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2023年09月30日 イイね!

クルマがなくても見に行ける展示 その②

クルマがなくても見に行ける展示 その②ここ2~3日,昨年書いた「アンチ・アッカーマンのお勉強」のPV(Page View)数が増えているので,なんでだろ?と思ったら,先週のF1日本GPでセルジオ・ペレス選手が,ヘアピンでケビン・マグヌッセン選手に突っ込んだ際の映像で話題になっていたためのようです.

私はその話を直接は目にしていないのですが,多分「ステアリングを切ってるのに,IN側のタイヤが切れてない!(タイトル画像参照)」「だからぶつかったんだ! ペレスは悪くない!」とか,きっとそんな感じなんでしょうね・・・.

さて,エアクリのメンテも終わって,今週もどっか走りに行きたいところですが,ファミ走の枠もなく,ドライブして見に行くようなイベントもなく,どうしようかなー?と思っていたところ,都内でいくつかイベントをやってる事を知ったので,EF8を家に置いて電車で見に行ってきました.


1つ目は「東京交通会館」.



こちらの「ギャラリー・パールルーム」で,「自動車アート7人展」という展示会が開かれていました.



こちらは自動車アートの第一人者達が作品を持ち寄る展覧会で,雑誌「CAR and DRIVER」の表紙みたいな作品が展示されています(展示会なので作品の撮影は自粛).やっぱり達人の描いた作品は人を虜にする魅力があるようで,素人である私でもじっくりと見たくなる作品ばかりでした.

中でも,個人的に「これは凄い!」と思ったのが,JPS(John Player Special)カラーのF1を切り絵で表現した作品で(↓),


(画像は別のところから拝借)

黒地の金色の部分だけ切り取られて表現された作品は,生で見ないとこの凄さは分からなかっただろうなーと思いました.見に来て良かったです.


2つ目は「GINZA 456 Created by KDDI」.



こちらは,来月開催されるラリージャパンのシルバーパートナーである「KDDI」の施設.広報活動の一環として昨年のラリージャパンを制した「Hyundai i20N Rally1」がトロフィーと共に展示されていました.





「Rally 1」規定になったWRCの車両はまだ見た事がなかったので,いつもの通りじっくりとクルマを見ていたら,「ラリー好きなんですか~?」とスタッフのお姉さんに声を掛けられ,お水を頂きました.



肝心の車両の方は,ウインドウにスモークが貼られていたり,アチコチ開口部に封がされていたりとショーカーかな?とも思ったのですが,実車を見て色々興味深い点があったので,後日,別のブログで纏めようと思います.ちなみに,「GINZA 456 Created by KDDI」は銀座にあるのですが,なんだか見た景色だなぁ~?と思ったら,4週間前に行った「NISSAN CROSSING」の斜め向かいでした(笑).


そして,3つ目は距離が少し遠いので,何年振りだ?の「ゆりかもめ」に乗って移動.



ここ数年は「りんかい線」の方を使っていたので,下手をすると「ゆりかもめ」は大学生以来(20年振り)かも? 久方振りの「ゆりかもめ」はこんなに揺れたっけ?という感じでしたが,やっぱりレインボーブリッジ前のループは見ていて楽しいですね♪
(某ゲームの「湾岸特設サーキット」で散々手こずらされたので,それを思い出すせいもありますが・・・)


そんな「ゆりかもめ」に乗って到着した先は,多分お察しの通り(?)「東京ビッグサイト」.



「第61回 全日本模型ホビーショー」で御座います.



こちらも色々見たのですが,楽しみにしている人のネタバレになっちゃうとマズイので,こちらの詳細も後日別のブログに纏めるとして1つだけ・・・.

5月の静岡ホビーショーでも展示されていた「デロリアン」が展示されてました.





遠隔操作用のプロポまで置いてあるのは笑っちゃいましたが,コレ確か個人所有のレプリカなんでしたっけ? 多分今の若い子達には「デロリアン」が何のクルマなのか全く分からないと思うので,これのスケールモデルなんて,おっさんホイホイでしかないんでしょうねぇ~.



GR86や新型Z等の最新のカーモデルも勿論出てますが,それ以上に80~90年代のクルマの方も発表されているので,やっぱり購買層の中心はそこら辺なんだろうなぁ~と思いました.


以上,2回目のクルマがなくても見に行ける展示でした.
Posted at 2023/09/30 21:41:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント見学 | 日記
2023年09月25日 イイね!

VTEC切替ポイントの再々考

VTEC切替ポイントの再々考 先日,中1日でTC1000を走ってきた訳なのですが,短期間でもう一度走りたかった理由の1つとして「VTECの切替ポイントの見直し」がありました.

プロから「コーナリング中にVTEC落ちがある」と指摘されて,切替ポイントを下げたのですが,どうもそれ以降,最高速の伸びが今一つになったので「下げ過ぎたかな?」と思っていました(先日の結果から,タイヤの内圧の影響もあったみたいですが).

このセッティング変更のタイミングと,気温が急上昇するタイミングが重なってしまったため,最高速が鈍った原因がどちらなのか分からず,判断を保留にしていたのですが,ようやく暑さも和らいできたので比較するべく走りました.


この2日間で切替ポイントを変更して比較してみた結果としては,

  変更前 ・・・ タイム:41.705  最高速:127.0km/h
  変更後 ・・・ タイム:41.664  最高速:129.9km/h

となり,切替ポイントを引き上げた方が結果としては良くなりました.


とは言っても日が違うので,コンディションも異なるという事で,そちらも見てみると,

  変更前 ・・・ 気圧:1011.1hPa  気温:27.0  路面温度:31.6℃
  変更後 ・・・ 気圧:1014.2hPa  気温:25.2  路面温度:35.7℃

変更後の方が条件的には良く,こちらの可能性も否定出来ない感じです.


という事で,いつもの通りロガーデータを頼りに比較してみると(青:変更前 緑:変更後),



ホームストレートでは,変更後(緑)の方が車速が明らかに伸びてますね.1~2コーナー間のボトムスピードはは変更前(青)が高いので,VTEC落ちの影響が大きいのか?と思いたくなりますが,こもりん.さんの車載を見る限り,当日のこのエリアはドリフトの影響で路面コンディションがかなり悪かったようなので,ボトムスピードが下がった原因はそちらのせいかな?と思います.

ヘアピン~インフィールド区間,バックストレッチ区間の車速の伸びを見ると,変更の前後でほぼ一緒なので,あまり有意な差はないのかな?とも思いましたが,インフィールドの方は今回少し走り方を変えてボトムスピード重視にしたにも関わらず,バックストレッチでの伸びが変わらないとなると,やっぱり変更後の方が良くなっているのかな?とも思います.

最終コーナーの立ち上がりは変更後(緑)の方が伸びが鈍いですが,ここも路面コンディションの影響だと思われるので,それでも互角の伸びであるとすれば,やはり変更後(緑)の方がパワーは出ていそうだなぁ~と思いました.




以上,VTEC切替ポイントの再々考でした.

今回の結論としては,やっぱり「切替ポイントを下げ過ぎ」だったのかなと思います.実際LINK ECUのデータを見ると,引き上げた方が燃料が入っているので,ここから先は暫くこの状態で走ってみようと思います.

「コーナリング中のVTEC落ち指摘」に関しては,今後はドライビングでカバーする方向(回転数を落とさない走らせ方)で模索していこうと思っています.
Posted at 2023/09/26 12:32:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | セッティング(ECU) | 日記
2023年09月24日 イイね!

スピンの理由

スピンの理由ブレーキブースターを変更してから出るようになったオーバーステア挙動.現状TC1000しか走っていないので,ヘアピンでしか起きないのですが時折顔を覗かせます.

それも毎回顔を出してくるのではなく,特定の条件下で,特定の操作を行うと突如として顔を出すようです.その「条件」と「操作」がまだ完全に解明出来ていないのですが,ロガーデータを解析したところ,どうやら要因の1つに「ヘアピンで突っ込み過ぎた時(ブレーキングを遅らせた時)」というのがあるようです.

前回のTC1000では,(大)@みやう軍団さんを追い掛けてブレーキングで詰めようとしたシーンだったので(↓),



やっぱり突っ込み過ぎだったんだろうなぁ~と思っていました.

ただ,今回のスピンはこれまで起きていたオーバーステア挙動とは何かが違う気がしたんですよねぇ・・・.これまでのオーバーステア挙動では,ブレーキングを終えてステアを少し右に切った瞬間に,リアがズバッ!っと流れる感じでした(↓).



強めのブレーキングでリアタイヤの荷重が抜けて,フラフラしている時にステアを入れて,ヨーが発生し始めた瞬間にリアが破綻する・・・という一連のメカニズムは理解出来るのですが,今回の場合は,ステアを全く切っていない時に突然リアが流れ出したような気がしたんですよねぇ・・・.


(↑スローで見ても舵を入れたかどうか微妙な感じ)

多分,ステアを切ろうとしてリアが流れ出したら,身体が勝手にカウンターを当てにいくと思うのですが,今回はまだステアを切っていないのに滑り出したので,それこそ「リアが突然爆発した!」と思うくらいの唐突な動き(笑).実際乗っている時は一瞬何が起きたのか理解出来ず,カウンターも当てられませんでした(↓).



このスピンを外から見ていた,こもりん.さん曰く「リアタイヤから煙は上がっていない」との事で,よくあるリアの荷重抜け→インリフト→スピンという構図ではないような気がします・・・.


なので,そういう目線で再びロガーデータと睨めっこしていたのですが,



なんと! 驚くべき事にセッションベストを出したラップ(赤)とスピンしたラップ(青)とでは,ブレーキングの開始タイミングも,減速の過程もほぼ一緒である事が判明しました・・・.

(゚Д゚)ハァ?

なんじゃこりゃ? 全然突っ込み過ぎじゃないじゃん! なんだこれでスピンしたんだ??
ワケが分からないのでスピンの動画を繰り返し再生して見ていてところ,1つ気づきました.



アレッ? リアが滑り出したタイミングって,シフトダウンしてクラッチを繋いだタイミングじゃね・・・?

ま,まさかー!と思い,LINK ECUのデータを引っ張り出してみると・・・.


まずは,セッションベストのラップ.



図は上から,車速,エンジン回転数,スロットル開度です.ブレーキングを開始するためにスロットルを全閉し,車速が低下,合わせて回転数も下がってくるので,途中で3→2速に落とすためにヒール&トゥ.アクセルを煽ってスロットルを開き,これに連動して回転数も上昇,回転数が上昇している間にクラッチミートを済ませ,スロットルは再び閉じる~というのが一連の流れです.

ベストラップでは当然の如くヒール&トゥもきれいに決まり,4700rpmまで下がった回転数がアクセルの煽りで6400rpmまで上昇,クラッチミート時の回転数も6300rpmとほぼほぼ合ってます.そして,この際のアクセルの煽り量は,スロットル開度にしてMAX:64%で,時間にして0.3秒でした.


一方,スピン時のラップでは,



5100rpmでヒール&トゥを開始し,アクセルの煽り後の回転数も5700rpmと上がり幅が少ないです.クラッチミート後の回転数は5100rpmまで下がっているので,こちらは回転数が全く合っていませんね・・・.当然の事ながらこの際のアクセル煽り量は少なく,スロットル開度にしてMAX:48%,時間にして0.2秒でした.


この両者のデータから何が言いたいか?というと,

「スピンの原因はシフトロック」 という事ですね(汗).

想像するに,スピンしたラップでは,ブレーキングで差を詰めようとガツン!と踏んだ後に少しだけ踏力を緩めてしまい,速度を殺し切らないままヘアピンへ進入しようとしてしまったため,回転数が落ち切らず,回転数が落ち切ってないけど,もう操作を開始しないと間に合わないから~とヒール&トゥを開始し,操作に使える時間が短いのでアクセルの煽り量が足りず,結果,回転数が合わないままクラッチを繋ぐ羽目になり,シフトロック→スピン!という構図だったのでしょう・・・.

ふむ.シフトロックが原因であれば,あの唐突な滑り出しも理解出来ますね(滝汗).


以上,スピンの理由でした.

突っ込み過ぎず,余裕をもって丁寧にヒール&トゥを行えば,あんなスピンをする事はないと分かって一安心です.TC1000だからスピンしても大した事はありませんでしたが,あれがTC2000の1ヘアとか2ヘアだとエライ事になりますからね.例え追いかける事に夢中になった(熱くなった)としても,丁寧で確実な操作を続けられるように心身共に鍛え直したいと思います.

ちなみに今回のスピンの原因は分かりましたが,オーバーステアの原因はまた別な気がしています.
そちらはそちらで,引続き原因究明を続けたいと思います.
2023年09月23日 イイね!

再び暑くなる前に

再び暑くなる前にようやく暑さのピークも過ぎたかと思いきや,来週から再び元の暑さに戻るなんて予報を見たので,2日前に走ったばかりですが再びTC1000へ行って来ました.

2日前のTC1000では,曇り&時々雨な天候で直接の暑さはなかったのですが,湿度が高く,2時間半のスティントをこなす耐久レースのプロドライバーですら疲労感を匂わせるほどだったので,身体への負担は相当大きい日だったようです・・・.

プロですらそんな感じなのですから,素人である私なんてボロボロで,走行の翌日は身体全体が疲労感の塊で滅茶苦茶重く,ただ立ってるだけでもシンドイような状況でした.こんな状態なので土曜のファミ走は最悪行けなくてもいいやーくらいの気持ちで「明日,もし午前中に起きる事が出来たら走ろう!」と目覚ましもセットせずに寝ました.

翌朝,9時半過ぎに目が覚め,自然に目が覚めるなら身体も回復しているんだろうと,現地で当然のように走っているこもりん.さんに様子を聞いてみたところ「酷いウェット」ではあるものの午後は問題なく走れそうとの事だったので,11時過ぎに家を出発.道中,入口から長蛇の列で首都高に上がれないなんて事態も経験しましたが,何とか13時前には筑波サーキットに到着しました.



そこから常連さん達への挨拶そっちのけで準備を進め,P2枠(13:20~)の走行開始のアラームが鳴る頃には準備が完了しました.「ならば,P3枠(13:40~)で行くか?」と一瞬考えたのですが,準備作業で汗だくになっており,集中力を欠きそうだったので,1枠見送ってP4枠(14:00~)のチケットを購入したのですが,これが大失敗でした・・・.


ファミ走の午後は台数が減るのがお約束で,直前のP3枠も走行したのはたったの1台.同じ1台とまでいかなくともP4枠も似た感じで台数は少ないでしょ~とコースインしてみたら・・・,



「うぇぇ・・・10台以上いるじゃん」
_| ̄|○ ガクッ


勘弁してよー,午後枠だよー,14時過ぎだよー,なんでだよー,と泣きながらアタック出来るスペースを探しましたが,周囲とペースが違い過ぎて使える空間がなく,タイヤの都合上何周も待つ訳にはいかないので,やむなく4周目でアタックを開始したのですが,案の定,前に引っ掛かって強制終了するパターン・・・.結局,既にグリップのピークを過ぎたタイヤで出した 41.782 がセッションベストとなりました.


2日前の走行結果から1つ試したい事があって,重い身体を押して来たのに,こんなストレスフルな結果じゃ終われない!ともう1本走ろうと思ったら,(大)@みやう軍団さんが来られて「走るの? じゃあ,P9枠でノーハンデ勝負じゃー」とコントロールタワーに連行されました・・・.


(taka@黒インテ(元)さん,撮影有難う御座います<(_ _)>)

こもりん.さんのブログで,(大)さんのTC2000の車載映像が見れるのですが,最初この映像を見た時「プロが走らせてるの?」と見まごう程でした.それくらい丁寧でスムースなドライビングなんですよねぇ・・・.あんなドライビングを見せられた後だと,無為無策で臨んだら0.5秒くらいチギられそうだなと思い,残された時間の中で使える手札を2枚切って,走行に臨む事にしました.


という事で,当日最後となるP9枠(15:40~).
勝てる可能性があるとしたら計測1の1発しかないので,ここに全神経を集中!



結果,恐らくこのコンディション下での限界と思える 41.664 をマークする事が出来ました.

勿論,その後もアタック自体は続けましたが,41.8秒・・・41.9秒・・・42.0秒・・・42.1秒とキレイに0.1秒ずつ落ちていき,「これ以上のタイム短縮はどう足掻いても無理だなぁ~」と思ったところで,(大)さんの後ろ姿が見えたので,必死こいて追い掛けてみたのですが・・・,



ブレーキングで詰めようとし過ぎて,ヘアピンでスピン!

ステアをほとんど切ってない状態でリアがスパーン!と流れたので,対処のしようがありませんでした(泣).ここまで急激な動きだとリアタイヤが完全に浮いているんだろうなーと思い,たまたま外からこの様子を見ていたこもりん.さんに「リアから白煙が上がってませんでした?」と聞いてみたのですが,「いや,見えなかったよ」との事.リアタイヤが接地していてもこれだけ唐突な動きをするのだとしたら,参るなー.


ちなみに,この後も似たような挙動は出たのですが(↓),



コチラは流れ出しのタイミングが完璧にハマって,逆に理想的なコーナリングとなりました.これを百発百中,狙って出せれば強力な武器になるのですが,未だに出る/出ないの違いがちゃんと把握出来ていないですよねぇ・・・.難易度高いです,コレ.


そんな反省材料を抱えて走行を終了すると,takaさんから敢闘賞のアイスを頂きました(↓).



珍しいアップルパイのアイスだそうで,とても美味しかったです~♪
加えて,お土産のりんごジュースまで頂き(↓),



takaさん,本当に有難う御座いました! <(_ _)>


以上,再び暑くなる前に挑んだTC1000でした.

一応,納得のいくタイムは出せましたし,2日前の走行結果から思いついたアイデアも試せましたし,スピン病は結構な重症である事も確認出来ましたし(苦笑),やっぱり走れば何かしらの気づきが得られるもんだなーと改めて思いました.



当日お会いした皆様,お疲れ様でした!
2023年09月21日 イイね!

ピークを過ぎたと言ってもまだ暑い

ピークを過ぎたと言ってもまだ暑いリアバンパートレーリングアームをアップデートしたので,効果確認のためにTC1000へ行って来ました.

7~8月は路面温度が高過ぎてテストにならず,筑波から足が遠のいていたのですが,その結果,8期連続で守っていた筑千職人のクラス周回王の座を遂に失ってしまいました.8月最後のファミ走を走れなかったのが痛かったですが,まぁ,トラブルなのでしょうがないですね・・・.

さて,予報ではちょうど今日から気温が下がり始めるとの事で,「ようやくまともなタイムで走れるかなぁ~」と期待しつつベッドにもぐったのですが,翌朝,目覚ましのアラームを寝ぼけ眼で見てびっくり!

「えっ!? 起床予定時刻を30分過ぎてる・・・」
(´•ω•`; )


そんなに疲れてはいなかったはずなのですが,どうやらアラームを5回ブッチして,6回目のスヌーズでようやく気づいたようです.

「うぉぉ・・・ヤベェ~!」
ヽ(д`ヽ)。。バタバタ。。(ノ´д)ノ


と大急ぎで支度して,首都高に上がると何だかいつもよりクルマが多くて全体のペースが遅い.「出発が30分遅れたせいで通勤ラッシュに巻き込まれたか?」と思いましたが,周囲はトラックが多く,常磐道に入っても同じ状況.遅々としてペースが上がらず,反対車線を見ればそちらも大渋滞.「なんか変だな?」と思いつつ,そんな事は気にしてられないので,出来る限りスムースなドライビングを心掛けて筑波サーキットに到着.



ココの走行会は最近ホント台数が少ないのですが,店長がいなくなった事で今後益々過疎化が進むんでしょうね・・・.


そんな感慨にふけりつつ,テキパキと作業を進めて準備完了.



この新たなリアが一体どんな動きをするのか? 期待半分,怖さ半分といった感じです.


停めたお隣は,AT使いのBB6.



車高調とマフラーを新調したとの事で,後ろに回ってマフラーの写真を本人がパシャパシャ撮ってました.



「そういう時は,静止画ではなく,アクセル煽っている時の動画を撮って,YouTubeに上げるんですよ~」と横からチャチャを入れてみたのですが,「そういうのはいいから!」と拒否するので,走ってる時に勝手に録音して上げてやりました(笑).



以前よりチョット勇ましい音になったかな??と思いつつ,この後,AT使いから反撃のDOS攻撃を喰らいました(泣).


そうこうしているうちに1本目(9:00~).

路面温度は31℃.ここのところ40℃オーバーが当たり前だったので多少マシになった感がありますが,湿度が高いせいで蒸し暑い.タイヤが良くなってもエンジンがダメかもなぁ~?と思いつつ,いつもの通り計測1勝負!




結果は 41.705
ここのところ,ずーっと42秒台だったので41秒台が出て一安心ですが,やっぱりエンジンがチト遅い.

最高速は126km/hに留まり,コンディションを考慮しても今一つ伸びが足りない(128km/hは欲しい).ただ,ストレートで伸びがないせいなのか? アップデートの効果なのか?は分かりませんが,クルマの動き自体は悪くなく,立ち上がりでかなり手前からアクセルを開けられる.今まで新品タイヤの一番オイシイ時じゃないとこの位置からアクセルは開けられなかったので,これはかなり予想外の動き.そんな予想外に良い感触なのにタイムは41.7秒と振るわず,これがかなり解せない・・・.

前年同時期のタイムはどうだったっけかな?とブログを見返してみると,



オルタブローによるブーストが掛かっていますが41.5秒.やっぱり0.2秒くらいは遅くなってる気がするな・・・.
タイヤなのか? エンジンなのか? 車重増の影響なのか? 原因は分かりませんが困りましたねぇ.


困りましたねぇ~と言えば,ヘアピンでの不意に来るオーバーステア.今回も登場し掛かりました(↓).



やっぱり突っ込み過ぎになった時に出るっぽい.何とか自由自在に出せないか,色々試してみたのですが,上手くいかず・・・.単純に突っ込めば出る訳ではなく,ブレーキの踏み方やステアを入れるタイミングも関係していて,狙った時に出せない.ここは要修行ですね.


続けて2本目(10:00~).

1本目と比べ,気温・路面温度共に上昇しましたが,8月と比べれば上がり幅は穏やか.それでもやはりベストは計測1でしか出ず,そこからタイムはズルズル落ちていく一方だったので,2本目も計測1が勝負.気合を入れて「さぁ,行こう!」と思ったら,AT使いが寄ってきて,



「カメラの電池,ないよ?」

はい~? 前日にフル充電したのに15分程度でなくなる訳ないでしょ~と思いましたが,実際この後5分程度で切れました.確かにカメラが何だか熱いし,まさか電源が入りっ放しだったのか?とも思いましたが, 映像を確認したら,ちゃんと1本目終了時点で終わってました.なんだこりゃ?と思いましたが,どうやら先程のAT使いのDOS攻撃の標的がこのカメラだったようで,まさか遠隔操作でこちらのバッテリーを消耗させて映像を撮らせない手段に出てくるとは・・・.恐るべし(泣).


そんなやりとりもありましたが,2本目もやはり計測1がベストで 41.810.インターバルが45分じゃ,タイヤの熱も抜け切らないのでどうしようもないですね.その後,ピットに戻って泣きながらカメラの電池を予備に入替えつつ,AT使いの走行時間だったので,新しい車高調の動きはどうなのか? 1コーナーで定点観測.



こちらの撮影は本人に気づかれてないのでDOS攻撃は受けず(笑).この撮影した周はそれほどでもないですが,この翌周はリアがかなりイイ感じの動きをしてました.実際,本人も「よく曲がる」と言っていたので,車高調の仕様変更は成功したようですね♪(いつぞやのアドバイスが大外しじゃなくて良かった・・・)


ラストの3本目(11:00~).

2本目の状況から,タイムが右肩下がりになるのは目に見えてましたし,アップデートのチェックも終わりましたし,オーバーステアはコントロール出来ないし(苦笑),雨降ってきたし,走るの止めようかなー?とまで思いましたが,タイヤのデータを見返していて,ふと思いついたのでフロントタイヤの内圧を5kPa上げてみる事にしました.

多分タイムは落ちるだろうけど,良くなる部分があるかなー?と走ってみたところ,



「おおっ! ストレートが伸びる!!」
∑(゚Д゚) !!?


ロガーで確認してみたところ,気温・気圧・路面温度は全て1本目より条件が悪かったにも関わらず,最高速は1本目を上回る128km/hをマークしていました.

そうかー.この夏ストレートが伸びなかった原因はコレだったのか.高い路面温度に対応するためには内圧は下げた方が良いと考えていたのですが,どうやら逆方向だったようですね.ただ,タイム自体は順当に 42.229 と落ちていたので,やはりコーナーは遅くなってる. この辺り,どこを妥協点にするのか? 探らないとなーと思いつつ,その後,雨が酷くなってきたので早々に切り上げて終了となりました.


以上,ピークを過ぎたと言ってもまだ暑いTC1000でした.

やっぱり実際に走ると色々気づきが得られますねぇ~.ただ,「困りましたねぇ」な方は早々に対策を講じないとマズイので,データを見返して,分析して,調べ物して,考えて,答えを見出そうと思います.

本日お会いした皆様,蒸し暑い中お疲れ様でした! <(_ _)>

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「サイドドラフトを使ったオーバーテイク http://cvw.jp/b/1684331/48478095/
何シテル?   06/09 22:35
GPSロガーを使ってクルマとドライビングを改善しながら,B18C搭載のCR-XにB16AのCR-Xで挑んでいます. TC2000 1'07.4/TC1000 ...
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