![春、間近の新潟にてぬる湯でまったり 春、間近の新潟にてぬる湯でまったり](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/032/905/558/32905558/p1m.jpg?ct=36a4acbf9486)
思いがけず今日から3連休になったので「温泉に行こうぜぃ」ということになった。
宿泊地は新潟県奥湯沢の秘湯 ”目の温泉 貝掛温泉” が取れた。
チェックインの前に、例によって近隣を立ち寄り入浴ぢゃ。
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まずは新潟県との県境に近い群馬県みなかみ町にある ”法師温泉 長寿館”。
法師温泉の由来は弘法大師により発見されたかららしい。
なんか、偉いお坊さんが見つけたとか武将が見つけて刀傷を癒したとか、そんな感じの温泉って全国にめちゃめちゃ多くないですか?
お坊さんって温泉探しをしてる暇があるんですかねぇ?
武将は最前線で一戦交えて負傷することがあったんですかねぇ?
まぁいいですけどね。
どうかすると年老いた猿に教えられたとか、傷ついた鹿の後を尾行していったらその鹿が温泉で傷を癒していたとか、そんな感じの温泉って全国にめちゃめちゃ多くないですか?
高齢の猿が人間に温泉の存在を教えてなにかメリットがあるんですかねぇ?
ケガをした鹿が温泉で・・・
まぁいいですけどね。
さて、法師温泉は三国街道(R17)から1本脇道に入ってず~と奥まで行った行き止まりにある日本秘湯を守る会々員の一軒宿。
今日は日曜日ということでやや不安を感じながらお昼過ぎに到着。
不安は的中。駐車場はほぼ満車でXVを正規の駐車スペースではなく通路に寄せて駐車。
不幸中の幸いだったのは観光バスが来ていなかったこと。
もしバスが1台でもいたら入浴は諦めて撤退するつもりでいた。
それでも大浴場は芋洗い状態。
ここは混浴なのだが、おじさん達が女性の出入り口付近まで大股広げて湯に浸かっていたのでは女性は入っては来られないだろう。
後で聞いたら女性専用浴室はギューギューのパンパン状態だったそうだ。ちょっとかわいそう。
しかし、お湯は最高。
足下というか、お尻のしたから新鮮な温泉が自然に湧き出ている。
温度も私好みのややぬるめ。
ぐるぐると循環させたお湯とは臭いも肌触りも湯ぢからも全然ちがう。
ゆっくりして行きたかったが、1時間程で長寿館を後にした。
その後、水上温泉の ”まんてん星の湯” で遅いお昼ご飯と入浴。
ここは夜になると星空が綺麗なのだろうか?
たしかに都市明かりは無いだろうがお風呂を照らす照明の為に星空は見えなさそう。
露天風呂は人工湖の赤谷湖に面している絶好のロケーションではあるが、お湯に浸かった状態で湖は見えない。
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そんなこんなで2泊お世話になる貝掛温泉に到着。
貝掛温泉は三国街道(R17)から1本脇道に入ってず~と奥まで行った行き止まりにある・・・
最後にこの幅の狭い橋を渡る。今はすでに雪は解けているが、もし凍結していたらこれは怖いなぁ。
それに乗用車同士がすれ違える場所がほとんど無い。これは怖いなぁ。
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貝掛温泉は夜と午前で男女が入れ替わる。
これは昼間の男性用内湯。
左側が源泉掛け流しの激ぬる湯。右が加温した浴槽。
日帰り入浴の時間帯では女性はこちら側には入浴できない。
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昼間の激ぬる湯の男性用露天風呂と夕方の露天風呂。
写真の右側の方に加温した露天風呂もある。
しかし、この時間の女性用露天風呂は加温されたお風呂だけでぬる湯は無い。
二酸化炭素を含んだ温泉のため、ぬる湯でじぃーとしていると体に泡がまとわりつく。
加温されたお湯は炭酸ガスが気化してしまうので泡つきは無い。
宿泊すれば女性もぬる湯の露天風呂に入れる。
はっきり言って熱湯好きの人は物足りなくてお風呂に入った気がしないだろう。
私はぬる湯が好きなので入っていられたが、湯に浸かったままうっかり2時間寝てしまったが、まったく汗をかいていなかった。
そんな私でもあがる前に加温湯に浸かってからでないと出られなかったほどだった。
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温泉地につきものの薬師堂と薬師如来。
ここ貝掛温泉では宿泊棟の一角に薬師如来があった。
特筆はすべきは食事だ。前回の万座温泉もたいへん美味しかったけど、ここの料理は山の幸だけでグイグイ来る。
標高1800mの山岳地でマグロとか鯛のお刺身とかアワビを出されても・・・
いえ、美味しかったですよ。万座高原の海の幸も。
でも貝掛のお刺身はイワナなどの川魚だし、漬け物が美味しかった。
なんと言ってもお米が最高ーーー! 南魚沼産コシヒカリ!! クッーーー!!!
オカズなんていらないね。ご飯だけでバクバクいける。
今回は2日目にはどこにも出掛けずにずっと宿の中にいた。
消費税率アップ前の駆け込み需要で「殺す気かっ!!」という程忙しかったのでただひたすら体を休めることにした。
貝掛温泉で2泊して4月1日にチェックアウト。
夕方から自治会の役員会議があるからと、どこにも寄り道せずに直帰。
関越自動車道の八ヶ岳SAでちょっと止まって再スタート。
大泉JCTで東京外環道に入って川口西ICで高速を降りた。
R298のいつも恒例の渋滞にはまって秘密基地まで20分ほど。
で、エンジンを止めた時に表示されるMFDの燃費表示がこれ。
トマールエンジンも使ってエコ運転すれば結構いい線いくものですな。
走行距離 404km 使用燃料 23.5L 燃費 17.2km/L