
なかなか筆が進まず、やっと完成。(もし読まれる方、以降長文のため、読み辛い点もあり。御容赦のほど。)
MFCT関東ラウンド参加の目的、6月のMFCT中国・夏ラウンドは12月マツ耐の準備なら、今回は11月マツ耐の準備。少しでも速く走行できるようになれば、マツ耐の走行では余裕を持ってクルマをコントロールできるので、筑波2000への習熟度を高めるために参加しました。
9/5当日朝は、自宅AM4時30出発し、途中コンビニに立ち寄りながらもAM5時45分には筑波サーキット到着。とりあえず場内駐車場に停めると隣はMSアクセラが。お隣さんからお声かけていただきました。その方はMFCT中国・夏ラウンドでも参加されていたアロンソンさんでした。
AM6時30分受付の時間まではお互いのクルマ談義。(アロンソンさん御付き合いいただきありがとうございました。)受付終了後は、クルマを所定の位置(スタンド裏駐車エリア)に駐車。荷物を降ろし、計測器&ゼッケン取付けをしたら、すでに車検の時間。
車検も終了(SUGOや岡山国際とは違い、”緩い(下回り点検やエンジンルーム詳細チェックが無いので)”感じ)したら、すぐさま朝のブリーフィング。ブリーフィング終了したらすぐさま走行1本目。
走行申請タイムは6月のMFCT中国・夏ラウンドの状況から、今回もオープンロータリーやRX-8などのクラスと並走すると思い、一番後ろで良いとして1分13秒(昨年のマツ耐での予選タイム)で申請。ところが今回走行の2組はロードスター、デミオ&ベリーサ・クラシックTUNEDと並走。
申請タイムでは走行番手7番目なので、ちょっとした計算違い。
まわり車両の状況と走行順番より前を追って抜いていくこととなるため、タイヤへの負担が気になります。
そして1本目。自分よりも速いクルマを後ろから(一瞬ですが)眺めると、
車重の違いでこちらが走行で苦しんでいるところが気持ちよく走れているように見えます。
(特にアロンソンさんのMSアクセラとだ~しまアテンザさんのアテンザ比較で)
たとえば次の3点。
(1)ダンロップ下の入りが速い。
(2)第2ヘアピンのブレーキ、自分の方が止めすぎ感あり。
(3)最終コーナーの旋回速度が若干速い。
(1)項については第1ヘアピンの立ち上がりからのアクセルコントロールが雑(シミュレーター走行時に気になり、”丁寧に”を心掛けてはいましたが・・・。)なので、ダンロップ前でほんの少し余計なブレーキングをしてスピードコントロール。結果安全な走行ながらも旋回速度は低くなります。
(車重が重いので、より大きめなアクセル操作となり、ダンロップ前で思った以上の速度となり、不必要な減速を行うこととなる。)
(2)項については、車重が重いので、しっかりとした減速を行うつもりが必要以上のブレーキ操作(うまく抜けていない)のため、旋回速度は低く、結果裏ストレートの速度の伸びも欠き、(3)項の最終コーナーの旋回速度も低い結果となります。(ほんと他の方の良い点が見れる時間は貴重です。)
結局ベストタイムは1分12秒242。(公式タイム)
ベストセクタータイムを積み重ねると今後Bestが出せそうな予想タイムは1分11秒964。(TIME ATTACKER計測)11月マツ耐・筑波・予選では気温も落ち着くのでこのぐらいのタイムは出せるのでは。1本目走行の今回の成果としては連続して1分12秒台で走行できたことは、自分の運転が考えた通りうまくできたよう、ちょっとうれしいかな。(これで1分11秒台がだせればなおうれしい)
ただ残念な点が2つ。
(1)ゼッケンが剥がれてしまった。
→オレンジボールが出るのかと思いつつ、毎周回コントロールタワーを見て走行。
(2)必要以上に周回してしまった。
→この時期はタイヤも消耗しやすいので少ない周回(10周回前後)とするところを13周回も走行してしまった。
1本目走行後、剥がれたゼッケンが回収されたため、パドックの大会事務局へ。
あと次の2本目がPM15時前後が走行とかなり時間が空くため、ついでにパドックも散策してみました。
写真は優勝候補のTipo&Daytona。なぜここのクルマを撮影したのか。
Joy耐でワンスマ参戦車メガーヌのメンテを行っていた”ロゴス”さんがチームのメカとして参加。会場で挨拶し、ちょっとクルマを撮影させていただきました。

今回のイベントで使われるNewロードスター。競技車両仕様としてはN1に該当するのでしょうか。

エンジンルームはこんな感じ。
エンジン上のブローバイホースと左隅のオイルキャッチタンク(+ウォッシャータンク)が目立ちます。

ロールバーの取りまわしや消火器取り付け状況はこんな感じ。

リヤはこんな感じ。トランクにも”エアロキャッチ”(矢印先)が装着されてます。

今回のイベントで使われるNewロードスター競技車両とパーティレース専用”エアロキャッチ”不要、ナンバー付のNゼロ相当車両。メディア4耐は競技用N1車両(助手席無いし)とちょっと違うのかな。

ちょっと個人的に注目しているのが「SAMURAI WHEELS」。
NHK WORLDのプログラムで、英語な苦手な私でもクルマ番組ならなんとなく話している意味がわかるので不思議です。
NavigatorのUkyo Katayama & Peter Lyon 両名がドライバーとして登録。
これもそのうち番組で取り上げられるなら、楽しみです。

バスツアーがあったり、癒し系があったり、トークショーなどがあったりと飽きない会場となってます。

本コースでは「ロードスター・パーティレースⅡ」が開催されてました。 午前はNCクラブマン&NBシリーズ、午後は NC2シリーズ&NC1シリーズの決勝レースが行われてました。
そして走行2本目。周回3周して、「午前中とは1s/Lap遅い」と実感。(外気温の上昇と関連してタイヤのエア圧も上昇しているからでしょうか。ひとコーナーごとに遅れていく感じ)
午後2本目の走行で残念な点。
終盤、コントロールタワー通過後、PITからコースに入るクルマがあり。本来ならそのまま1コーナーをインべたで走行するのですが、そのクルマ、ホワイトラインカットに抵触するかしないかギリギリレベルでいきなりコースのアウトにクルマを寄せる行為。目の前でいきなり遭遇してビックリ。国内Bライ取得者ならやってはいけない行為と知っているはずなのに・・・?
そんな状況を目の当たりにして、結局残り10分は走行せずに終了としました。
2本目のベストは1分13秒263。
1セクター0.4秒遅れ+2セクター0.4秒遅れ+3セクター0.2秒遅れ=1秒遅れ(TIME ATTACKER計測)と走行中「1s/Lap遅い」と実感通りの計測結果でした。
順位はクラス2台中最下位は予定調和。2本目の成果としては11月のマツ耐の練習ができたことで良しとしましょうか。

車両の片づけも終えると、時刻はPM16時。「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」のスタート。スタート直後の周回は特にトラブルなく各車順調に走行してました。

PM16時20分にはMFCTの表彰式でしたのでパドック内に設けられたイベントスペースで待っていたのですが、開始予定時間を10分過ぎても開始せず。なんかトラブルがあったのかと思っていたら、メディア耐久の実況に熱が入りすぎて、MFCT表彰式を忘れてしまい、名物司会者のZuppyさんが20分の遅刻。表彰式はコカコーラゼロ・サーキットクイーン&筑波サーキットレースクイーンも参加し、華やかな式となりました。

表彰式後はメディア4耐を観戦してましたが、ほぼ上位の順位が確定してきたのと暗くなる前に帰宅しました。
簡単ですが会場の状況は下のフォトギャラリーにまとめました。
(MFCTの写真はほとんどないですが・・・。)
2015年9月5日 筑波サ-キット(その1)
2015年9月5日 筑波サ-キット(その2)
2015年9月5日 筑波サ-キット(その3)
速く走れるのも目的ですが、自分が思ったように動かせることが1つでもできたときはうれしいです。そのうれしさを体感できるのがMFCTでありマツ耐と思い、今後も機会がある限り参加したいと思います。