2023年10月03日
昨日は邦画2本観てきました。
まずは、バッドランズ。
これは今年の観た映画でもNO1クラスです。
今年は、サイコパスかバッドランズが2トップですね。
2時間半の長丁場なんですが、それを感じさせないくらいストーリーが面白い。
おととい観たキアヌの兄貴の映画は、3時間ただただ、究極のアクションを繰り広げる、ストーリーよりも、アクション最優先の観ていて筋肉痛になりそうな映画で、
正直3時間休憩なしで稽古しているようなもんで見終わると、やり切った感が凄いのですが・・・これは映画を観るというより、体力勝負という不思議な感じです。
バッドランズは、ストーリーが緩急しっかりあり、ラストの結末は観客に委ねている感がありますが、蛇足感もなく、何とも言えない、そして、多分バッドエンドなのが想像できるラストです。
本当に面白い。
特に主役の安藤サクラさんが圧倒的な存在感。
確か怪物にも出ていましたが、今年の本命はこっちかな。
お父さんの奥田英二さんの昔の雰囲気がにじみ出ているかのような・・・
洋画のビッグタイトルの莫大な資金のごり押し映画も楽しいですが、
これぞ邦画の再骨頂とでもいえるしっかりと丁寧な作品作りは、本当に素晴らしかったです。もちろん、この雰囲気は、やっぱり配信や円盤でテレビ画面ではなく、映画のスクリーンでないと出せない味わいがこの映画をより素晴らしくしています。スクリーンの揺らぎが無いとこの儚くも切ない話の面白さは半減してしまうでしょう。
マジで今年の映画の中でもおすすめです。
次に、戦慄怪奇ワールド、コワすぎ!です。
これは、約90分でよくまぁ纏めたなって感じです。
ホラーらしいですが、演劇っぽいです。
しかも、観客参加型(笑)
ホラーらしいですが、ホラー要素あんまりないです。
どっちかと言うとドタバタコメディ。
とりあえず、オカルト評論家の吉田さん(私大好きで、YouTubeなんかでもよく見ています。)の迫真の演技で爆笑できます。
とりあえず出てきた瞬間、館内で噴き出す人が多かったです(笑)
みんな同じ穴のムジナだのぅ。
この手のオカルトバラエティー大好きな人はマジはまります。
で、どう見ても細かいところまで丁寧に雑に作ってネタしこんでいるのが凄い!
あの伝説的な映画「貞子vs伽椰子」の監督だけあります!
※貞子vs伽椰子はウィキでも見てください。リングと呪怨の主役同士の夢のバトルものです。呪怨なんか日本映画史上最恐のホラー映画と言われていますし、キングオブジャパニーズホラーこと、リングの夢のコラボで、それぞれはとんでもなく恐怖ですが、これは・・・単なる胸アツ映画で恐怖なんかこれっぽっちもない名作なのでおすすめです。
観ればわかりますが、バッドランズのような極上の映画を観た後では、
この雑さが気持ちいい。
珠緒ちゃんという、可愛いヤンキーギャルの霊能力者が滅茶苦茶いい味出してます。
ヤンキーへそ出し茶髪ギャルに鉄パイプは最高です(笑)
これさ、役者の皆さんが楽しそうにやっているんですよ。
結構アドリブも多いのかなって感じで、自由にやってる感なんですよ。
ただ、注意点としては、ドキュメンタリータッチなので、カメラマンが走りながら撮影したりしているので、結構画面が揺れますし、
ドキュメンタリー性を重視しているので、音が割れています。
さらに、音圧が凄く、金属音が結構出るのですが、頭叩かれているような強烈な奴です。
なので、結構船酔いみたいになるので、酔い止め飲んでみることをお勧めします。結構くらくらして、頭痛くなります。
とりあえず、幽霊には金属バットでぶん殴れ!!!
Posted at 2023/10/03 22:27:09 | |
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