みなさん、こんにちは!
12月4~6日の3日間で鹿児島・指宿と熊本・天草中心に巡ってきました。
この2箇所はともに再訪となりますが前回はハイドラCP取得が目的で、観光名所なのにただの通過点のような旅でした。
今回は時間を取ってたっぷり楽しむことが目的です。ついでの神社と新規道の駅CP取得も忘れずに(笑)
タイトル写真は訪問前日に藤井聡太棋士が竜王戦を防衛した指宿白水館の会場です。
<12月4日(日)第一日 ~名古屋-霧島-串間-指宿~>
3日間しかないのでマイカーの旅は諦め空路に頼ります。中部国際空港6時30分発のSKY便でいざ出発!
鹿児島空港の所在は霧島市。レンタカー手続きを済ませ、まずは未取得CP神社の「鹿兒島神宮」を参拝。天気は曇り時々小雨でした。
姶良市まで西進して今度は観光、「龍門滝」です。高さ46m、幅43mの雄大な滝は古来から薩摩の名所とされ、「日本の滝百選」にも選ばれています。
さてここからは新規道の駅CP取得のため東九州道に入って一気に宮崎へ。下道合わせて85km走って串間市「道の駅くしま」です。
今度は桜島方面に向けて東進すること70kmで垂水市「道の駅 たるみずはまびら」へ。この無駄な走り方はハイドラーの悲しい性です(笑)
桜島フェリーで鹿児島市に向かうのですが、思ったよりも乗船待ちのクルマが多く予定より1時間ほど遅れてしまいました。桜島は最後まで全景を見ることができず残念でした。
鹿児島市上陸からは一気に指宿方面へ。前回は立ち寄れなかった池田湖で休憩。謎の巨大生物?「イッシー」で有名です。
続いて本土最南の駅となる指宿枕崎線「西大山駅」です。今まで2回近くを通ったのですが時間に追われていて立ち寄れませんでした。列車にも乗る予定だったのですが1時間遅れが響き断念、でもこの3ヶ月の間に最北駅「稚内」とともに訪問できて満足です。
指宿駅まで進み、周辺に9箇所もあるポケモンマンホールもついでに全部取得しました。写真は最後に立ち寄った「指宿園地」です。
駐車場から望む魚見岳です。あっ今回の相棒はルーミーで、対馬と同一車種でした。
目と鼻の先の「鹿児島 砂むし温泉 指宿白水館」さんにチェックイン。6年ぶりの再訪です。ちなみに藤井聡太さんはこの日の午前にチェックアウトされたそうです。
部屋は前回と同じ薩摩客殿の和洋タイプ。ただ前回は1200kmオーバー運転後だったため記憶があまりありません。
今回は思いっきりホテルを楽しみます。まずは砂むし風呂の初体験、砂の重さを感じながらのポカポカは極楽でした。砂を流して元禄風呂へ。露天→内湯とゆったりと温泉三昧。十分に温まった後は夕食です。
前回は食事途中で落ちましたが、今回は元気いっぱい。くどいですが多分全部の料理です。満腹×2、とにかく美味しかった~
食後は部屋でまったり。この日の走行距離はわずか285km、前回の1/4以下です。テレビを見ながら部屋を満喫しウトウトzzz
===================
<12月5日(月)第二日 ~指宿-人吉-八代-熊本-上天草-天草~>
朝は温泉から、松雲風呂を楽しみました。
美味しい朝食をいただいてチェックアウト。今回はたっぷりと指宿を楽しめました。
九州道に乗って北上、熊本県に入ります。150kmの走行で人吉市「道の駅 人吉」へ。
北西へ55kmほど走って八代市「道の駅 東陽」です。
熊本城近くの「藤崎八旛宮」で参拝。
市内西部まで進んで「高橋稲荷神社」、派手な神社でした。これにて今旅の神社CP取得ミッションは完了。
宇土まで下ってR57を天草方面に西進、天草五橋第一橋手前の宇城市の三角西港で休憩。この港は世界遺産に登録されているそうです。写真は「浦島屋」で明治の時代の宿を復元したそうです。
本日のメインは「天草五橋」です。前回はただ走っただけで終わってしまい不完全燃焼でした。今回はたっぷりと、まずは船から楽しみます。
4号橋を渡った袂(前島)にシークルーズという観光船を運航する会社があり、事前にHPから「天草五橋クルージング」を予約していました。まずはお洒落な建物の写真「ミオ・カミーノ天草」に入り、チケットを購入します。
出航時間が近づくとそれまで強く降っていた雨がピタリと止みました。船はセレナ号という格好いいクルーザー。60人乗りなのに、なんと乗客は私たち夫婦2人だけで“貸切”となりました。
いざ出発! 左上から時計回りに「5号橋を下から」、「橋周辺の小島」、「海上水族館シードーナツ」、「船越しの2号橋」と、いずれも海上からならではの景観です。
今回の航路を赤線に。五橋クルージングを謳っていますが、実施に巡るのは四橋です。それでもとても楽しめた30分の船旅でした。
ここで天草五橋を撮影写真で整理します。1号橋の天門橋は三角西港から、厳密には奥側の橋です。
残りの4橋は船からです。大矢野橋 (2号橋)、中の橋 (3号橋)、前島橋 (4号橋)、松島橋 (5号橋)でコンプリートです。
まだ終わりませんよ、次は上から攻めます。事前に調べていた絶景スポット「高舞登山(たかぶとやま)」へ。ここを登る道は激狭でヘアピンもあるので行かれる方は注意してください。登り切ると駐車場があり、そこから展望台まで軽い登山です。
展望台からの眺めは素晴らしすぎます。この写真はiPhoneのパノラマ機能で撮影、天草五橋をすべて見渡すことができます。
その中で、このカットが一番おいしいところでしょうか。天気はやや残念ですが久しぶりに電流が走ったような衝撃を受けた絶景でした。
続いてはメジャーな展望スポット「千厳山(せんがんざん)」です。こちらのクルマ登山道難易度は高くなく、駐車場から展望台まで歩きますがそれほどキツくありません。
展望台からの景観です。決して悪くはないのですが…やや暗くなってきたことと相まって、どうしても前場所の残像と比較してしまいます。ちなみにココから1号橋は見えません。
天草五橋を満喫した後は松島有料道路で天草市に入り西進。宿の「ホテルアレグリアガーデンズ天草」にチェックイン(写真は翌朝撮影)。
まずは送迎バスで館外のペルラの湯舟という温泉施設へ。こちらもいい湯でした。
たっぷり温まって夕食会場へ。
懲りずにこちらも全品撮影しました(^^;)
この日は今旅最長の330km以上走りましたがあまり疲れはなく、天草五橋の余韻に浸りましたzzz
===================
<12月6日(火)第三日 ~天草-長島-伊佐-えびの-霧島-名古屋~>
いつもながら寂しくなる最終日。早朝温泉後にバイキングの朝食です。やっぱり魚介類が美味しいです。
明るくなってホテル近辺を散策。ホテル下の公園には天草国際トライアスロン大会記念碑が。「トライアスロン発祥の地」を謳っていますが、それは皆生温泉のはず。どうやらオリンピックと同距離(51.5km)のレースを初めて開催したのが天草だったようです。
ホテルは海を望む高台にあり、眺めがとても良いです。北向きの視界は雲仙岳を望みます。そういえば前回の天草は島原からのフェリーでした。
チェックアウト後は北進、前回上陸地点の鬼池港をかすめて「道の駅 天草市イルカセンター」へ。実はここでイルカウォッチクルーズを予約していたのですが、強風高波のため中止に。でもイルカウォッチはここだけではないので、何処かでまた機会があればです。
気を取り直して南下すること30kmで「道の駅 宮地岳かかしの里」です。廃校となった宮地岳小学校を再活用した道の駅で西日本では初だそうです。
敷地内はリアルな「かかし」だらけ。遠目からは本物の人間に見えます。でも不気味さでは四国の祖谷ですね。
さらに南下して「道の駅 崎津」へ。前回訪問時はCPになっていませんでした。これにて道の駅CP取得ミッションも完了。
ここまできたら「カトリック﨑津教会」も再訪。長崎県外で唯一の世界遺産に登録された教会にはクリスマスの飾り付けが。
鹿児島に戻るためさらに南下して念願の「牛深ハイヤ大橋」を走ります。
天草は島なので横断できる橋は上天草方面に限られます。ですので鹿児島に向かうのは三和フェリーさんが一番効率的なのでした。牛深港を出航、ルーミーは4m以下なのでお安く渡れました。
長島町蔵之元港に到着し、鹿児島県INです。
走行してすぐに「道の駅 長島 ポテトハウス望陽」に立ち寄りました。この展望カットは前回と同じですが改めていい眺めです。
黒之瀬戸大橋を渡って鹿児島の本土INです。
今旅で狙っていた観光名所、伊佐市「曽木の滝」公園駐車場に到着。紅葉がお出迎え、施設はかなり整備されています。案内に沿って滝に向かいます。
まずは手前の観光案内所展望台から滝の全貌です。滝幅210m、高さ12mの壮大なスケールを誇ります。
そして川沿いの展望所から間近に。ものすごい迫力に圧倒されました。「東洋のナイアガラ」の異名はダテではありません。
川沿い橋に向かって進むとインスタ映えスポットとして有名な洞窟も楽しめます。いやぁ、行って良かった!
時間に余裕があったので思い切って「えびの高原」にも足を延ばしました。霧島バードラインを延々と登り展望所の気温は1℃でした(^^;)
韓国岳の左側は常にモクモク雲が湧き全貌は見られませんでした。
えびのスカイラインを下ってR223から霧島神宮へ。何とか参拝時間には間に合いました。やはりこの神社は特別です。
鹿児島空港そばでレンタカーを返却して、空港ターミナルで夕食。なぜだか無性にラーメンが食べたくなり注文しました。
20時30分の遅いフライトで22時前に中部国際空港到着。UXで無事に帰宅しました。今回の九州内走行距離はトータル900km弱、結構走っていますが回る箇所が少ないのでさほど疲れはありません。
狙い通り指宿と天草をじっくり味わえて、さらに素晴らしい滝も見ることができ、充実した旅となりました。
今後もこのような旅を増やしていきたいと思っています。
長文最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。