”6連続参加ラウンド完走達成!(マツ耐・中国ラウンド 前編)”からの続きになります。就寝前に明日のマツ耐の動きについて考えて見ました。今回決勝は52台で、ロードスターが40台。予選はとにかく前へで、目標は20位以内。決勝は2分10±2秒/Lapのコントロールで、26位以内(目標距離240km(=(SUGO完走距離260km+筑波2000完走距離220km)÷2コース)÷コース1周3.703km=64周回がターゲット)でクルマにトラブル無く無事完走できれば、最高なエンディングを迎えることができるなんて考えつつ就寝しました。
12月6日(日曜)
AM5時に目が覚め、外を見ると満天の星空。朝食を取って、身支度して、AM5時45分には部屋を出てクルマはエンジンON。宿泊荷物をクルマに入れ、宿泊部屋は鍵をかけロッジからはチェックOUT。そしてクルマをパドックへ。AM6時だが、MFCTの受け付けが開始となっているため、パドックエリアは喧騒状態でした。11-B PITにクルマを入れ、車載の荷物を全てPIT内に置き、クルマの走行準備を実施。(AM6時30分過ぎには、いっしょのPITの「チーム・人馬一体アテンザ」も到着。ドライバー&サポート合わせ6名以上と大人数なのでパドックエリアにターフテントを設営。その他マツダ関係チームや地元チームの準備状況はJoy耐のようです。)
写真のような形で車両準備&PIT内設営終了。
設営が終了する頃には、夜が明けてすっかり朝の様子となりました。
AM7時、2回目の朝食(ビジネスホテルのパンとサラダとコーヒーのレベル。一仕事するとお腹が空きます。)を摂るためレストランへ移動。その際周囲の見学を行いました。
特設ステ-ジ周辺の設営は大忙し。
PITレーンには、今回マツ耐に参加、S耐にも参戦している村上レーシングのNDロ-ドスタ-。
カ-ボンシェルのル-フ、デザインも含め出来が良いようです。あとレギュラ-カラ-には無いオレンジカラ-は、サ-キットに映えます。
ちょうど今回MAZDA Legend Carsで参加されるRX-3を扇型に並べて写真撮影の場に出くわし、私も撮りました。
なんか1970~80年代の富士GC(グラチャン)、富士スピードウエイの観客側駐車場にいそうな(済みません、実は自分のRX-3のイメージがこんな感じなので)雰囲気です。
パドックを進むとBFMR GTとBG8Z GT-Xが。クルマは綺麗に磨かれ、光ってました。
さらに覗いて見ると、R-100や787Bなど、早朝というのにMAZDA Legend Carsに向け準備万端のようです。
朝食後、クルマに戻りクルマのチェックを実施し、AM8時には出席確認と予選前のブリ-フィング。予選前ブリ-フィングが終了すると本コ-ス上はMFCT1組1本目が終了、そして2組1本目の走行が開始となってました。
自分のPITに戻ってみると、Mazda WIMSプロジェクトリ-ダ-井原さんがMzRacing・PITレポ-タ-のお仕事を行っているようでした。
そしてMFCT3組1本目終了し、一斉にPITレーン入口に車両は殺到。私のクルマも早くクルマを動かしたつもりですが、並んだ位置(自分の前はマツダ関係者車両)が悪かった。予選が始まってしまったら、タイムアタックでは無くレースの様相となり、タイムを出す状況では無いまま予選の10分が終了。
結果参加52台中17位(ゼッケンNO.8)。予選目標が20位以内でまあ悪くない結果が、この時期なら6月のMFCTで出した2分より良いタイムが出せなかった点が残念です。
マツ耐予選終了後はパドックを散策。写真はOdula DLデミオ15MB。早速デミオ15MBのTUNEが開始されてます。
タイムは1'57.542とクラスレコード。NDロードスタ-並の速さとはかなり”良いクルマ”です。
何でもこの車両をベースに来年のS耐参戦の計画があるそうです。
ところでマツダのお祭り、”マツダファンフェスタ”てどんな感じかというと下のような写真のような、どこを見ても「マツダ車」一色の会場状況です。さながら「マツダのモ-タ-ショ-」です。
子供連れや家族での見学の方も多く、走るユ-ザ-視点ではなく、本当の「クルマ好き」のイベント、マツダユ-ザ-なら1度は来るべきと言うのもわかる気がします。
更にパドックを散策。今の時代では商品化されないAZ-1がズラッとガルウイングドアを開けて並べられてました。これもマツダ車でしか観れない風景です。
特設ステージではMz Racingプレゼンツ・スペシャルト-クショーやMazda Women in Motorsport Project 2015・スペシャルトークショーが開催。
特にマツ耐ではライバルのMazda WIMS、果たして実力は?PITの陣容を見るとワ-クスの物量には圧倒されますね。
特設会場のMAZDAモノ作り展示ブ-スや子供らが楽しめるブ-スは盛況でした。
AM11時昼食後はミニコ-スに足を運びました。ちょうどその時間帯はプロドライバ-による同乗体験試乗会が行われてました。
NDロ-ドスタ-をドリフト状態にしてミニコ-スを走りまわる迫力には圧倒されます。
そしてA.M.O.A with MZ Racing Parade Runの開始に時間が。参加予定台数は110台。
決勝前ブリ-フィングの時間が近づいてきました。
決勝前ブリ-フィングでは競技長より「競技者同士のリスペクト(速いものは遅いものを考慮し、遅いものは速いものを認め)」の話をされてました。(この点は、後ほど私なりの話をしたいと思います。)
決勝ブリ-フィング終了後、PIT入口を眺めると、Mazda Legend Cars達が。そして、787B・JSPC車両とGCカ-(MIZUNO・SPORTS・88S)の登場です。
レ-スカ-の走行(とても残念ですが)は見ずに、マツ耐の決勝の準備を。
そしてレ-スカ-の走行終了後、マツ耐参加車両はダミ-グリッドへ。
そしてマツ耐決勝。ポールポジションは期待通りと言うべきか、SMILE☆大森石油RX-7。みん友ましゅ~さんがどう順位を繋ぐか。
集合写真撮影前の時間でしかサ-キットクイ-ンを撮ることができませんが、見てくれればシャッタチャンス。撮影ありがとうございます。
恒例の集合写真後は17番手のダミ-グリットにつけたMSアテンザのもとへ。
これから2時間30分の”マラソンレ-ス”が始まります。
レ-ス状況はこんな感じだったはず。
(不確かかもしれませんが自分の走行時の記憶で記してます。)
ロ-リングスタ-ト後の1コ-ナ-は接触は無く通過。順調に走行を重ねるものの設定タイムより2秒遅い2分12~14秒で周回。多分1コ-ナ-進入スピ-ドのばらつきと走行台数の多い点が理由か。ただ、トップグループのなかで一部のプロドライバーチームやプロショップチームが後ろにつかれたときは怖いこと。ウインカ-でよける方向にこちらのクルマを移動しているのに移動した方向にクルマを寄せパッシングしながら距離を詰める。決勝前ブリ-フィングで競技長より話のあった「競技者同士のリスペクト」なんて無い状況。「”プロドライバー(プロショップ)”がなんでこんなアマチュアレベルのレ-スでシャカリキになるの?」て思いながら走行してました。
そして走行1時間も過ぎたころに、1コ-ナ-でアクセラが単独接触。それも2次的な事故が起きそうな箇所なので、SCが発生。SC周回2周目に早めのPIT IN。1回目のPITストップを消化して本コ-スに出ると、SCは継続中。そして真後ろにピッタリとプロドライバーチームがパッシングして煽ること。思わず車間距離を取ろうとアクセル踏んだら、前方の赤いロ-ドスタ-を追い抜くような形に。「しまった、SC中だ!」と思い、すぐさま抜いた赤いロ-ドスタ-を前に。「やられた!」と思いました。そのあと、周回ごとにメインフラッグタワ-に自分のゼッケン8が出ていないかチェックするものの出ず。そして走行2時間目、2回目のPIT INへ。
PIT IN中オフィシャルから、SC中の追い越しがドライブペナルティの裁定がたった今出たとのこと。実際行ってしまったことは自覚しているので、オフィシャルには次の周回でドライブペナルティに入ると連絡。ドライブペナルティ後は、バックストレ-ト後のヘアピンコ-ナ-でデミオがコ-スオフした周回がちょうど走行2時間10分頃。そのときに3回目のPIT IN。あとは2分12秒/周回ペ-スで走行。ここで失敗したのが順位を知らなかったため、走行時間残り1分のときに同一周回(最終リザルトより確認)のクルマ2台にあっさりと譲った点。そしてメインフラッグタワ-でチェッカ-フラッグが。2時間30分の”マラソンレ-ス”が終了しました。
PITに戻る際、7番ポストぐらいまでは、オフィシャルが手をふってくれましたが、9番ポストでは赤旗が振られてました。「レ-ス終了したのに赤旗て、レ-ス成立しないの?」と思いながら、PITに戻りました。
PITのモニタ-では26位(64周回)の掲示でしたが、メインストレ-トではチェッカ-直前の追突事故でPITエリア周辺は騒然となってました。(追突したチ-ムがMazda WIMSだったのも会場の雰囲気を重くする一因になったように思いました。)
メインストレ-トの事故処理が長引き、いつしか日が落ち、PM17時過ぎにやっとオールマツダ・パレードランが開始。ただマツ耐参加者は撤収作業で、パレードランを楽しむ時間ではなかったです。
燃料残量をチェックすると残量3.67Lの表示。4km/Lなら4周回は出来そうです。たしかにSCは出ましたしいらないドライブペナルティも貰いましたが、もっとこのコ-スの熟練度を上げてペース管理をしっかりできていれば、67周回前後での完走はできていた思います。
PM18時を過ぎても表彰式は無く、会場を後にしようと撤収作業をしているところで、事務局からの放送が。B-Sports事務局の三城さんより、今回の状況説明がありました。レース終了直後のアクシデントとその日の内のリザルト報告(特にペナルティ裁定数が多いレースだったようで)は難しい、結果赤旗提示1周回前の順位が正式結果とのこと。その話を伺った後、帰宅の途につきました。
大阪に宿泊を取り、12月7日(月曜)は有休取得済で、AM5時30分より移動。AM11時30分には無事自宅着。マツ耐HPでリザルトを確認すると順位は24位(63周回)。完走でき、更に無事帰宅できたので満足行く結果(2014年からの参加6大会全て完走)だと思います。これで今シーズンの私のマツ耐は終了です。
今回利用した写真は下のフォトギャラリーにあります。
2015年12月5~6日 岡山国際サ-キット(その4)
2015年12月5~6日 岡山国際サ-キット(その5)
2015年12月5~6日 岡山国際サ-キット(その6)
2015年12月5~6日 岡山国際サ-キット(その7)
ジャパンツアーシリーズ ポイント結果は15ポイント/総合8位でBest 鉄人賞 ポイント結果は15ポイント/1位でした。2014年度はマツ耐総合6位でジャパンツア-シリ-ズ表彰パ-ティ-に呼ばれましたが、特別賞Best 鉄人賞はジャパンツア-シリ-ズ表彰パ-ティ-に呼ばれることは無いと思います。多分今回中国ラウンドのレコ-ド賞とBest 鉄人賞の賞典が郵送で贈られてくると思いますので、賞典を頂いたらそれを肴に祝杯をあげようと思います。
2016年のマツ耐はスケジュールが出てから参加計画を考えたいと思います。