
本日は12月18日・袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催された「Tetsuya Ota ENJOY&SAFETY DRIVING LESSON supported by出光」について記します。(この手のイベント関連の記載は長文ですので御容赦ください。)
18日AM4時30分起床。眠い目を擦りつつ身支度・朝食,ネットのメールチェック後,上の子とともにAM5時30分出発。道は空いてましたが,外気温が-5℃ととても寒く,道の凍結に注意しながら移動。途中給油やコンビにに立ち寄りつつ,AM8時50分袖ヶ浦フォレストレースウェイに到着しました。
到着後は,スタッフ会場設営中のためパドックエリア端の駐車スペースにクルマを入れましたが,会場設営中のスタッフの指示より,「SAFETY DRIVING LESSON」で準備したAクラス側の駐車スペースにクルマを移しました。
その後は休憩どころの設営(折りたたみ式のテーブルとイスを出すだけですが),クルマの荷物出し,ライト類&エンジンルームのテーピング,タイヤエア圧のチェック(一般道走ってきたばかりなので多少の熱が入っており,まずは4輪エア圧2.6kg/cm2に調整),タイヤの溝にはまっている石取りを行っていると既にAM9時半に。
その頃には周りの駐車スペースには前回筑波1000のようにイタ車(アルファ・ロメオ,FIAT)1色ではなくRX-8,S2000,LEXUS IS-Fと日本車の比率も高く,SUBARU協賛ということでインプレッサ&レガシーの台数も多かったです。
AM9時過ぎにANYOKiNGさんがAM10時枠で走行するということで、袖ヶ浦に登場。
挨拶のため伺ったところ、走行時の写真を撮影してほしいとのお願いがあり、腕に不安はあるもののその場は承諾しました。AM10時「SAFETY DRIVING LESSON」受付開始となりましたが、まずはお願いされたANYO・Exigeの撮影に。久しぶりの流し撮り、初めてのデジ一眼での撮影、果たしてうまく撮影できたのかわかりませんが(液晶の表示画面では、それなりに撮れてましたが・・・。)数枚撮れた時点で、「SAFETY DRIVING LESSON」受付の列に並びました。
受付で同意書をサイン後にゼッケン(今回はAクラスNO.10)と計測器,協賛スポンサー(出光)のマグネットプレート,本日のスケジュール表・資料一式を貰いました。
クルマに戻り,ゼッケン,計測器,協賛スポンサー(出光)のマグネットプレートをクルマに取り付け準備万端。AM10時45分、一通りの準備が終了。15分後には講義開始の時間に。
筆記用具と資料を持ってタワー2Fの講習室に移動。貴重な講習なので席もスクリーンがはっきり見える前から3列目に座りました。
AM11時から時間通り講座の開始。太田校長からは,走行法の座学がありましたが,一番自分の頭に残った内容は,次の項目でした。
・タイヤの摩擦円と荷重移動
・曲げるブレーキ(タイヤの摩擦円と荷重移動の使い方)
興味を持って聴講できました。
今回の特別講義は協賛のSUBARUより
・IMPREZA SPORTの開発プレゼン
・WRX STI,S206商品プレゼン
と普段伺うことが出来ない話を聴講できて良かったです。
あと印象に残ったのが「レースクイーン藤咲 理香さん」の働きぶり。
通常講義の時はレースクイーンは別室で控えているのですが,彼女は講義の開始から終了まで,講師側正面端に立ち姿で講師の挨拶の時は必ず会釈をしますし,講師がサインボード用のマジックを探しているときに,そっと別のマジックを差し出したり,旗の説明の時は,率先して旗を持って説明の補助をするなど,「出来る人」と思いました。
講義終了後,昼食後からのスケジュールの説明(フリー走行&同乗走行の手順,スーパータイムアタックグランプリ[以降スパタイGPと記します])を受けると時間はAM13:30。
そして恒例の集合写真。S206の横に陣取りばっちり判りやすいところに写りました。
その後,上の子を呼んでタワー2Fの講習室で昼食を取りました。この時間帯はホリデーオート編集部の皆様のここだけの裏話を伺いました。話題の86とBRZ,トヨタはボクサーエンジンのCAD図面が無かったので実はSUBARUが・・・とか,BRZの発表&発売時期は・・・など楽しい話を教えていただきました。
昼食後は空き時間があったのでアイサイトを体感しました。ステレオカメラのセンシングの高さを体感できた点と本音ベースで担当の方からアイサイトの得意な点と苦手な点も伺えた点が良かったです。
PM14時40分より完熟走行。先導車(講師の教習車)の後ろに参加者がカルガモのように後をついていく(ライン取り)走行なのですが,必ず参加者は先導車の後ろにコース1周できる(先導車の後ろについた車は1周回終了したら,右にウインカーを出して隊列から離れ最後尾に着くローテーション)走行です。ここで失敗したのが,走行時間が10分だと先導車の後に付くことが出来るのは5台と判っていたのに並んだ順番は先頭から7台目。(1グループ10台)結局自分の番では先導車の後でライン確認できず。ちょっと残念でした。
4グループに分けた完熟走行も終わり,続いてPM15:00からフリー走行
フリー走行も2グループに分け,自分のAグループは「ドライビングレッスン」受講+「スパタイGP」参加。Bグループは「ドライビングレッスン」受講(一部「スパタイGP」参加者あり)となります。
私はAグループの走行枠で,PM15:01 1回目の走行を実施しました。
ベストタイム 1分25秒457(平均速度 102.62km/h)
2周目~5周目でIS-Fと追いかけっこ状態になり,コーナー処理も雑に。
「これではタイムが出ないし,講義で習った走りが出来ていない」と思い,後方にいたIS-Fを前に出し,クールダウンした後これからと思っていたら,自分の走行枠は終了。
次の走行では,今回講義で習ったことを実践しなければと思い,即同乗走行の列に並びました。
SUBARU・森さんの教習車(STI specC)が来たので,私は運転席の後ろの特等席で走行ライン,特にレストラン側55R~ヘアピンのライン取りを体感しました。あとSTI specCのコーナーへの入りやすさ,クルマの素性の良さを実感。
すぐさま自分のグループの走行枠 PM15:30 2回目の走行に入りました。
ベストタイム 1分24秒187(平均速度 104.168km/h)
講義で習ったことを自分なりに実践して1周目~4周目1分24秒台でまとめることが出来ました。
5周目は1分25秒でしたが,丁度1コーナで黄旗が振られホームストレート半ばでアクセルを緩めました。その後1コーナーグラベルに車両1台,2コーナー付近で車両1台が停止となり結果赤旗中断となり,今回の走行枠では5周回で終了。ここでのベストタイムは現時点の袖ヶ浦パーソナルベストになりました。
そして「スパタイGP」走行順が確定。自分のクルマは全体の3番目,後ろから3番目の走行順となりました。
「スパタイGP」はレースの予選の雰囲気を味わうためのイベントで
・コース内に1台ずつ入りタイムアタック。
・走行順はフリー走行でのベストタイムの遅い順から。
・走行周回は3周。インラップ,アウトラップを除いてタイムアタック計測は1周のみ。
・表彰はクラス別,3位まで。
というルールで運営されてました。
自分自身は筑波の時と同様「卒業試験」の心構えで参加しました。走行前にタイヤエア圧を2.5kg/cm2に調整。16時から開始し,16時半過ぎで自分の走行順となりました。
インラップはそれなりに速いぺースで周回し,最終コーナー出口でアクセル全開。スタートライン通過して1Lapのタイム計測開始です。
1コーナーは上手く速度処理でき,スムーズに旋回できましたが,2コーナー手前で3rdギヤにシフトしようとしたところ上手く変速できず。直ぐに4thギヤに入れて3コーナーへ。「曲げるブレーキ」を意識しながら4コーナーに進入。上手くインにつけて旋回・加速。インフィールドもアクセルコントロールに注意。インを意識して,レストラン側55R~ヘアピンを走行。最終コーナーもインを意識,コーナー出口でフルアクセル。
スタートライン通過して1Lapタイム計測終了。
既に次のクルマがタイムアタック中なのでアウトラップもそれなりの速いペースで周回して,パドックへ。
前回の筑波1000の時の伊藤真一先生から言われた「予選などの1Lapアタックの成功の秘訣はポイントごとに操作ミスをしない。」の助言が生かせず,失敗体験を今回もしてしまいました。シフトミスしなければ,さらに自己ベストが更新できたのかも。
無事に走行終了できたので,このときは良しと思いつつ,即座に片付け(クルマ&帰宅のための荷物整理)を行いました。
PM17:00からタワー2Fの講習室で表彰式。まずはST2000-Jクラスの表彰。次にST3000-Jクラスの表彰。「今回は表彰台無しかな?」と思っていたところ,スタッフから「2位」が自分とのアナウンスが。タイムは1分24秒942。全体でも2番目のタイム。シフトミスしなければ,1分23秒台をマークできたかもしれません。前回同様2位の表彰台にも上がることが出来ました。
PM17:20終了式。今回も参加者全員で「RESTART(震災復興応援歌)」を合唱しました。
ここで恒例の太田校長の歌唱指導。声を出して歌うのは気持ち良かった(これもストレス解消?)です。
最後に参加賞を持って参加全員で記念撮影。(ホリデーオートに載るかな?)
今回の「ドライビングスクール」の記録は簡単ですがフォトギャラリーにまとめました。
2011年12月18日 太田哲也エンジョイ&セーフティドライビングレッスン
車両の燃費については燃費記録にまとめました。
移動時2名乗車(行き&帰りA/C OFF),サーキット走行(フリー走行2本[合計12周]+スパタイ[3周])実施しました。
移動中(特に行き)の燃料消費を抑えることを心掛けて,この走行プログラムなら燃費は7.13km/L。予想以上の高燃費でした。
2011年12月18日 太田哲也エンジョイ&セーフティドライビングレッスン
次回は来年1月22日開催(袖ヶ浦フォレストレースウェイ)予定です。(次回は家族でスキー旅行の予定なので欠席となりますが,さらに次の開催があれば参加したいと思います。)
初めてサーキット走行を考えている方やサーキット走行をもっと楽しみたい方などにお奨めできる「ドライビングレッスン」です。
この記事は、
【12/18袖ヶ浦】開催終了♪ 次回は、1月22日です♪について書いています。