そんな訳で、朝からリアルタイム(?)でお伝えしてきた通り、
今日は、綾部市で開催された
“里山サイクリングin綾部 2009”
に参加してきました。
昨年ロードバイクを買ってから初のチャリンコイベント参加ということで、結構緊張していました。
このイベントはタイム計測や順位を競うレースとは違い、
秋晴れの中、綾部市の里山をのんびりと走ってくださいねぇ~。(制限時間はあるけど!!)
という非常にハードルの低い初心者向けのイベントです。
会場に向かう途中、自転車で会場に向かっている人たちを発見!!
『今から48km走らないといけないのに、なんで会場まで自転車で乗りつけなん・・・?』
のっけから軽くビビらされました。
っというのも、今回の会場は、里山というくらいで携帯も圏外になるような山の中にあります。
国道からそれて入っていくのですが、国道から会場までの距離がなんと20km!!
国道口に家があったとしても往復40kmをイベントとは別で走らないといけないんですよ。
『コイツらすげぇ~!!(ビビリミッター始動!!)』
そんなこんなで初心者の僕でも大丈夫なんだろうか?
という会場までの道中でしたが、
いざ会場に着いてみると徐々にリミッターも解除されていきました。
本格的な人もいましたが、
その数と同じくらいマウンテンバイクやクロスバイクなどが町乗りできる自転車がいたり、
女性がいたり、おじさんがいたり、親子連れがいたりと実にのんびりとした雰囲気でした。
早速受付をすませゼッケンとプログラムを貰う。
なんと、このプログラム、今時珍しく出場者の名前と町名が記載!!
開会式までは、必死扱いて自分と同じ町の人の名前を探してました。
370人中6人いましたが、名前も顔もわからない人ばかり・・・
あぁ~、一人で寂しいな~と思いながらも、
スタートが近づいてくるにつれてだんだん緊張!!
統一のジャージを着たチームの人たちなんか、めちゃ速そうに見えるし・・・
あぁ~~~やっぱりビビリミッターのスイッチ入ってきたぁ~!!
開会式もありましたが、よく覚えていません。
市長の挨拶の中に、
「今回のコースは信号がまったくありませんので、
車にだけは十分に注意してください」
とあり、
『48km信号がないってどんなとこやねん!!』
とツッこんだことだけは覚えています。
緊張のオシッコも済ませいよいよスタートです。
370人が一気にスタートすると非常に危険なので、
自転車の場合は大きなイベントになると時間差でスタートしていくことがよくあります。
今回は20台1組で1分ごとにスタートしていきます。
僕は、ゼッケン193番だったので、10分後のスタートです。
“5・4・3・2・1スタート!!”
『うわ~ついに始まってしまった~、、、
まぁ、無理はせずにがんばろう・・・』
っと、スタートして30秒でいきなりチェーンが脱落!!している目の前の女性・・・
しかし、スルー(ごめんなさ~い!!)
序盤は山へ向かって非常にゆる~い長~い登りが続きます。
10分くらい走ってると、僕より後にスタートした人に抜かれる始末。
『うえっ、、、もう1分の差を縮めたん?!』
まったものすごいペースで走っていくし・・・
『うえっ、、、もう2分の差を縮めたん?!』
『うえっ、、、もう3分の差を縮めたん?!』
20分を過ぎると第1折り返し地点を折り返した本気モードの人たちとすれ違う。
これがまた速い速い!!
250ccのビッグスクーターが先導車じゃ厳しいだろ~?ってスピードでした。
『あ~もう少しか~』と思うも、降りてくる人はいるものの、
折り返してる人がみれず・・・
『まだ?まだなん???』
もぉ、何回自分で自分に聞いたかわかりませんが、応援のおじいちゃんより
「あと1kmがんばって~!!」
と言われて、元気が出てくるも、その1kmが長い!!
長い!!
むちゃくちゃ長い!!
『1kmってこんなに長かったっけ?』
ヒーコラヒーコラ坂道を上ること数分、やっと第1折り返し地点&給水ポイントへ到着。
なんとありがたいことに、結構の人数が休んでいるのでありました。
『あ~、こういう和やかなイベントっていいな~』
っと思いながら、紙コップに入ったアクエリアスを2杯飲み、
走行開始!!(オッシャ~がんばるど~!!
来るのが上りってことは、帰りは下り!!
う~ん楽ちん!!
グングンスピードは伸び、気がつけば40km/hを超えてました。
っが、ドンドン抜かれること、抜かれること・・・
みんな、どぉ~なってんの?!
一体何キロで走ってるの?
会場前を通りすぎ、第2ステージへ・・・
次は、集落をグルリと1周です。
いや、集落を大きくグルリと1周です。
たんぼの向こうに蟻より小さく自転車に乗ってるらしき人たちが見えました。
『えっ、あそこまでいくの・・・?!』
ちょこちょことアップダウンもあり、ギアチェンジも頻繁になります。
っが、綺麗な集落と子供からお年寄りまでの応援でがんばれちゃいます!!
なんとか集落を通過し、最後のチェックポイントへ・・・
最後も、最初と同じような感じでダラダラと上って平坦になってを繰り返しますが、より勾配がきつく、距離も長い・・・
おばちゃんの
「あと少し、がんばれ~!!」
という声援に後押しされ、がんばる元気が出たんですが、
どうもおかしい・・・
数キロ先まで集落が見えてるのにあと少し・・・?
でも、自転車乗ってる人見えないし・・・
やっぱりあと少しなんだ・・・
『あと少し~♪あと少し~♪あと少し~♪』
と走っているうちに、さっき数キロ手前から見えた地点を走っている自分。
ガンガンすれ違う先頭らしき人たち。
『???』
『あと少し~♪あと少し~♪あと少しは長いな~・・・』
気がつけば集落が消え山の中を走っていました。
家もなくなって、川も源流っぽくなってきたし、もう少しだな。
『あと少し~♪あと少し~♪ほんとにあと少し???』
いっこうに見えてこないチェックポイント。
『あのカーブを超えれば・・・ってまだか・・・』
『あっ、あの先のカーブかな?まだか・・・』
『お~あれか・・・!?って、違うやん!!』
『もぉ~どこがあと少しなんだよ~!!!』
しかも
『ここかい!!』
山へ登る途中の集会所のようなところがチェックポイントに。
あきらかに自転車乗りが道をふさいでいます。
奥にもちょこちょこと家があります。
ここがチェック&給水ポイントかよっ!!
後半で最後の休憩ポイントということもあり、さすがにたくさんの人が休んでいました。
僕も、しばし休憩と栄養補給のため、おにぎりを2つほどいただきました。
「う~ん、うまい!!晴れた秋の空の下、自転車を乗りながら食べるおにぎりは最高っ!!」
っと、ここで残りはあと10kmとのこと。
ってことは、「あと少し~!!」のおばちゃんのところから8kmほど上ってきたことになります。
『おばはん、どこがあと少しやねん!!今回の走行距離の1/6やないかい!!』
とか思いつつも、最後の10kmに向けてスタート・・・
もぉ~帰りは下り7km、平坦3kmなので楽なもんです。
途中ゴールした人の中には帰りだしてる人もいたりなんかして、
改めてレベルの違いをまざまざと見せつけられましたが、
なんとか、トラブルもなく無事にゴール!!
最初の組がスタートして2時間26分。
僕は、10分後にスタートしたので2時間16分。
たぶん、休憩していたのが15分くらいだと思うので、
48kmを約2時間で完走できました。
今年、40kmを1回だけ走っただけだったので、
最初は完走できるか不安だったんですが、
何事もなく無事にゴールできてちょっとだけ自信がつきました。
途中、レーシングチームの人の集団の後ろも走らせて貰いましたが、
トレーニングをつめばついて行けるかな?
ちょっとだけ登りでついていけたので、それも自信につながりました。
また、自転車の新たな楽しみ方を経験できた1日になりました。
このイベントの参加料は1000円なんですが、
保険加入、アクエリアス2本、綾部特産品の参加賞、タオル、ぜんざい、綾部温泉入浴券っと、
とても一人1000円ではまかないきれないだろうというような内容には大満足でした。
かえりはちゃっかりと綾部温泉に入浴させていただきました。
ただで入る温泉は、これまた気持ちよかったですゾ!!
途中、休憩ごとに更新しようと思ったんですが、
休憩所がどこも圏外だったために、出来ませんでした。(爆!
楽しみに待っていた方もあると思いますが(核爆)、
ハードに問題があり更新できませんでした。