2022年10月20日
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時速194キロ衝突、遺族が亡き弟の「死亡診断書」公開。全身骨折、シートベルトもちぎれて…
柳原三佳ノンフィクション作家・ジャーナリスト
10/20(木) 6:00
時速194kmの車と衝突し大破した車。運転していた小柳さんは死亡した(遺族提供)
「私が駆け付けたとき、弟の遺体はシートでくるまれ、その上から浴衣を着せられていました。そのため弟の手を握ることも、身体に触れることもできませんでした。刑事記録には写真もあったようですが、弁護士さんからは『見ない方がいいです』と……。あまりに悲惨すぎて遺族には見せられない、つまり、そういうことです」
2021年2月、大分市の交差点を車で右折中、時速194キロで走行してきた対向車と衝突し、車外に放出されて亡くなった小柳憲さん(当時50)。上記は、大分県外に住む憲さんのお姉さんの言葉です。
「弟はシートベルがちぎれるほどの衝撃を受けました。大破した車から身体だけ後方に飛ばされて後続車の目の前に落下しましたが、幸い二次衝突は免れました。よくぞ、その車が止まってくれたと、感謝しかありません」
加害者(当時19歳)が運転していたBMW・シリーズクーペ(遺族提供)
■全身に骨折。死亡診断書に記載された弟の最後
以下の写真は、小柳憲さんの「死亡診断書」です。
「時速194キロという速度で衝突されると、人の身体はこんなにも酷い状態になるということを、ぜひ多くの方に知っていただきたいのです」
以上ニュースより。
これは、速度は違いますが、私のレースの師匠より聞いた話ですが、前に富士のストレートで、クラッシュしたマシンの回収作業をやっていたマーシャルが300キロ近い速度で跳ねられたそうです。勿論即死だったそうですが、すべての骨が砕けて軟らかな肉の塊だったそうです。
ちなみに、今でもひっそりと最終コーナー付近に小さい慰霊碑があります。
この方もそんな状況だったのではないでしょうか。
Posted at 2022/10/20 13:50:28 | |
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