2025年12月11日
株式会社カラーの公式サイトが11日に更新され、代表取締役の庵野秀明より株式会社ガイナックスの破産整理が終わったことを報告した。法人として消滅し、42年弱の歴史に幕を下ろしたことに、これまでの思いを長文で伝えた。
以上ニュースより
アニメスタジオのガイナックスの破産整理が完了し、42年の歴史に幕を下ろしました。
ガイナックスといえば、私の世代にはかなり影響があります。
エヴァもそうですが、ナディアなんか、小学生の頃みんな観てましたし、ブルーウォーターは名曲で、今も時々聞きます。凄く気持ちの良い曲です。
また、ガンダム逆襲のシャアをはじめ、ガンダムシリーズにも深く関わっていたりしますし、庵野監督絡みで言えば、ジブリ映画の数々。
そもそもが、初代社長の岡田斗司夫氏が関西の天才たちを引き連れて、
関東へ殴り込みにきたのが始まりで、王立宇宙軍を製作するための、
超スペシャルチームが始まりです。
まぁ、その理由は岡田斗司夫氏が、元々やっていた、SFショップを展開するゼネラルプロダクツで、従業員の女の子に手を出してしまって、嫁さんブチ切れで、居られなくなってしまったから…というのがなんとも当時らしい勢いですね。
※公式に発表されています(笑)
その時に、友人の山賀さんを、はじめとして一緒に映像作品を制作していた仲間を引き連れて、関東へ進出したのが始まりです。技術的には日本トップレベルの集団でした。
つまり、庵野監督と山賀氏は本当に学生時代からの友人だったようで、
また、彼らはゲーム業界にも革命を起こしました。
ギャルゲーの元祖と言われるプリンセスメーカーの発売です。
何が画期的だったかと言うと、今では当たり前の、綺麗な美少女キャラが画面に表示される事です。それも、貞本氏の美麗イラストがセルアニメのような品質で。
結局当時のゲームでそこまで美しい美少女イラストはなかったんです。
アニメーターだからこそできたのです。
コレが大ヒットで、税金対策に苦労したと当時を振り返って、岡田斗司夫氏が話しています。
で、ガイナックスがいろいろ怪しくなってから、庵野監督と山賀氏は距離を取るようになってきます。
実際、数年前に、永井護展を見に行ったら
たまたま、庵野監督、赤井氏、岡田斗司夫氏、貞本氏が観に来ていて、
楽しそうにしてましたが、山賀氏はいませんでした。
たまたまなのかもしれませんが、旧初期ガイナックスの面々が談笑してる中、
いないと言うのはそうなんでしょうね…
とはいえ、スゲー面子でした。
Posted at 2025/12/11 12:34:48 | |
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