しては,まぁ,書いてある通りだと思いますが,320mmは狭い軽自動車で好まれているようですし,個人的には径が小さくなると微小舵角のコントロールが難しくなるので,あんまりFF向きじゃないかなぁ~と思っているのですが,どうなんですかね? もし,使った事がある方がいらっしゃったら,是非とも感想を教えて下さい.<(_ _)>



ホーンボタンのカラーに関しては,EF8は内装が黒なので,ステアリングも黒一色だとメリハリがなくて嫌だなぁ~と最初は思っていたのですが,ブラックカラーの方が「レッドステッチ」であるとなると,ちょっと悩みますね・・・.
(私のEF8のインテリアは,黒を基調にレッドステッチを入れる形で統一しているので)



さて,外観のチェックが終わったところで,次は細かなサイズを確認(+/-は「RACE」との差です).



  サイズ  ・・・ 350Φ (±0)
  グリップ ・・・ ブラックレザー (「RACE」は一部エアレザーだが,「TUNER」はエアレザーなし)
  H     ・・・ 350mm (+2mm)
  W     ・・・ 350mm (+3mm)
  DEEP   ・・・ 38mm (+3mm)
  総重量  ・・・ 1110g (-30g)
  GRIP-A  ・・・ D:33mm H:26mm (D:-1mm H:±0mm)
  GRIP-B  ・・・ D:30mm H:28mm (D:-4mm H:±0mm)
  GRIP-C  ・・・ D:34mm H:27mm (D:-1mm H:-1mm)

「RACE」に比べて,「TUNER」はサイズは微妙に大きくなり,ポジションも僅かに手前に来るようですが,2~3mm程度であれば許容誤差ですかね・・・?(ウインカーのレバーにも2~3mmであれば問題なく指は掛かりそうですし) また,サイズが大きいにも関わらず,重量が微妙に軽いのはグリップの細さから来ているんでしょうか??


数値的には大きな違いがない事は分かったので,あとは実物を触ってみて確認・・・というところで,たまたまショップに「TUNER」の現物があったので,早速握らせてもらいました.

握った印象としては,一番差が出るGRIP-Bのポイントは「RACE」よりも,むしろ「TUNER」の方が太いように感じました.グリップは太い方が力は入れ易いので,個人的にはこっちの方が都合が良いのですが,スペック上の数値と触った時の感触がズレるのが不可解でした.気になったので色々調べてみたところ,どうやら私と同じ様に「TUNERの方が太い」と感じられる方は他にもいらっしゃるようです.

気になったので,「ん~? なんでだろ??」と両者の画像をじっくり見てみると,



「TUNER」は,外周円とT字が重なる部分(↑の赤枠)が少しエグれているようです.これによって,親指の付け根の部分が下に下がり,親指全体が接触する距離が延びるので,結果,握り心地が太い印象を受けたようです.「RACE」の発売日は1994年6月であるのに対し,「TUNER」は2003年5月ですから,約10年の技術進化がこういうところに表れているんでしょうね.ちょっと面白い体験でした.


以上,20年振りのステアリングの品定めでした.

エアレザーの有無とか,ステッチの色とか,細かい部分で気になるところはありますが,現状だと「TUNER」が最有力になりそうです.ただ,10年分の技術進化を体感すると,最新作はどうなのか?とか気になってきますね(笑).値段と相談しつつ判断かなぁ~?と思っています.
Posted at 2022/07/11 20:20:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | セッティング(操作系) | 日記

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