2025年03月02日
攻殻機動隊とイノセンスの2本立てを観てきました
本日は夕方から、チネチッタ川崎での攻殻機動隊とイノセンスの2本立て4Kリマスターを観てきました。
攻殻機動隊GHOST IN THE SHELLは1995年。
イノセンスは2004年です。
1995年と言えば、アニメの大当たり年と言われ、あのエヴァのTV版、天空のエスカフローネ、ガンダムWなど放映された瞬間から名作間違いなしの作品が目白押し。
そこへ、出てきたのが、このGHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊です。
当時も映画館で観ましたが、中学生男子の性癖にはクリティカルヒットです。
エヴァのプラグスーツも男女ともに性癖をぶち壊していましたが、さらにぶち込んできた感じでしたね。
どちらも当時の流行りで、わけわかんないことをもっともらしく、聖書などを引用して何かあるようなセリフ回しで一見難解に思えますが、よ~く見て観ると、どっちも実はたいしたこと言っていません。尺稼ぎと、若者にぶっさすような演出なんです。
これは、当時の流行りですね。
当時はアニメを深夜物までがっつり見ていたので、エヴァでもガンダムWでも、こういう演出を重要そうに見えて実はたいしたことのないキャラがいろいろ言うわけです。
台詞の熱さ最高レベルの声優さんの演技は、前年のGガンダムを見ましょう。
東方不敗が無くなるシーンは、文句なしに初めてテレビ見ながら男泣きをしました。
で、GHOST IN THE SHELL、久々に映画館で見ると・・・・
はい、途中寝ました・・・
別にストーリーは見なくても脳内で、上映時間をきちんと脳内再生できるので全く困らないのですが、4Kリマスターが少し物足りなく思えたのも事実です。
また、ストーリーって無理やり難解にしてる感がありますね。
パトレイバー2の延長の感じがしますね。
ただ、パトレイバー2と同じように、押井守監督が作る、押井守作品で、
原作ほぼ無視。
実は、GHOST IN THE SHELLだけを見ちゃうと、難しそうだな。とか、素人お断りかな。とか思ってしまうのですが、
原作漫画を読んでください。
全然違いますから。
普通の近未来SFポリスものですから。
何だろう、ADポリスとかが近いかな。
絵も明るい。
草薙素子少佐も、9課の面々とタチコマに乗って、お花見しながら飲んだくれてますし、9課の面々もみんな癖が強くて、突っ込みとボケばかりです。
えっと、先日やった3D映画の攻殻機動隊や、2016年の前日譚なんかの世界観なんですよ。
逆に言うと、押井守監督の攻殻機動隊は全く別もんと考えてください。
実は隣で見ていた若いカップルが終了後に???という顔をしていたので、
おじさんとしては、漫画読んでご覧、こんなにわかりにくくないから。と教えてあげました。30分ほどの休憩のあと、イノセンスの上映なのですが、その際に、隣のカップルが、ありがとうございました。漫画の方が世界観とか良いですね~と休憩時間に読んだらしく、感想を教えてくれました。
特に最初のシーンは漫画の方がダイナミックな感じなんですね!と。
そうでしょう?(笑)と少し盛り上がりました。
で、イノセンス・・・4Kリマスターで映像が化けました。
元々圧巻の映像でしたが、やり直しただろ!とビビるくらいに、現在でもこれを超える映像作品はないのでは?と思えるほど。
そして、当時も難しいなと思っていたストーリーも、連続で見ると、実際は前作よりもずっとわかりやすいストーリー展開になっていましたね。
超王道の近未来刑事バディものに仕上がっていました。
そこへSF要素よりもホラー要素を入れて作ったものかな。
そう、改めて見るとホラー要素が多く、恐らく製作が1998年ごろからスタートしてると思われ、FF7の世界観や映像、ソウルハッカーズの世界観や映像、その頃のダークファンタジー系のゲームに影響を多大に受けていると思います。
でも、この2025年にこれを見れたことが嬉しいですね
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Posted at
2025/03/02 23:47:45
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