
みなさん、こんにちは!
9月2、3日と徳島県と香川県の名勝を巡ってきました。
四国は7月頭にみかりんさんご夫妻と愛媛中心、さらに中旬は徳島に出張と、この2ヶ月で3度目の訪問とハイペースです(^^;)
今回の目的は徳島県と香川県の観光名所コンプリートとお遍路の開始です。
初日は徳島県の難所巡り、そして・・2日目はハイドラを通じて親しくさせていただいているハイドラ攻略マップ作成者のTake@Exaさんに同乗いただき、うどん県(香川)の魅力をたっぷりと味わうことができました。
タイトル写真は現存天守12城のうち、私のトリを飾った丸亀城です。
よろしければハードな四国巡礼の旅にお付き合いください。

<9月2日(金)・第1日>
いつも通り?かなりの早朝に出発し、山陽道から瀬戸大橋を渡って四国入り。坂出ICで降りてまずは丸亀市立図書館CPをゲットしてから丸亀城へ。朝イチから頑張って登城しました(汗)
苦労した先にはご褒美がある教訓通り、まずは総高60mと日本一の高さを誇る石垣がお出迎えです。

タイトル写真の現存天守を拝んだ後は、讃岐富士を臨むこの絶景が待っていてくれました。
“讃岐富士”とは飯野山の通称で最も富士山に似ていると言われています。標高422mと高さはありませんが、この美しい姿から新・日本百名山に選ばれています。

三豊市「道の駅 ふれあいパークみの」を経由して観音寺市に入り、「三架橋」→「道の駅 ことひき」CPをゲットして観光名所「銭形砂絵」を一望できる展望台に到着。

縦122メートル、横90メートル、周囲345メートルの寛永通宝を模した巨大な砂絵を拝めるはずが・・。ただの丸い砂丘にしか見えません(泣)
印影がくっきりしない時間に訪れてしまったようですが、これでは言い伝えの「一生お金に不自由しなくなる」は難しそうです(笑)

「道の駅 とよはま」を最後にR192→R32と進み徳島県に入ります。三好市に入り「大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)」沿いを走りました。やっと休憩場所となる「道の駅 大歩危」に到着しましたが、看板はなぜか妖怪屋敷??
妖怪にまつわる祠や神社、遺跡が数多く遺されている山城町の資料を展示し、世界妖怪協会から認定を受けているそうです(謎)

大歩危小歩危は、2億年の時を経て四国山地を横切る吉野川の激流によって創られた約8kmにわたる溪谷で、大理石の彫刻がそそりたっているかのような美しい景観を誇ります。

西祖谷山村に入り「道の駅 にしいや」を通過して「祖谷の蔓橋」に到着。これにて徳島県観光名所コンプリートです。

蔓橋(かずらばし)は野生のシラクチカズラで編んだ吊橋で、日本三奇橋の一つです。ここまでは比較的道路が整備されており、平日にも関わらず結構賑わっていました。なのでここでは橋を渡らず、決死?の移動を実行です。

ここから先は酷道、険道のオンパレードです。もし行かれる場合は相当な覚悟を持って走ってください。
そのまま県道32号を東南に進んで東祖谷村に入り、日本三大酷道の一つ「ヨサク(R439)」デビューを果たしました(^^;)。当初は比較的整備された普通の国道でしたが、集落が近付くと道幅が一気に狭くなります。
集落のひとつで、先ほどの妖怪屋敷も真っ青な天空の村かかしの里を通ります。人の姿は見かけませんが、道路沿いのベンチなどで大量のかかしを間近に拝むことができます。が、、正直不気味です。ちなみに村の人口より、かかしの数の方が多いそうです。
酷道に加えスリリングな体験を味わい、やっと密かに狙っていた「奥祖谷二重かずら橋」に到着!

奥祖谷ではかずら橋が2本架かっているので「男橋女橋(おばしめばし)」とも呼ばれているそうです。写真は男橋橋上からから女橋方向のショットです。西祖谷の喧噪が嘘のように、私たち夫婦以外の人はなく、この素晴らしい景観を独占できました。

実際に橋を渡ってみましたが、橋板の間隔が微妙でカカトを付けた歩き方が出来ずかなり怖かったです。ただ、誰にも迷惑をかけないのでマイペースで渡り、川そばに降りて滝を発見したりと静寂な空間を楽しみました。水もとてもキレイでした。

さらにR439を5kmほど西進して剣山(つるぎさん)見ノ越第1駐車場に到着。この付近で名水CP「剣山御神水」もゲットできました(^_^)v。ダムを除けば四国で取得最難関なCPのひとつです。

ここからは酷道438にスイッチして、つるぎ町に向かい北上します。基本道幅2.5mほどで時々センターラインが現れホッとするのですが、その区間距離が30mぐらいしかない箇所もあります(笑)
何とか40km強走り切り「道の駅 貞光ゆうゆう館」に到着。豆腐ハンバーグ定食をいただきましたが、コレは安くて美味かった~

まだまだ続くCP狩り修行・・。いったん香川県に北上して「道の駅 ことなみ」に立ち寄りUターン。徳島県に戻り美馬市の「道の駅 藍ランドうだつ」から徒歩で日本の道CP「うだつの町並み」をゲット。
うだつが上がらない私にとっては目に毒な風景です(笑)

同じ県道を逆戻りして三好市まで20km強進み「道の駅 三野」を通過して、今度は「阿讃サーキット」を目指します。四国で唯一のJAF公認サーキットなのですが、この場所にたどり着くことはヨサクより厳しかった、というのが私の感想です。ガードレールがなく落ちたら山底という箇所もあり、実際にその近辺で対向車と恐怖のすれ違いバックを体験しました(冷汗)
この何でもない写真も勲章だと自分では思ってます(笑)

来た道を引き返して酷道険道パートは終了です(ホッ)。あっ!くれぐれも県道4号は北上せずお帰りください。
普通の国道32号で快適に香川県に入ります。三豊市「道の駅 たからだの里さいた」→まんのう町「道の駅 空の夢もみの木パーク」と経由して、初日最後の目的地・琴平町に入りました。
ほどなくして観光名所「金刀比羅宮(ことひらぐう)」CPをゲット。ただし神社CPの方は、かなり登らないとゲットできません。

なんとか最後の階段を登り切って本宮を参拝。御朱印もいただきました(^_^)v

予定時間より早く宿の「ことひら温泉 琴参閣」にチェックイン。ものすごく大きいです。早速温泉で疲れを癒やしました。

そしてお楽しみの夕食は、こんな感じです。このほかに鯛釜飯、讃岐うどんなどをいただき美味しく満腹になり、食後は直ぐに瞼が重くなりまして・・初日691kmの旅程は完了ですzzz
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<9月3日(土)・第2日>
やっぱり相当早く目覚めます。朝温泉を楽しんでから散歩に出掛けました。前日にCPだけはゲットした「琴平・鞘橋」をじっくり観賞しました。金倉川に架かる屋根のある珍しい浮橋で、10月10日の大祭の時のみ、神輿を通すのに使われるそうです。

琴平の街並みも早朝はひっそりです。宿に戻りバイキングの朝食を済ませてV40を軽く拭いていると、いきなり「おはようございます」と声をかけられました。駅まで迎えに行く段取りになっていたはずのみん友・Takeさんがなんと電車を1本早めて直接ホテルまで来られていたのです。
新潟・魚沼の仇討ち?を果たされ、ビックリ転じてニッコリです。2日目は3人乗車での楽しい旅となります(^_^)

ハイドラのお師匠さんだけに、こちらの意図はすぐに読み取ってテキパキと的確な指示を出してくれます。丸亀市「ニューレオマワールド」→綾川町「道の駅 滝宮」から高松市「高松空港」→「道の駅 しおのえ」と順調に進み、さぬき市「第88番 大窪寺(写真)」から妻のお遍路開始です。
道中雨が降ってきましたが、お寺に到着と同時にお日様が。3人の行いが良かったからかは分かりませんが、一気に暑くなってきました。

「道の駅 ながお」を経由して「第87番 長尾寺」に。Takeさんはすでに結願を済ませているので、妻にいろいろとアドバイスをいただき感謝です。

「道の駅 みろく」から「第86番 志度寺」へ。ここまで順調です。

再度高松市に入り五剣山を登って「第85番 八栗寺」を参拝。本堂を撮り忘れたので写真は多宝塔です。

ここでお待ちかねの「うどんタイム」です。Takeさんからは香川ではうどんのはしごは当たり前と聞いていましたが、旅程が早まりすぎて超人気店の山田家一店に絞りました。ちなみにココの屋敷は登録有形文化財となっています。

3人とも「釜ぶっかけ」を注文(私だけ定食・・笑)し、本場讃岐うどんを味わいました。やっぱりメチャ旨です(^_^)

屋島ドライブウェイを登り「新屋島水族館」CPをゲットして「第84番 屋島寺」へ。写真は蓑山大明神で本堂の右にあります。四国狸の総大将「太三郎狸」と呼ばれる土地の氏神だそうです。

参拝後は屋島を散策。売店のテラスでティータイムとなり、Takeさんとハイドラ談義で盛り上がりました。日本全国のCPをほぼ網羅しているので、話が深く楽しいです。情報交換も有意義でした(^_^)v

ドライブウェイを下る途中の駐車スペースから源平合戦の古戦場跡を眺めました。素晴らしい展望でした。
そして・・ついに名残惜しくも高松市内でTakeさんとお別れとなりました。素晴らしい香川県をご案内いただき、ありがとうございましたm(_ _)m

私たち夫婦は残りのCP巡りを継続。まずは観光名所の「栗林公園」へ。これにて香川県観光名所もコンプリートです(^_^)v

時間に余裕があったので、しばし散策して素晴らしい景観を楽しみました。

「田村神社」CPをゲットして、「第83番 一宮寺」を参拝。これにて今旅程すべて終了です。大満足な香川県巡りでした。

帰り道は夏休み疲れ?からか、すべての高速で渋滞もなくすんなりと帰れました。2日目は500km、トータルで1200kmの楽しい旅となりました。
今回から始めたお遍路参り。たまたま「逆打ち」スタートとなりましたが、拘りはありません。Takeさんのアドバイスのおかけで妻も参拝スタイルを確立できたようで、結願への期間など決めずノンビリと何回でも巡るつもりです。
何よりも四国のお師匠さんにお会いする口実にもなるので(笑)。Takeさん、本当にありがとうございました。次は田舎でよろしくお願いします(謎)
長文最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。