ザクリエイターを観てきました…ゴジラより感動しました

ザクリエイターを観てきました。

というのも、映画館の予告で散々この監督がゴジラの山崎監督を誉めまくっていて、嫉妬しますくらいを語っているのですが、ゴジラを観たあと妙に気になってしまい、見に行きました。

ネットで見た評価は映像だけみたいなことを観ましたが、
実際に見たら、コイツらはなに観てんだよ！

と思うくらい、とんでもない作品でしたよ！

まず、アメリカが徹底的に悪になってる！そして、アメリカが負ける！
舞台が東南アジアなんですが、多分日本以外のアメリカのイメージってこうなんだろうなって感じがします。

逆に日本は良いイメージに描かれてます。


監督も日本の士郎正宗さんや、アキラとかが好きで影響受けたって話している通り、我々日本人には馴染みの設定です。

押井守版攻殻機動隊じゃなくて、完全に士郎正宗さんの漫画版の世界観です。でてくるロボットたちは、まさに、士郎正宗デザインそのもの。

私は、あっアップルシードの世界観じゃないか！
ともうテンション暴上がりです。
あと、ブレードランナーとか、銃夢とか好きな人には、もうグサグサ刺さる！

というより、このメカポリスメンって、アップルシードの方々ですよね。
もう、これ絶対士郎正宗さんや、昔の岡田斗司夫さん社長時代のガイナックスの連中と、マジックボックスの方々が裏で製作陣になってるでしょ！ってくらい、私の大好物SFですよ！

また、VFXが物凄く、ゴジラで不満だった部分がない！

申し訳ないけど、ハリウッドのVFXは、ゴジラの比じゃないのよ。
紙芝居と3Dゲームくらい差があります。

まぁ、予算的に不可能なのはわかるんですけどね。
とは言っても、８０００万ドル！

えっ！ハリウッドとしては安い！

けれど、SWみたいな超大作レベルの映像ですよ！

で、やっぱり一番は、あの、ホントゴジラのラストシーンで幻滅してしまった、考察厨が喜びそうなネタみたいな余計な要素がエンディングで無い。
決してハッピーエンドでもないし、まだまだ戦争は続きそうですけど。
それはそれという、きちんとした終わり方なんですよ。

で、ゴジラの最大の疑問が、考察ネタなんです。多分それを有名レビューユーチューバーとかに先にバラシている感じが凄くあった。初日の昼頃アップされたものに、感染するゴジラ細胞だのなんだの出てましたからね。普通に考えたらおかしいタイミングなんですよ。
ヘタしたら場所によっては初回すら終わっていない時間にですよ。

レビュー動画みて、アップが速い人ほどこれを書いている。
逆に少し経ってアップした、それなりに有名な方は、
私と同じような意見のやや否定的な感じの人が少数派ですがいました。
これって、察するに東方からお金貰っているよね。

だいたいあの映画みればわかりますが、細かすぎるところまで見ることは、モニターでコマ送りでもしないと不可能です。

つまり、事前に提供があったということです。
多分事前情報だけ見て観ると、？？？と思うと思います。
そんなとこわかるかよ！！！って感じです。

久々にしっかりとした単体新作SF映画を観ましたね～。