2009年05月09日
SG9の燃焼不良が改善
今回の症状を、ここでは『燃焼不良』と呼ぶことにします。
文中に示すような燃焼不良が発生してましたが、5月連休にNOBさんの店でフロントパイプのO2センサーとエアフロセンサーを日時をずらして交換し、その後、燃焼不良が改善しました。
この場を借りて、面倒を見て下さったNOBさんに、お礼を申し上げます。
私の感覚ではフロントパイプのO2センサーが主犯と思っています。走り慣れない和歌山市内では明確に判断が付きませんでした。また、真っ黒だった点火プラグ碍子が、帰路690キロでカーボンが飛び、走り慣れた埼玉県で改善が明瞭になったとも考えられます。
【発症した時期】
約145000キロで明瞭になりました。129000キロ時点でプラグ交換のため外したプラグも真っ黒で、また燃焼音が丸くなっていたので、その時点で本件の症状が出始めていた可能性もあります。
【症状】
1.Dラーでの簡易診断結果
CHECK ENGINEが点灯しない状態でDラーでモニターを繋いで調べてもらいましたが、メモリに残ってないとのことでした。この状態では延長保証を使い無償修理できるか微妙です。
2.アクセルのツキ
(1) 症状発生中:アクセルのツキが低下した。ツキの低下は徐々に起きていたようで、症状発生中には低下に気付かず。改善後に気が付きました。
3.微低速での速度ムラ
(1) 症状:1速、2速のアクセル開度が小さい状態で徐行すると、微少な速度ムラが発生した。勤務先の構内道路や、大型スーパー駐車場を最徐行するときに気になった。エンスト寸前のガクガクとは異なる。クラッチを切るとスムーズになり、動力が繋がっているときに発生した。スピードが上がると(2500回転以上)慣性がつくためか気にならなかった。アクセル開度が大きいとき、または3000回転以上では症状は気にならなかった(または感じなかった)。
(2) 改善後:微低速でスムーズでない状態は少し改善した。アラゴスタが路面凹凸を拾い易いこともあり、走り慣れた路面でないと違いは感じ取れません。
4.アクセル開度と回転上昇の相関
(1) 症状が酷いとき、停止状態でアクセルを開いて行くと、2000回転付近でアクセル開度と回転上昇が全く相関しなくなる不感帯があった。2500回転を超えたあたりからアクセル開度に応じた回転上昇になった。また、アクセルのツキは顕著に低下した。
(2) 改善後:2000回転付近でのアクセル開度に対する不感帯は、症状が改善した後でも少し残っている。しかし、アクセル開度と回転上昇の相関はかなり改善した。正常なSG9でも発生する症状か不明のため、他のSG9との比較が必要。
5.エンブレの効き方
(1) 症状発生中:アクセルOFFするとエンブレが良く効いた。
(2) 改善後:エンブレ中に加速するような感覚が戻った。アクセルOFFしたときエンブレが全くかからず空走し、加速してるのでないかと錯覚させる『間がある』のが正常状態の私のSG9です(笑)。
6.燃焼音
(1) 症状:燃焼不良中の燃焼音はコモった、丸い音。
(2) 改善後:少し尖った音に近づいたものの、最良の状態まで戻らず、まだ何か劣化したものが残っている感じ。
7.始動直後の排ガスのガソリン臭さ
(1) 症状:燃焼不良中において、始動直後のアイドリングの排ガスのガソリン臭は濃い目。エンジンルーム内でのガソリン漏れを疑うほど酷いときが時々あった。
(2) 改善後:始動直後のガソリン臭は軽減された気がする。しかし、ガソリン臭が酷い 状態が常時発生ではなかったので、短期間の観察で判断を下すのは難しい。
8.その他の症状
燃焼不良が発生しているとき、下記のような症状や状態でした。
(1) 暖気完了の前後の両方で発生した。
(2) 外気温の高低に関係なく発生した。
(3) レーシングプラグ8番が新品でも発生した。
(4) エアフィルターが新品でも発生した。
(5) 新車時からずっと使っているエアフロセンサーを洗浄しても発生した。
(6) 2008年4月(131000キロ時点)に時々失火している感じがあり、燃焼音も良くないので、点火コイル一式を新品に交換した。しかし燃焼音は改善しなかった。
(7) 2月末の車検時にプラグ交換時に外したレーシングプラグ8番の碍子が真っ黒だった。その1年前(約2万キロ前)のプラグ交換時に外したレーシングプラグ8番も真っ黒だった。このプラグの被りが、本件の原因と関係していたかは現時点で判断不能。次回のプラグ交換時に外す碍子表面を観察した上で再度、判断したい。
(8) エンジン始動直後のアイドルアップは1500回転で安定していた。但し、本件の燃焼不良が重篤で、その影響でプラグのカブリ?方が重篤と思われるときは、1500→1600回転に時々アップした。この回転数のアップは正常時に無かった気がする。また、この状態のとき、エンジンはセル一発で始動せず、数回の始動儀式が必要だった。尚、私のSG9が正常なときは常にセル1発で始動します。
(9) カーボン飛ばしのため高速道路を走った後でも症状が出ていた。実際には燃焼不良のためカーボン飛ばしが完了してなかった可能性もある。
(10) エンジンは新車時ほど軽く回らないものの、引っかかっている感じは無い。5月連休にNOBさんにエンジン回転音を聞いてもらったところ、問題ないとのことでした。
【疑念】
ただ、ブローバイが多く点火プラグにカーボンやデポジットの付着し易い状態なので、そのカーボンやデポジットが付着してO2センサーを劣化させた可能性もあります。O2センサー劣化が先か、ブローバイ発生が先か、現時点では分からない状態です。まだまだ、ネガ潰しは続きます。
【お断り】
ここで言う燃焼不良は、アクセル開度がダイレクトに加速に繋がるMT車だからこそ分かるレベルです。AT車で発生した場合は気が付かないかも知れません。
追記:5月17日(日)
【アイドリング】
100%の自信がなかったので5/9のブログには
書きませんでした。しかし、自信をもって書ける状態まで
変わりましたので。
5/9時点より変化し、完全暖気後のアイドリングが
『ブルルンブルブル』と、バラツキが出て来ました。
新車時から有ったのと同じ周期で同レベルのバラツキなので、
『ウ~ン、このバラツキが正常燃焼の証かよ~』と
変に納得する私でした。
燃焼不良状態のときはアイドリングが妙に安定してたので
(私の)SG9って変な車です。
ブログ一覧 |
フィーリング | 日記
Posted at
2009/05/09 12:44:00
タグ
今、あなたにおすすめ