2015年12月30日
Remind You
それぞれの戦いの中で 誰が死んでいったの?
間違いないのは プライドから始まったって事
そして貴方の嘆きは あまりにも長く残り
戦争は 貴方をどん底へと追い込む
教えて どうしてこんなにも深いブラックホールで身動き取れずにいるの?
私から 意味を見つけていって
この先どうなるかなんて 誰にも分からない
恐れないで 誰もが破滅を求めるものなの
貴方がいない ただそれだけで 私は生きていけない
今光の中心に触れてるの
短い時間を一瞬だけ貴方と共有する
私が貴方に何かの助けとしてあげられるのは
貴方にそれを思い出させるものだけ
それぞれの戦いの中で 誰が死んでいったの?
間違いないのは 私達が旅を夢見ていたという事
そして貴方の嘆きは あまりにも長く残り
戦争は 貴方をどん底へと追い込む
今私達は希望を背負って光を探してるの 貴方と一緒に
私から 意味を見つけていって
私の鼓動が遅くなっていく
驚かないで 誰もが最期には死んで行くの
貴方がいない ただそれだけで 私は生きていけない
私は今 居場所を探しているところなの
私の脳の中
頭の先からつま先までの肌全部
私の全てが高熱に鞭打たれてるの
簡単に認めないで 彼らが誤魔化してきたどんな物だって
全ての物は彼らを正していくはず 貴方自身の手によって
過去から現在までずっと
権力に服従し
それでも
私達の勇敢さは望みから生まれる
未来を追い求めるという望みから
「私」「私達」「彼ら」はプライドなどから争いを起こし、互いに命を散らしていってしまう。それでも、それぞれが希望を見据え、幸福を得る為に必死で闘っている人間の象徴として描かれていて、「貴方」はその現実に心を痛め、現実を変えようとする人間として描かれているように感じます。
印象としては、「私」「私達」「彼ら」は戦争をやっている沢山の兵士や、それに飲まれている多くの人々全体、言ってみれば「大衆」を、「貴方」はバナージやオードリーのような生き方、極端に言うと「革命家」を象徴していると感じます。
そんな「貴方」が、強いだけではなく消えていく人々のことを胸に留め、その存在に寄り添うような優しさをもって世界を導いて欲しい。
そして「私達」の原動力は、元々希望の方向を向いている。そしてどこかで、大衆は間違った「権力」「傲慢」等を正し、正しい方法へと導いていく力を持っている。だからそれを導いて欲しい。
そう言う願いみたいなものを感じます。
思想的にはアントニオ・ネグリ等の唱える『マルチチュード』や、1984年の中でオーウェルの提示している『プロール』の概念みたいな大衆の持つ可能性の思想が根底にあるように感じます。
世界を変える力を持つのは大衆であって、一部のインテリ層ではない。インテリ層が大衆の力を無視して変革を推し進めたとすると、それは独裁。
世界を導く力を持つのはインテリ層であって、大多数の大衆ではない。インテリ層を排して大衆が変革を推し進めたとすると、それは無秩序。
そう言う繰り返してきた歴史の過ちを指摘し、大衆の中に秘められた力を示唆し、同時に世界を導く優しさの必要性も示唆している。
とはいえ、もしも、今年の紅白のラストが、この曲だったら、小林未郁だったら、痺れますね。
そして、「映像の世紀」戦争編が年越しと共に朝まで・・・
それまでは、ニコ動のエヴァに対抗して、「坂之上の雲」をフルHDで・・・
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Posted at
2015/12/30 23:43:53
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