2023年05月09日
普段よりタイヤの選択が分かれた
マイアミ決勝では上位を中心としたミディアム
中盤以降を中心にハード
そしてマクラーレンのみソフトに分かれました。
基本的には1ストップの戦略です。
スタートはスムーズな１コーナーでしたが
デフリースがノリスに追突してしまい
ポジションを下げてしまいます。
序盤ではオープニングラップでの接触の2台が
大きく後退
Q1敗退のピアストリが
うまくポジションアップを決めました。
予選での不運があったフェルスタッペンは
スタート時にオコンに抜かれるも
落ち着いてすぐに抜き返しました。
そのフェルスタッペン
1周目にオコン、2周目にボッタスをかわし
4周目にはマグヌッセンを抜きあぐねていた
ルクレールをまとめて仕留め6位へ
逆に序盤苦戦していたのが
ルクレールとハミルトン
なかなかスタートでのポジションから
抜け出すことができません。
フェルスタッペンはさらに
ガスリー、ラッセル、サインツを抜き
15周目にアロンソを捉えました。
さすがに30km/h差でインに入られたら
無抵抗しかないです。
その15周目あたりから
ミディアム勢が続々とピットへ
その中でアロンソと3位争いをしていた
サインツでしたが
ピットイン時にスピードオーバーで
ピットレーンに進入してしまい
5秒ペナルティの裁定
そしてトップ走行のペレスも
21周目にピットインです。
ピットインのタイムングが伸ばされ
サインツにアンダーカットをされてしまった
アロンソでしたが
それでもペナルティがあるので
実質前のポジションですが
わざわざコース上で抜くことが
アロンソが未だにレースドライバーとしての
モチベーションが高いことを証明しています。
レース中盤でのポジションはこちらですが
まだスタートタイヤのハード勢が
ピットへ入っていないので
ハード勢を中心にポジションが
高めになっています。
そしてハード勢は35周目前後から
次々とピットへ
レース中盤以降
路面温度が下がってきたことも
ハード勢に有利に働いていました。
40周を走行したタイヤが
セクタートップを更新しています。
タイヤをもたせつつも
40周を超えた周回を走行し
フェルスタッペンは残り10周でピットへ
コース復帰はペレスの1.5秒後方と僅差
タイヤ交換後2周後
一気にペレスをパスしトップへ復帰
前戦の借りを返した形になりました。
序盤でポジションアップをした後
タイヤ交換で14位へ後退するも
終盤にかけて11位まで順位を上げた角田
最後はストロールに迫られながら
順位を守り11位フィニッシュです。
ハミルトンも我慢の序盤から
順位を徐々に上げ
終盤にはルクレールを捉え6位へ
フェラーリとメルセデスを抑え
表彰台のアロンソですが
レース中には
コース内の大型スクリーンを見ながら
ストロールに対しコメントをしていました。
結局チェッカーまでに5秒以上開けた
フェルスタッペンはファステストポイントをとり
ペレスとのポイント差を再び開けました。
そして予選では散々だったメルセデスは
決勝でポイント圏内どころか
表彰台まで迫ったポジションまであげました。
Posted at 2023/05/09 07:09:26 | |
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